〜真・恋姫?夢想 孫呉伝〜第三章第四幕
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〜真・恋姫?無双 孫呉伝〜 第三章第四幕

 

 

 

 水関の戦いは、幕を開けた。

連合軍と、董卓軍が互いの刃を交える戦場で二つの大きな衝突が起きている。

御使いと神速が疾き刃を交えているころと時を同じくして異なる場所にて。

先の二人とは全く異質で真逆な戦いが起こっている。

 

轟と轟がまさしく轟音を響かせる戦いをしていた。

一刀と霞の戦いが疾さもった戦いであるならば、こちらは力をもった轟の戦いだ。

 

――大剣と戦斧。

 

二つの重量級武器が激突する音は、互いの氣の衝突も相まってひときわ大きく戦場に響き渡っていた。

そのなかにあって、悠里は一刀に毒づきたい気持ちで一杯になっていた。

(これを生け捕りって、随分と無茶な要求を)

安請け合いをしたかなと思い、内心で首を振る。

一刀に応えたいと考え引き受けたのはほかならぬ自分自身だ。そこにこんな女々しい後悔は必要ない。

そもそも、後悔するぐらいなら最初からやらないのが、自分の基本的な姿勢だ。

ぱっと思考を切り替える

毒づくなら一刀にではなく自分にするべきだ。

それ以前に、今はやると決めたことをやるべき時。

であれば、加減はナシだ。これ以上出し惜しみをするのは、望ましくないし、何よりこの相手にそれを続けるのは自身の身が危うい。

「ふぅ、さて・・・往生きますか」

小さく囁く。

慚鋼は加減をしにくいが、全力で向かってくる相手に対してこのままでいるのは非礼になってしまう。何より武人としての誇りがそれを許してはくれないのだ。

「ふっ!」

「来るか!!」

離れた間合いから一気に踏み込み、華雄の戦斧の間合いの手前で跳躍する。

そして、振り上げた慚鋼を一気に振り下ろす。

「烈震」

呟く声はその一撃を示す技の名。

「!!!」

それを馬鹿正直に受け止めたことを、華雄は直後に後悔することになる。

悠里の一撃を受け止めた瞬間。

戦場一帯に轟音が響き渡った。

 

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轟音が響く水関。

もう一つの戦場。

「おーおー。派手にやっとるみたいやな」

「・・・悠里」

間違いなく、今感じた尋常ならざる氣は悠里のものだった。が、今やるべきことは悠里の心配ではない。

明らかに各上の相手にどうやって勝つかを考えることだ。

それは最初から分かっていたこと。

今の自分の実力が付け焼刃であることなど百も承知。だが、だからと言って退くわけにはいかない。

燕が、悠里が、孫呉の兵が、劉備の兵が奮闘しているというのに、「やっぱり敵いそうもないから退きました」なんて御免被る。

否――。それ以前に退く心算など最初からない。これは、自分の願いなのだ、これに背を向ければ、俺はそのために貫いた意地に泥を塗ってしまう。

それは嫌だ。

「ええ眼や・・・自分、ほんま強いわ」

いまだ力を失うことのない、一刀の瞳に、ただただ張遼は、感心した。

同時に考える。

もし――と。

もしこの相手が、自分たちの味方だったら、こんな戦は避けられただろうか。こんな男と肩を並べて戦うことができただろうか。あの小さな君主が背負っているモノを軽くしてくれただろうか――と。

(・・・目の前にあるのが現実や。せやけど・・・そんな夢みたいなことががあったんやったら・・・それはそれで)

あり得ない、だが、その“もし”があったならそれはとても素晴らしいだろう。

だが、現実は無情だ。

そんなもしもを考えさせる相手は、悲しいかな敵なのだ。確かに、最初に視線で言葉を交わした。その時、あの目から感じた言葉はきっと本当だろう。

本気で、討つべき相手を救おうとしている。

それだけじゃない――きっとこいつは自分たちも。

(・・・やからこそ、見極めなあかん。)

月を――本当に託せるかどうかを。

「さぁ、いくで!!」

神速の二つ名を持つ武人が、半身たる偃月刀を構え、一刀に躍り掛かった。

一刀は退くことなく、それを迎え撃った。

 

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二人の剣戟は、疾かった。

周りでは兵たちが奮戦しているにもかかわらず、二人が牙を交えているその場だけは、まるで切り取られているように別世界だった。

(すごい・・・)

それが燕の抱いた感想。

この時、彼女はここが戦場でなかったらと思った。

張遼が仲間で、一刀と手合わせをしている。

そんな、あり得もしない状況であったなら、きっと自分は、何もかも忘れて、この二人の戦いに魅入ったことだろう。

だが、悲しいかな張遼は敵で、ここも孫呉の城ではなく、水関。

しかも絶賛、戦争中だ。

「今は、自分の仕事を・・・する!」

 

――紅と蒼

色の異なる、二振りの剣を自在に操り、戦場に舞う一羽の小鳥。

燕という名を持ちながらも、その戦うさまは猛禽のそれである。

小柄な少女である彼女は、それでいて体格で上回る敵兵を圧倒するさまは敵を畏怖させ味方を鼓舞させ、勢いを更に増させた。

香蓮に見初められ、一刀と巡り合ったばかりのころよりも、更に研ぎ澄まされた剣技と殺気。

その身は小柄なれども、香蓮たちに歴戦の兵にも引けを取らない武を誇っていた。

彼女はその武を躊躇うことなく振るい続ける。

己が忠を捧げる一刀のために。

空っぽの自分に“こころ”をくれた一刀のために。

何よりも、大好きな一刀のために。

賀斉 公苗はただそのためだけに戦うのだ。

迷わぬがゆえに強い。

その一途さは、思春とよく似ている。

違いがあるとすれば素直さだろうか。

だからこそ、二人は犬猿だったのかもしれない。だが、散々気持ちをぶつけ合ったあの時に二人は和解した。そして、出陣前――。

『燕・・・武運を祈る』

『・・・頭でも打った?そういうのは・・・一刀に言うべき』

『・・・ありえん』

『気になってるくせに。まあ・・・別にいいけど。ん、頑張ってくる』

意外な奴から激励をもらってしまったので、そちらのためにも“一応”とはいえその激励に応えねばならない。

「・・・」

そのことを思い出した燕は無言。

だがその口元には小さな笑みがあった。

 

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時間は否応なしに流れていく。

そして、早くも一刀の息が軽く上がり始めた。

――わかっていたことだ。自分と彼女達では総合的な実力で劣っているため、長期戦は言うまでもなく不利でしかない。

これ以上時間をかけては確実に負けてしまう。

(・・・畳み掛ける)

腹を決めよう。

剣戟の一撃に力を込めて弾く。そのほんの一瞬の隙をついて間合いを取った一刀は刀を鞘に納め上体を沈めた。

確実に踏み込んでくるということを想起させる構えだったが、その構えを見た瞬間、張遼は背筋が一気に寒くなったのを感じる。

 

――見え見えだと侮れば間違いなく自分は獲られるだろう。

それだけの洗練された氣と殺気――否、闘気を感じる。

 

そう感じた張遼の勘は間違いではない。

“神速”の二つ名をもつ武人よ、括目するがいい。

今この瞬間、北郷一刀という男は、彼女たちと同じ地平に立ったのだ。

かつて、この世界に降り立ったばかりの頃、“江東の虎”の異名を持つ女傑に戦慄を与えたほどの力を、己が信念を貫くために解き放とうとしている。

(・・・さあ、征こう)

残りの自分のすべてを出し切って、ただ駆け抜けよう。

「――瞬刃」

次の瞬間、“神速”の二つ名を持つ武人に、“神速”の一撃が躍りかかった。

一刀が踏み込んできたその刹那、張遼は思った。

 

――ああ、やっぱり強いわ。

 

もし、死ぬことになったとしても、自分は満足して死ねるだろう。

この相手を敵として巡り合せた神様に少々恨みがましく思いつつ、感謝した。

 

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孫呉の本陣で、香蓮は戦場の空気の一部が、その色を変えたことに、逸早く気が付く。

「勝負に出たか」

さて、決着が近いな。

一刀の場合は、短期決戦が基本だ。長丁場をこなすには、まだまだ鍛錬が足りない。だが、しかし、短期決戦においては“経験が少ない”という理由で、私たちに負けているが、アレの心中に“やっぱり負けた”だの、“仕方がない”というのは、ない。

そんな、腑抜けたことを言うやつが、手合いの度に、あれだけ喰いついてくるはずがないのだから。

そう、一刀の中に諦めはない。常に、“幸い”に至る道を模索し続けて、ここがそうだと判断したら、決して退かないし、諦めない。

だから、孫呉は一刀の提案を受け入れた。

もちろん、それが失敗だった場合の路も作ってある。

それは、酷いんじゃないか。なんて言う一般論は、はっきり言って夢見がちな馬鹿の言うことだ。

(であれば、劉備は・・・間違いなく、馬鹿の類だ)

だが、一刀はそれを踏まえていて。出立前の会議において、そのことを冥琳と穏に頼んでいた。

周家の御令嬢や伯言は、苦笑しながら引き受けていたな。

(だが、一刀よ・・・冥琳も穏も。いや、違うな。誰も、お前が失敗した場合など、望んでいない。)

 

――だから。

 

だから、勝て。

勝って、望みの一歩を刻み、そして生きて、あたし達のいるこの本陣に帰ってこい。

らしくはないと思いつつ、かつて一刀に教わった願掛けの格好をしてみることにした。

「――」

目を閉じ、両の手を合わせる。

一刀の勝利を、香蓮はささやかながら、祈るのだった。

 

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「瞬刃」

その一言が聞こえた瞬間、自分の体が反応した。

「っ!?」

聞こえてきたのは、刃が交じり合ったときに聞こえてくる甲高い金属音だ。

――疾い。

今、自分はこれまで培ってきた“経験”で防いでいた。

しかし、驚いている暇がない。寒気が全くおさまってくれない。

「は、ははっ♪」

感じて、応じろ。

迎え討て、後れを取るな。

楽しい。たまらなく楽しい。

「ええな。たまらんわ!」

「そりゃどうも」

攻撃の勢いが先程よりも増している。こちらの上を往こうとしているということが、はっきりと感じ取れる。

氣の使い方が綺麗だ。

――上手い。ではなく、綺麗。

こんなにも美しさを感じる氣は初めてだ。

自分もそうだが、とにかく武将という連中は、氣を使えてはいるのだが、大概の場合、見た感じが荒い。美しさより、力強さしか感じない。

だが、今自分が相対している相手はどうだ。

力強さは感じるが、荒くはない。ただ美しく、静かだ。

最小の力で、ただ、純粋なまでに身体能力の強化のみに使っている。

恐らくは、それ以外にも使い道があるに違いないが、無駄な消費を抑えているのだ。勝利をつかむ、ただそれだけのために。

 

――しっかし、最初より遅いわ。・・・ああ、そういうことか。あれ、技なんやな。

威力、速さともに文句なしの一撃やった。せやけど、最初以降に使ってけえへんあたり、乱発できへんみたいやな。

 

そう、思っていた時、腕に微かな痛みが走った。

 

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(血?)

小さな切り傷。それが、痛みの正体だった。

(は?全部捌いたはず・・・いつの間に)

今も攻撃が通っている気はしないが――。

(っ!?)

また痛みを感じた。

次は足。

袴がわずかに裂けている。

(どういうことや!?)

訳が分からないし、驚いてはいるが、それ以上に楽しくて仕方がない。胸が高鳴るのを抑えておくことが出来ない。もっと、もっとこい。

「とことんやろうや!!」

「負けない!」

力強い返事が終わった途端に相手の速さが一気に増した。その意味するところを、張遼は瞬時に察した。

ああ、そうか自分に傷があった理由を今になって理解した。

緩急をつけていたわけだ。それに気が付かないとは、自分もまだまだ甘い。

しかし、今は反省すべき状況ではなく、相手の速さの意味だ。

そう、この加速が意味することは。

 

――決着をつけに来たのだ。

ああ、だったらこちらもそれに応じよう。逃げるなんて言う真似は、己の誇りと信念が許してはくれないし、最初から選択肢に存在しない。

「自分、最高や。せやからウチも、獲らせてもらうで!!」

最初からそのつもりではあるが、宣言せずにはいられなかった。

 

疾かった剣戟は、その向こう側、神速の領域へと至っていた。

「ああああああああああああああっっ!!」

「おおおおおおおおおおおおおおっっ!!」

二人の声は、最早雄叫びと化している。

言葉などという複雑になった音ではなく、単純なまでに勝利への執念がその声を絞り出しているのだった。

 

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一刀は、己の限界を感じていた。

この速さを維持するのに手一杯になりだしているのがはっきりとわかる。

だが、だからといって止めるわけにはいかないのだ。

だから、喰らい付くしかないない。

勝つために。

(なのに・・・クソっ)

視界が一瞬霞んだ。本格的に危険な領域に来始めている。

だけど、負けたくない負けるわけにはいかない。

(・・・ここだ!)

僅かに一呼吸、タイミングをずらした。

瞬間、張遼の攻撃に、コンマ一秒以下の、わずかなタイミングのズレが生じた。

「おおっ!!」

「!!」

その一瞬で間合いを取り一刀は構える。氣の残量を考えると、もうこれで決めるしかない。

集中しろ、淀みを無くせ。研ぎ澄ませろ。気迫を高めろ。

瞬刃の速さを凌駕する六つ目の奥義。

正直、馬鹿な選択だと思う。だって、この奥義は。六の太刀は――今まで成功していないのだから。

だけど、本能が告げた、これだと。

何か理由があるわけではないけれど、それを信じてみようと思った。

香蓮に事の顛末を話したら、きっと豪快に笑ってくれるだろう。

 

それを見てみたいと思う。

きっと他のみんなもそれぞれの反応を見せてくれるに違いない。それは非常に楽しみだ。

まったく、命がかかったこの状況で、よくもまあ思考に余裕のあることだ。

ああ、肩が少し軽くなった気がする。

それじゃあ、まぁ、往生しますか!!

焦りは身を潜め、よくわからんが、腹も据わった。

泣いても笑ってもこれがラストチャンス――全力でいってやる。

「音断」

刹那、戦場から、ありとあらゆる音が消えた。

 

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静寂。

あり得ない。

ここは戦場だ。そして今、戦争をしているのだ。音がなくなるなんてことは、敵味方を含めて、全軍が全滅しなければ、怒る筈がないのに。

なのに今、音がない。

その疑問が。刹那の思考だったが、体が危険を促した。

(あかん)

そう思った。自分はここで獲られる。今の空白は致命的だ。

だが相手は、こちらに踏み込んでこようとしてそのまま倒れた。

立ち上がってくる様子もない。

張遼は、事の顛末を察して、構えを解いた。

(限界やったか)

目の前で倒れている男は、間違いなく、己が氣を使い果たしてそのまま気を失ってしまったのだ。

ここで終わりだということが残念に思えた。もっと戦いたかった。

正直見逃してやりたいと思いはするが、生憎と情けをかけるわけにはいかない。この場で終わりにしなければならない。

そうしないと、己の王を護ることはできないのだ。

「悪いな。自分、めっちゃおもろかったで」

歩み寄る。終わらせるために。

 忘れないようにしよう。この相手の名前を――確か。

「北郷一刀・・・やったな・・・・?」

「止まれ」

止めを刺そうとする張遼と、気絶している一刀の間に燕が立っていた。

焔澪を両の手に握ったまま、殺意を漲らせている。

「はいわかりましたって言うとでも思うとんの?あんたこそどきや」

――疾いな。それに強いわ・・・

「殺すぞ」

どうにもこの相手は、会話をする気がないらしい。殺気が収まるどころか増しているあたり、あと二歩といったところか。

どうしたものかと、考えていたら、戦場に銅鑼の音が響き渡った。

「撤退の合図やと!?」

訝しげに水関を振り返ると、伝令が急ぎ姿を現した。

「張遼将軍!!」

伝令は馬を降りると、張遼に耳打ちをする。

「そういうことか。しゃあないな・・・撤退!!」

大きく息を吸って、号令を告げると、今も戦っていた兵たちは、将軍の指示に従い、撤退を開始した。呉や、劉備の軍も、余計な犠牲を出さないために、追撃をしようとはしなかった。

そして、未だその場に残る張遼は、燕の背後に倒れている一刀に視線を向けると。

「ふむ、なぁ自分、一刀に伝言頼んでもええか?」

「?」

相手が殺気を引っ込めたのに合わせて、燕も殺気を仕舞い、張遼の問いに対して首を傾げて、そして頷く。

「あのな――」

 

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あとがき

 

第三章第四幕。ようやく終わりました。

一刀対霞の戦いはひとまず幕となります。決着は、霞に軍配が上がる結果となりました。燕の乱入や、霞側の事情のおかげで、死は免れましたが、一刀は初めての敵将との戦いで敗北することとなったのです。この結果が、一刀の今後にどんな変化をもたらすのでしょう。変わらないかもしれないですが、ひとまず、今回の戦いを以て反董卓連合編における一刀の戦闘は終わりです。

第三章も残すところ、水関における悠里VS華雄と、虎牢関における連合軍VS恋・霞。そして洛陽に乗り込むという三つのみとなりましたが、引き続き楽しみにしていただけたら幸いです

先程、一刀の戦闘は終わりと書きましたが、一刀の出番そのものが終わるわけではありませんのでご心配ないように。むしろ彼の武ではない一面が大いに活躍を見せるのです。ただ、戦闘に参加しない分、やはり出番は減ってしまいますが、ご了承ください。

四月となってはや三日が過ぎましたが、未だ寒さが残る今日この頃、読んでいただいている皆さまには感謝の言葉を贈らせていただきます。

なお、今回の投稿は、魏エンドアフターの“ただいま・・・おかえりなさい”の第二話もお届けさせていただいております。そちらも楽しんでいただけたら何よりです。

それでは、次回の孫呉伝をお楽しみに――。

Kanadeでした。

 

説明
今回の第四幕を持って、物語は佳境へと向かいます
一刀VS霞の戦いをどうぞお楽しみください
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コメント
続きが気になってしょうがない!!!(sonron)
更新まってます!!(向日葵)
待ってました!さてさて、目を覚ました後の一刀は何を思い、どうするのか。次回も楽しみにしています。(kyowa)
待ってましたよ!! 続きも楽しみにしています。(samidare)
お待ち申し上げておりました!続きも期待しています。(mokiti1976-2010)
おおっ待ってました(T ^ T) ちょっと読み直してきた方がいいかも( ̄▽ ̄)(断金)
誤字の指摘をしてくださったお二人様、ご指摘感謝します。たった今、修正させていただきました(kanade)
一刀は霞との戦闘で新しい奥義を使えるようになりましたか。9p「焔澪を量の手に」→「焔澪を両の手に」では?(量産型第一次強化式骸骨)
終わり方がいじらしいまた見たくなる、続きが気になってくる・・・・・次回待ってます!!!(黄昏☆ハリマエ)
待っていました\(^o^)/今回は一刀は負けてたけど今後の成長に期待です。あとあとがきの「今回の戦いを以て」の後が反が半になってます(まーくん)
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