K-ON!+EXPLORES...第43話・合宿part1・幸宏編!
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「今日も幸宏君来てないね・・・」

 

私は前にある幸宏君の机を見つめる

夏休みまであと1週間というところで

実は3日前からもう来ていない

 

「大丈夫だよ梓ちゃん!」

 

「きっと風邪だって」

 

?

「そうだよ中野さん、あいつなら来るよ」

 

??

「いっつもあんなテンション高いんだから、心配はねーさ」

 

 

そういって皆私を励ましてくれた

 

ちなみに?と??の人は、志田渚(しだなぎさ)君、島添出(しまぞえいづる)君

 

「・・・そうだといいんだけどね」

 

ガラッ!

 

「朝課外始めま〜す」

時計はすでに7時40分を回っていた

入ってきたのは担任でもある数学の藤本先生

とても優しい人で、予習をしなくても一切起こったりしない

私は予習をしているけど・・・

かといって人気の先生ではない

『教えるのが下手』とかそう評判売っているらしい

 

藤本

「それと皆さんに残念なお知らせがあります」

 

全員

「???」

 

藤本

「『黒葛原幸宏』君は残念ながら3日前から病(・)気(・)で入院しています、本人が『決心つくまで言わないでください』と言っていたので黙っていました」

 

皆は驚愕の声をあげる

 

「うそぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!?」

 

「マジすか!?」

 

「そんな・・・・・・」

 

「あんなに元気だったのにね」

 

「心配だな〜後でお見舞い行こうよ!」

 

藤本

「鈴木さん、お見舞いは1週間は両親以外は面会謝絶ですので気をつけてください

私も1週間後にお見舞いに行くつもりです、その後にお見舞いはお願いします

皆さん黒葛原君がいなくて寂しいでしょうけど、頑張っていきましょう

では授業に入ります、P20の事象のとこを開いてください」

 

 

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~放課後~

 

ガチャん!!

 

正樹

「おいッス」

 

「あら皆さんご一緒に・・・」

 

「よ〜2年男子諸君!どこにいっていたんだよ〜?」

 

圭哉

「まあちょっとな、いろいろあってさ」

 

ガチャン!

 

泰広

「あ、やあ梓」

 

「・・・・・・」

 

「ユキ君は?それにあずにゃんどうしたの〜?」

 

「あんなにいつもテンション高いのに〜」

 

「そうだよね〜楓ちゃん!何かきっとあったに違いない!」

 

「先輩達に言われたくないです!」

 

「それじゃあどうしたんだ?本当に浮かない顔していたぞ」

 

「実は幸宏君は・・・・・・」

 

 

 

梓は今朝の知らせを全て話す

すると・・・

 

 

 

「うそぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!???」

 

「あんな元気だったのに!!?」

 

圭哉

「確かに3日も休んではいたけど・・・」

 

泰広

「向こうも大変だね・・・」

 

「心配だな・・・」

 

「あれ?まーくん驚かないの?」

 

正樹

「別に・・・病気なんて油断してりゃあ誰だってなる、元気な野郎でもな」

 

「心配ね・・・皆でお見舞い・・・」

 

「それがお見舞いも1週間面会謝絶だそうです・・・」

 

泰広

「そんなに重体なの!?」

 

「分からない、とりあえず電話してみないと・・・」

 

 

 

 

 

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幸宏

「あ〜ヒマい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

 

 

 

俺はベットに寝転んでテレビをつける

現在俺のこと黒葛原幸宏は理由あって入院中

 

 

 

 

幸宏母

「ゴメンなさい、私がずっと一人暮らしさせたりして・・・」

 

 

横に座っていた母さんがいう

 

 

幸宏父

「こいつもこいつだ、毎日夜更かしして料理に塩分を増やして無理もしてればこうなっても仕方ない、自業自得だ!」

 

幸宏母

「あなた止めてください!もとわと言えば私が外国で仕事なんかしてなければ・・・」

 

幸宏父

「幸宏も高校生だ、一人暮らしぐらいよほどの事が無ければ大丈夫だろう!仕送りもちゃんとやっていたんだ」

 

幸宏

「わーーーーーったよ!俺が悪かったって!もう面会時間終わりだぞ!」

 

幸宏父

「・・・・・・っ!母さん帰るぞ!」

 

幸宏母

「ああ、あなた!・・・ゴメンね幸宏、父さんあなたのために言っているから・・・」

 

幸宏

「いいよ・・・俺が悪いんだから、早く行けって・・・」

 

幸宏母

「それじゃあまた来るときは電話するわ・・・」

 

幸宏

「はいはい、じゃあな」

 

 

ガラッ!

 

 

幸宏

「ハァ〜・・・あんなに言わなくてもいいだろ、俺も悪いけどあのおやじ!」

 

俺はテレビのチャンネルを変えて夕焼けの出ている窓の外を見る

 

「・・・しっかしなんであんな病気に・・・」

 

 

 

 

 

~5日前~

 

幸宏

「はあ眠い・・・」

 

 

 

俺は欠伸をしながら布団から出て着替える

 

 

 

 

幸宏

「やけにダルイ・・・いつもとなんか違う・・・」

 

 

俺は毎日予習もあって3時間睡眠だ

おかげで毎日きついハメだったが今日に限ってはやけにダルかった

 

 

幸宏

「熱はないけど・・・とりあえず学校は休んで病院にいこう・・・」

 

 

 

 

俺は学校に欠席の連絡を取って、病院に向かった

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

俺は検温を終えた後何故か検(・)尿(・)をして医者に呼び出されて・・・

 

 

 

 

 

 

医者

「こんにちわ黒葛原君、ここに駆けなさい」

 

幸宏

「こんにちわすいません、失礼します」

 

医者

「君今すぐ足を触ってみなさい」

 

幸宏

「いいから触ってみなさい」

 

俺は恐る恐る足を触ると・・・

 

幸宏

「え!!?何コレ!?」

 

そう俺が足を触るとそこには『触った跡』が残り、徐々に元に戻っていった

 

医者

「それが浮腫みだ、今すぐ入院してください」

 

幸宏

「一体何すかコレ!?」

 

医者

「君は『ネフローゼ症候群』という病気かもしれない」

 

幸宏

「治るんですか!?」

 

医者

「とりあえず最低でも3週間は入院絶対にしてもらいます」

 

幸宏

「でも学校・・・・・・」

 

医者

「学校と自分の命どっちが大事なんですか?」

 

幸宏

「・・・分かりました」

 

医者

「君の両親は?今すぐ来てもらいなさい」

 

幸宏

「無理です、今外国にいるので・・・」

 

医者

「分かりました、私から電話で話しておきましょう、電話番号を後ほどお願いします」

 

幸宏

「とりあえず俺は・・・」

 

医者

「とりあえず4人棟病室を用意しておきます、そこに行ってください」

 

幸宏

「分かりました」

 

 

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幸宏

「まあ確かに学校サボれるからいいけど、1ヶ月半も外に出れないなんて・・・」

 

 

俺は私物のパソコンを起動して動画サイトでアニメを見る・・・

 

 

幸宏

「軽音部か・・・とりあえずまたメールしとかねぇと」

 

 

 

 

俺はマナーモードにしている携帯電話を取ると・・・

 

 

 

 

 

幸宏

「あれ?着信履歴が・・・」

 

 

 

 

 

説明
幸宏編です

これは僕の実際の体験談でもあります、あの時は本当につらかったです・・・w

では43話目どうぞ〜^^

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気になりますとはどういう意味でしょうか?^^;(ぎゃーす)
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