リリカルなのは、物語を守る者と壊す者 |
第二話「介入開始」
海斗SIDE
「さてと、此処がリリなのの世界か?。にしてもこれからどうすっかなぁ。」
俺は転生が終わってリリなのの鳴海市にいる。
「んーまずは現状を確認するか・・・・ん?何かポケットに入ってる、何だ?」
ポケットに手を突っ込むと一枚の手紙があった
「えーと、何々?【こんにちは、海斗様。無事に転生できたようですね。少し補足をしたいと思います。今の貴方の年齢は9歳です。そして原作開始の2ヶ月前になります。
まだタナトスに動きはありませんがすでにタナトス側の転生者が送られたと思われますので注意してください。
家やお金などは此方で用意させていただいたので安心してください。
では、また連絡させていただきます。それでは】
・・・・なるほどねぇーうっしとりあえず家に行ってみっか・・・」
俺はエレナの手紙に書いてあった住所に移動した。
「・・・ここか・・・まぁとりあえず、中でどうするか考えるとするか・・」
そう言い家に入っていく・・ちなみに一軒家だった・・・しかも結構でかい
家の中に入ってまず目に入ったのは机の上に置いてあったブレスレットだった。
この下にまた置き手紙があった。俺は椅子に座り手紙を読む
・・・・・・・・・・なるほど・・・・・・
「つまり、アンタは俺のデバイスって訳か・・」俺が呟くと。
「はい、音無海斗様。これからよろしくお願いします。」ブレスレットから言葉が返ってくる。
「ま、よろしくな。それより名前は?なんかあるのか?」
「いえ、私には名前がありません、よろしければ名前を付けてもらえませんか?」
そう言ってくるデバイス
「OK、少し待ってくれ」俺は腕を組み考える。
(うーん。とは言ったもののどうすっかなぁ・・・何かあるかなぁ・・・・!決まった)
「よしあんたの名前はオラクル、オラクルだ」
「オラクル・・認証登録・・登録確認・・これで私は貴方のデバイスになれました。
よろしくお願いします。マスター」
「よろしく頼むぜ。オラクル、さてこれからどうするかな」
俺はこれからのことを考え始める。
「これから・・・原作のこととタナトスの事ですか?」オラクルが聞いてくる
「ああ、とりあえず原作には介入しようと思う、少し位なら原作変えても良いって言われたしな。
とりあえずプレシアとアリシアを助けたい」
俺は原作の知識を持っているから少しでもいい方向に物語を持って行きたいと思う。
たとえそれが偽善と言われようとも・・・
「んでタナトス側の転生者だけど・・今は様子見ってところかな。
あちらさんがが仕掛けてきたらこっちも戦えばいいしな」
「なるほど・・・了解です。私はマスターの力になるだけです。」
そういってくる俺の相棒
「よろしく頼むぜ・・相棒!・・・っうし、決めること決まったし・・とりあえず介入のために訓練だ」
俺は勢いよく立ち上がりオラクルに言う
「これから面白くなってくけど、タナトスの奴に好きにさせねぇよ
世界を守って見せるさ、必ず・・・・そのためにやれることをやっていこう。後悔しない為に。
とりあえず訓練だ、行こうぜオラクル」
俺はオラクルを手に取り言う
「はい、マスター。必ず世界を守りましょう。」力強い返事が返ってきた。
「っしゃあ訓練だ!!・・行くぜ!!」
勢いよく家を飛び出し訓練できる場所を探しに行く
(必ず守ってやるさ・・・必ず)
俺はそう思い訓練できる場所を探しに行った
海斗SIDE END
一哉SIDE
俺が今居る場所は町の公園だ
「さて、ここがその世界なのか?・・・とりあえず現状確認だな」
そう思ったとき
(やぁ、お久ー。)頭の中に奴の声が聞こえてきた
(・・・・・)
( おや?どーしたの?聞こえなかったのかな?・・あぁ念話の仕方が判らなかったんだね、それなら考えてることを思ってくれれば伝わるよー)
奴は俺に念話のやり方を教えてくる
(・・・・それで?・・・何のようだ?・・・それに世界に介入できないんじゃなかったのか?)
俺は言われた通りにすると念話が出来たようで
(おっ痛いトコ突くねー。まぁ君に言い忘れた事があったから伝えに来たんだ。)
相変わらず笑いながら話してくる。
(なら早く話せ・・・こっちは色々準備とかが必要だからな・・)
俺は早く話すように言う。
(ははっ、相変わらず冷めてるねぇ。まぁいっか、んじゃあ伝えるよー。
今君が居る場所は鳴海市って場所さ。まぁこの物語の最初の場所って所だね。
んで原作のほうだけど二ヵ月後に原作が始まる予定だから介入しても良し介入しないも良し、そこは自由にしていいよー。
それにデバイスを君に送っといたよ、確認してねーあっ、それと今君は9歳になってるから気をつけてね。
エレナ側の転生者も既にこの世界に来てるみたいだねー、まぁこっちもまだ準備が終わってないから適当に過しててよ。それじゃ頼んだよー)
そう言うと奴の声が聞こえなくなっていった
・・・デバイス・・・確認と言ったが・・・・どれだ?
そう思い体を確認してみると胸ポケットに見たことも無いネックレスがあった。十字架のついたチェーンネックレスだ十字架の中心に赤いルビーが埋まっている
どうでも良いが、死神が十字架渡していいのか?
「(これがデバイスなのか・)・・・お前が俺のデバイスなのか?」俺がネックレスに聞くと
「その通りです。主。私が主のデバイスです」
ネックレスのルビーの部分がちかちかと点灯する。
「なるほどな、とりあえずお前の名前は何だ?」
「私には名前がありません、主の好きなように呼んでください。」そう言ってくる
「名前が無い・・・・か・・・好きなように呼べといわれてもな・・・・・!!
ふっ、こんな名前が思いつくとはな。
今からお前の名前はテスタメントだ」
俺は呟きデバイスに名前を付ける
「テスタメント・・・契約ですか・・なるほど・・・・登録・・確認・・・私の名前はテスタメントです、主よろしくお願いします。」
「あぁ。・・・・さて、まずは現状の確認だな」
「どうするのです・」テスタメントが聞いてくる
「まずは魔法の確認と向こう側の転生者の確認だ。
対策はそれから考えればいい。」
「了解しました。しかし此処での魔法の使用は感知される危険があります。
それに今日のところは一度休まれてはどうでしょうか? 」
「・・・・そうだな、少し整理したい事もあるしな。・・・だがここに俺の家があるのか?」
「それについては大丈夫です。タナトスが用意してくれました。
家と金銭については問題ありません。」俺の質問に答える。
「そうか・・・なら一度家に戻るとするか・・・ん?」
俺はそこで言葉を止める
「主?」テスタメントが不思議そうに聞いてくる
「・・・・・・・・・」
俺はベンチに歩いていくと
「うぅ・・・ぐす・・・」ないている一人の少女が居た
「どうして泣いているんだ?・・・お前は・・・」
少女にそう言って話しかける。
「ふぇ!?・・・ひっく・・・貴方は・・・誰?」少女が聞いてくる・・
「俺の名前は榊一哉。今日此処に転校してきたんだ・・・」
まぁ間違っては居ないだろう・・・転生も転校も・・・・
「私は・・・高町なのは・・・」
それが俺と高町との出会いであった
第二話・・・END
説明 | ||
こんにちは。二百式です 相変わらずの亀更新ですが更新します。 こんな作品でも読んでいただいて有難うございます アドバイスや感想などお待ちしております。 |
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コメント | ||
コメあざす、とりあえず原作とは少し違う感じなので、士郎さんはもう少しで退院って感じですね。(二百式) 原作二ヶ月前なのにまだ士郎さん死にかけてるのか・・・?(デーモン赤ペン) |
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