死にたがりの第八十三話 顔合わせ |
あらすじ
何か良いみたい
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「どうも、アースラの艦長を務めているリンディ・ハラオウンって言います」
今回は、またはやての家に管理局が来ております。
今回は顔合わせでございます。
ああ、ヴィータは、睨むのは止めなさい。
「僕は執務官のクロノ・ハラオウンだ。よろしく頼む」
「またの名を変態……」
「だから違うって!!」
毎度のクロノ弄り。
いやぁ、楽しい。クロノの反応が面白い。
「オペレーターのエイミィ・リエッタって言います。よろしく」
「えっと、民間協力者の高町なのはです。よろしくお願いします」
「委託魔導師のフェイト・テスタロッサです。よろしくお願いします」
「ユーノ・スクライアです、よろしくお願いします」
「フェイトの使い魔のアルフだよ、よろしく」
管理局側はこれで全員みたいだ。
結構こう見ると多いね……使い魔も込みだからかな?
「えっと……今度はこっちだね……。闇の書の主の、アニス・クロイツベルです……今更だけどね、よろしく」
「シグナムだ。よろしく」
「ヴィータだ」
「シャマルです。よろしくお願いします」
「……ザフィーラだ……よろしく頼む……」
「……アンクだ……」
「えっと、八神はやて言います。よろしゅうお願いします」
「こっちもこれで全員です」
うむ、こっちも意外に多かった。
て言うか多すぎですね、分かります……。
「えっと、アニス君」
「ん?どうしたのなのはちゃん」
「あの、オーズさんって使い魔は来てないの?」
……オーズ?
俺はアンクを見てみる。
……あ、目を逸らした……えっと、これは……うん。
取り敢えず、笑ってやろう、それはもう盛大に。
「あはははは!」
「何笑ってんだお前!」
「いやっ!だって!あははははは!あ〜、ウケるわwwww」
だってオーズってお前wwww
何でよりにもよってオーズwwwww
そして、そんな俺とアンクのやり取りを見てぽかんとしてる管理局側。
おっと、そうだったそうだった。
「アンク、元に戻って良いよ?」
「はぁっ……はいよ……っと」
アンクはグリードの姿に戻ると、管理局側は物凄く驚いた。
まぁ、そうだろうね。使い魔のトランスの魔法とは全然違うし。
「俺が……オーズだ。まぁ、そっちは偽名で、ホントの名前はアンクだ」
「ア、アンクさん……使い魔だったんですか?」
「あ?……いや、使い魔ではないけど……この世界ではそう言う風になってるらしいな」
「う〜ん、一から説明するのはとても事案が必要だから、それはまた今度と言う事で」
だって、グリードがどうとか欲望がどうとか言ってもねぇ。
お堅い連中には分からんって……。
「それで、今日は何を話すんですか?」
「そうね。今日は簡単に、今後に着いて話し合おうかしら」
「今後?」
「そう。こっちは協力すると言っても、蒐集の仕方も分からないわ」
「そうですね……まぁ、俺が説明しても良いですけども……俺のやり方は効率が悪いですし、何より俺しか出来ないですから。ここはシャマルに聞いた方が良いかもしれないですね」
「私ですか?……分かりました」
〜シャマル説明中〜
「と言う事は……管理外世界の生物にダメージを追わせて、弱らせてから魔力を蒐集すると」
「はい、そういう事になります」
うむ、サッパリわからない。
ごめん、魔眼の方が楽だわ、蒐集の理論的には……。
「所で、いつから蒐集をしますか?私達は毎日行ってるんですけど……」
「そうね……なのはさんとフェイトさんは学生だから、休日位しか行けないと思うの」
「はい……」
「そうなります……」
まぁ、しょうがないよね……。
て言うかリンディが決める事ではないと思うけども……。
「私なら毎日動けるけど」
「僕もです」
「……まぁ……ねぇ……どうする?」
「……私は別に大丈夫ですが……しかし、高町やテスタロッサは休日位しか動けないと言うのなら、スクライアとアルフを多用する事は避けたいですね」
「だよねぇ……」
「だったらさぁ、土日しか動けないんだったら、その二人も二日だけって事にすれば良いんじゃないか?後は、手が空いてる局員が出て来るとか」
「それは良い考えね」
「珍しいな。お前がちゃんと真面目に案を出すなんて」
「うっせぇザフィーラ!」
「こらこら、二人とも?喧嘩はアカンよ?」
何かヴィータがザフィーラに食ってかかる。
そしてそれをはやてが止める。
はぁ、どうしてこうなるんだか……。
「それで良いです」
「私もそれで」
「ありゃ、やけにあっさりですね?」
「だって、早くアニス君を助けたいから……」
「うん……」
「……ありがとう……」
良い子やねホンマ……良い子やねぇ……。
て言うかヴィータ、何故なのはを睨む……。
「こらヴィータ、何でなのはちゃんを睨んでるの?」
「睨んでねーです、元からこういう目つきです」
「嘘を付かない」
ぺチン……。
「だっ……だってさぁ……」
ああ、チョップしたけども、全然ききましぇーん。
かなり手の力なくなってるなおい……。
「ほら、謝りなさい」
「う〜……ごめん……」
「あ、全然気にしないでよヴィータちゃん」
「うっ……ありがと……」
よし、これで仲良くなれるな。
それにしても……はぁ、どうしたものかな。
この二人は……フェイトとシグナムは何か模擬戦の約束してるし……。
あんたらは仲良くなるの速すぎだ……。
でも、はやては遅いかもね……。
何かいがみ合ってるし……。
「それでは、この通りにやれば大丈夫なのよね?」
「あ、はい。大丈夫です。後は俺の体力次第何で……」
「そう……じゃあ、聞いても良いかしら?」
「はい?」
「アニス君は、後持って何日は保つのかしら?」
「………はい?」
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