死にたがりの第八十四話 自白させられちゃいました…… |
あらすじ
いい加減にしないと校長先生怒りますよ!
あれ?違う……ま〜たあらすじの看板誰かにすり替えられちゃってるよ……。
えっと
管理局員再来
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
えっと……何でこんな状況になってるわけ?
ま、まぁ……確かに、蒐集をするにあたって、俺の体調とか聞くのは分かるけど……。
残り後何日保つとか言われても……。
どうしましょうか……。
「それって必要あるのでしょうか?」
「ええ、必要あるわ。アニス君の体調よって、時間の長英押しないといけないから」
うっ、正論だね……。
まぁ、言っても良いんだけども……ま=たどやされるんだろうなぁ……。
もって後2週間日ちょっとって言ったら……。
何を言われるか分かったもんじゃないね……。
「いやぁ、あはは〜。まだまだ俺は元気なんで大丈夫ですよリンディさ〜ん」
「そうやって誤魔化すって事は、かなりやばいって事か?」
おいアンク、俺を苛めてそんなに楽しいか?そんなにおもしろいのか?
校長先生もう怒りますよ!!
「あははー……いやぁ……そのですねぇ……か、簡単に言いますと……ですねぇ……」
皆が俺を異凝視する中、引き笑いをしながら言葉を絞り出していく。
何これ、尋問ですか?
……あはは……泣きたくなって来た……。
「その〜……ですねぇ……」
《ええいじれったいこの馬鹿マスター!》
《ああ!じれったいぞこの馬鹿旦那!!》
俺がそどうはぐらかそうか考えてると。
いきなりクイーンとグリードが喋りだす。
ちょっ……止めなさい!
《良いですか!嘘ついても良い事は無いんですからね!》
《そうだぜ!おいお前ら!旦那の口抑えとけ!絶対邪魔するからな!》
グリードぉぉぉ!
おめ何言ってんだおい!
俺の口塞ぐとかマジ止めろ!木の化け物に口の中に根っ子ぶち込まれてマジトラウマだから!
「主、ごめん!」
「ふむぐっ!?」
シグナムの手によって、俺の口はふさがれてしまう。
畜生!離せー!後で呪うぞコラー!
「ムームームー!!」
何これ、強姦される時に口塞がれる感じって……こんな感じ?
……怖いわぁ……。
《マスターは……》
止めろ……いや、マジで……。
こいつら言ったら絶対に急ピッチでとか言い出すから!
そして要らん心配とかするから!
《……もう、いつ死んでもおかしくない状態です……》
うわー、言いやがったよこいつ……。
て言うか原作よりもかなり早いんだよねぇ……どうしましょっ……。
ほらー、何この空気……。
お姉さん、こんな空気よりも楽しい空気が好みだなーってお姉さんじゃねぇや……。
「お前っ……あれほど大丈夫って言っといて、全然大丈夫じゃねえじゃねぇか!!」
アンクの怒号が飛んでくる。
ぷー、良いよねぇ……お前は怒るだけなんやし……。
俺の気も知らないでさぁ……。
「むーむー、むむむー!」
「……シグナムさん、もう離してもええんやない?」
「そうだな」
パッ……。
「ふぅ……あのねぇ、こっちだって心配掛けまいと思ってねぇ……」
シグナムの手から解放されたので、言いたい事を言う。
「それでも、直前になってこんな事言われても、逆に心配が増えると思うけど……」
なのはに言われた……。
年中友達に心配掛けさせる奴に言われた……アニスたんショック……。
「えっ、何でみんな私にそんなお前が言うな的な視線を送るの!?」
まぁ、そうだろうね。
たぶん、俺よりもなのはの方が酷いと思うけどな……。
「主、そんなに我らは頼りないですか?」
「……ザフィーラ……」
犬形態のザフィーラが言ってくる。
……お前から喋りだすの珍しいね……。
「いや……そんな事は無いけど……」
「ならば、我ら守護騎士を頼ってください。我らは主の剣であり、盾です。絶対に、我らは主を守り通します」
「ザフィーラ……」
「ザフィーラの言うとおりです。我らは主をお守りする為に存在します。ですから、頼ってください、そして、心配はご無用です。主が、帰って来いと言うのならば、我らは誰一人掛けることなく、主の元に戻ってきます」
「シグナム……」
「そうだぜ。なんたって、私達は家族じゃん。それに、アニスと離れる気は早々無いしな」
「ヴィータ……」
「そうですよ。だから、私達を頼ってください。私達はアニス君を死なせたくないんですから」
「シャマル……みんな……ごめん……」
う〜む、こう言われると……胸が痛いですはい……。
突き刺さってくるものはありますねマジで……。
「全く……謝るなら最初から隠しとくな馬鹿」
「うるさいアンク。黙れ」
馬鹿はよけいだこの馬鹿。
全く……。
「それじゃあ、具体的には、後2週間くらいがめどって事ね?」
《そうなりますね》
「……そう、少し時間が無いわね……それじゃあ、少し急いで蒐集を開始した方が良いわね」
「明日からとかは出来ないのか?」
「そうだな……今日、局員に説明をしないといけないからな。明日、あるいは明後日からなら」
「そうか、それなら良い」
まぁ、時間が少ないですからねぇ。
それにしても……まぁまぁ……どないしましょうかね……俺は。
ただ待つってのも、案外やるせないんですぞ?
「それじゃあ、今日はこのくらいかしら?」
「そうですね。決めることは決めましたし」
「もう良いのか?」
「ああ。それに、僕達が長居しても、そっちは気が悪いだろ?」
「……まぁ、もっともだな。前まで敵同士だったし」
「そういう事だ。それじゃあ、僕達はこれで」
クロノがそう言うと、リンディもソファーから立ち上がる。
はぁ、何か疲れた……。
「それでは、私達はこれで」
「ばいばい、アニス君」
「またね、アニス君」
「はい、また会いましょう」
「じゃあね、アニス。またアンタの作ったご飯食べたいから、勝手に死ぬんじゃないよ?」
「うわー、理由がもの凄く私情だね……」
「アニスが作るご飯は美味しいからね」
「考えておきますよ」
「じゃあね、アニス」
「はいよ。お風呂とか覗くなよ〜」
「覗かないよ!?」
一応、皆を見送る。
それと、弄り倒すのも忘れない。
まぁ、なにはともあれ、本格的に原作崩壊ですね。
もう校長先生知りません!!
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