真剣で刀に恋しなさい!第三話 |
3−S教室
「短い間ですが、よろしくお願いします」
軽やかにお辞儀する清楚。
「いやぁ、受験で身も心も大変な時に清涼剤だ」
「川神学園はツンツンした子ばっかりだから、清楚な君は大歓迎だよ!」
「文学少女バンザーイ!」
そして次に俺も挨拶した。
「さっきの全校集会でも言ったが俺は清楚の護衛だ。まあ、清楚に手を出そうとするなら斬るからよろしく」
俺は軽くお辞儀をする。
「京極さんに続いてこんなイケメンが来るなんて!」
「私、S組で本当によかった」
隣にいる清楚が不機嫌そうな顔をして俺を睨んでいた。
あー、どうしよ・・・。俺は清楚の機嫌をどうやって直そうと考えているとひとりの男子生徒が手を挙げていた。
「さっきの全校集会で言ってた彼氏って誰ですか!」
男子生徒はめを見開きながら清楚に言った。
「えっと、その・・・」
清楚は顔を赤くしながら俺のことをチラチラと見てくる。
馬鹿、そんなことをしたらバレるだろうが!
だが、クラスのみんなが俺のことを見ていた。俺はこの視線に耐えられなくて前に出る。
「あ〜その、なんだ。・・・確かに俺が彼氏だ。」
すると、
「そいつを縛って、血祭りにしろ!!」
「俺たちの清涼剤になんてことを!!」
「誰か!ガソリンを持ってこい!燃やしてやる!!」
一部の男子生徒が俺に襲いかかろうとするが、
「君達、【動くな】」
着物を着た男が言葉を発した瞬間、男子生徒達が動きを止めた。
「全く、怪我はないかね」
「ああ、大丈夫だが・・・アンタは?」
「私は、京極彦一だ。」
「京極さんが助けてくれたのか?」
「京極でいい。なに、ただ助けただけだ。気にすることはない」
「いや、それでも助かった」
こうして人騒動があったがなんとか挨拶が終わった。
放課後・グランド
「二人とも、前へ出て名乗りをあげるが良い!」
「三年F組、川神百代!」
「三年S組、鑢烈花・・・」
俺の前にいる武神が楽しそうに笑っていた。どうして俺は武神と戦うことになったんだ?
放課後、清楚と一緒に図書室に行くはずだったのになぜか教室の前にいたんだよな。
「お前、強いんだよな!義経ちゃんが言ってったぞ!だから私と勝負しろ」
武神が俺に決闘を申し込んでいると、いつの間にかいた学園長「いいぞ、儂が許可する」といい決闘することに
なってしまった。
俺はまだ武神に対して何も目立ったことをしてないのに・・・・。まあ、十分だけの試合だし清楚も応援してく
れるからいいか。
「ワシが立ち会いのもと、決闘を許可する、十分間までは、何があっても止めぬ。が、勝負がついたに
も関わらず攻撃を行おうとしたらワシが介入させてもらう、良いな?」
「おう!」
「ああ」
「いざ尋常に……」
そして、俺の前にいる武神は構えを取とる。しかし、俺はいつもどうりの自然体のままで武神を見据えている。
「はじめいっ!!」
学園長が開始の合図を出すと武神が話しかけてきた。
「お前、なんで構えないんだ?私を舐めているのか」
「別に舐めていねえよ。虚刀流零の構え 『無花果』構えないという構えなんだ」
「そ、そうか。すまない」
「別にいいから早く始めるぞ。」
「ああ、全力でお前を倒すさせてもらう!」
「いいぜ、ただしその頃にはあんたは八つ裂きになっているだろうけどな」
そして武神は俺に突っ込み拳を放とうとする
「いきなり川神流奥技!無双正拳突きぃ!」
普通の武道家では回避することができない拳を左に逸らし、虚刀流唯一の投げ技を使う。
「虚刀流『菫』!」
「なあ!」
俺はそのまま武神を投げ飛ばした。そして、俺は虚刀流七の構え『杜若』 を使い投げ飛ばした武神に高速移動していると、
武神は腕から気を放出しようとする。
「川神流奥技!星砕き!」
強力なエネルギー砲が俺の前に迫っていた。俺はそれを上にジャンプして回避し奥義を出す。
「虚刀流七の奥義 『落花狼藉』」
全体重を乗せ加速させた前方三回転かかと落としを武神に食らわせるが武神は腕をクロスさせ防いだが両腕をそのままへし
折った。しかし、両腕は何もなかったように治っていた。
「いいぞ!いいぞ!お前強いなぁ!こんなに楽しいのは揚羽さんとの死合以来だ!」
「瞬間回復か・・・。面倒だけどもうそれはもう『完了』している。けど、十分耐えればいいから別に勝たなくてもいいか」
俺たちはそのまま拳や手刀のラッシュ続いた。
観客
「おいおいあのモモ先輩と一秒以上もっているだと!」
「攻撃しているところが全然見えないよ!」
「お姉さま渡り合っているなんて・・・!」
「確かあの三年生は葉桜先輩の護衛の人だったよな。護衛だから強いと思っていたけどここまで強いと思わなかった」
「さすがは兄上だ!」
「やっぱり兄さんは強いね」
「うむ、さすがは姉上を倒しただけはある」
「なんじゃあ奴は、川神百代互角に戦っておるじゃと」
「すごいですね。それに顔も私の好みですしね」
「おいおい若、こんな時にそんなことを言わないでくれ」
「わぁ〜!すごいね準、地面が陥没しているよ」
「アハハハハ、楽しい。そうだよな鑢!」
拳のラッシュしながら話しかけてくる武神。俺は拳のラッシュ逸らしまたは、よけながら手刀や足刀などで迎撃する。
「俺を、あんたみたいな戦闘狂一緒にするな・・・!
俺は校内にある時計を見ながらそう言った。
あと、三十秒か・・・。
俺は、拳のラッシュかいくぐり虚刀流最速の技を繰り出す。
「虚刀流一の奥義 『鏡花水月』!」
掌底を繰り出し、そのまま吹き飛ばした。
「くっ!今のはなかなか効いたぞ」
瞬間回復を使い立ち上がってくる武神。武神はそのまま攻撃をしようとするが、
「そこまでじゃ!」
学園長がとめにはいった。
「もう十分たった。この決闘は引き分けじゃ」
「なんだって。そんなに時間が経過していたのか」
「はぁーやっと終わったか」
決闘は終わりそのまま帰ろうとすると「楽しかったぞ。またやろう」そう言ってくる武神。
おれは「まあ時々やってやるよ」そう言って清楚のところに向かった。
「清楚すまん図書室に一緒に行けなくて」
「うんうん平気だよ。そんなことより早く帰ろうよ」
「お詫びとして帰りに何かおごってやる」
「本当、じゃあクラスの子が言ってた杏仁豆腐がおいいしいお店があるって言ってたからそこがいいな?」
「わかった」
そう言って俺たちはそのまま杏仁豆腐を食べ、そのまま帰るのだった。
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第三話です。駄文ですがよろしくお願いします | ||
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戦闘開始時に決め台詞入れたのがいいね(アルヤ) | ||
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