死にたがりの第八十六話 言い争いからの喧嘩
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あらすじ

 

 

腕が……

 

 

タイトルのまんまやんけwwwwさーせんwwww

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

……もう少しだ……。

 

 

もう少しで、我は復活できる……。

 

 

後は、小僧が闇の書を起動させ、管理人格をどうにかしてくれれば外に出られる……。

 

 

だが……今回は行けるのだろうか?

 

 

……この闇は……些か見飽きた、我は外に出たい……。

 

 

何としても、あの小僧にはやってもらわなくてはな……。

 

 

その為にも、殺さぬように魔力を搾り取らねば……。

 

 

何度やってもぬか喜びだけで、外に出られる気配は一向にない……。

 

 

早く……奴らに報復を……。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

〜なのはサイド〜

 

 

「ディバイィィン……バスター!!」

 

 

ドカァァン!!

 

 

「うわぁ……恐ろしいほどの威力だな……」

 

 

ただ今魔力を蒐集中。

ごめんなさいなの!て言うかヴィータちゃん、どうして引いてるんだろう?

 

 

「こんなの絶対に喰らいたくねぇ……」

 

 

「な、何で引いてるのかなヴィータちゃん?」

 

 

「よ、寄るな砲撃魔!」

 

 

「にゃっ!?わ、私砲撃魔じゃないもん!ねっ!?フェイトちゃん!」

 

 

「…………ごめんなのは……フォローできない……」

 

 

「フェイトちゃんまで!?」

 

 

私は砲撃魔なんかじゃないもん!

普通に魔法を使ってるだけだもん!

 

 

「だって……私と戦った時なんて、あれよりももっとデカかったし……」

 

 

「やっぱりあれだよ。こいつ日々のストレスを砲撃で発散してるんだよ……」

 

 

「だからあんな砲撃が……」

 

 

「怖いわ〜」

 

 

「何で二人ともそんなに私から離れるの!?」

 

 

それにどうしてこんなに言われなきゃいけないの!?

 

 

「ごめんなのは……私、なのはとやって行けるかどうか心配になって来た……」

 

 

「待って!?どうして今の事でそんな事を思うわけ!?」

 

 

「怒らせたらきっと砲撃が飛んでくるって。もう止めとこう」

 

 

「そ、そうだね……」

 

 

「なのはそんな事しないよ!?」

 

 

私もやって行けるかどうか心配になって来た……。

主に精神的な意味で……。

 

 

「さて、蒐集も終わったし。次の場所に行くか」

 

 

「そうだね」

 

 

「あれ?そこはかとなく二人との距離が遠いような……」

 

 

これが心の距離なのかな……。

……これからは少し砲撃魔法は抑えよう……。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

〜フェイトサイド〜

 

 

《sonic move》

 

 

シュン!

 

 

「プラズマスマッシャー!」

 

 

すねちゃったなのはに代わって、今度は私が魔力の蒐集をしています

でも、仕方ないよね……なのはの収束魔法って、えげつないんだもん……。

 

 

「やっぱりお前速いな。えっと……ファイト」

 

 

「フェイトだよヴィータ」

 

 

「うっ、うっせえ!噛んだだけだ!」

 

 

……これって何て言ったっけ……。

えっと……ツ、ツンデレ?ツンギレ?

 

 

姉さんが言ってたような、言ってなかったような。

 

 

「それよりも、倒したよ?」

 

 

「そうだな。それじゃあ魔力を蒐集するか」

 

 

「それにしても、管理局がこんな違法行為……しても良いのかな……」

 

 

「やなら止めれば良いじゃん……よしっ、蒐集完了」

 

 

「そんな言い方は無いんじゃないかな?私だって、アニスを助けたいんだ」

 

 

「それは私ら守護騎士も同じだ。でも、管理局は信用してない。それも同じだ」

 

 

「あはは、手厳しいね……」

 

 

まぁ……闇の書の完成を目論んでたのも管理局員だったから、仕方ないと言えば仕方ないけども……。

でも、それは未然に防げたわけなんだし……。

 

 

「それにしても、フェルトは長距離砲撃とかは使わないんだな」

 

 

「だからフェイトだってば。私はそう言うのは苦手かな?出来て、さっき使った中距離系の砲撃しか撃てないよ」

 

 

チラッ……。

 

 

「何で二人してなのはを見るの!?」

 

 

「……何でもないよ、なのは」

 

 

「ドンマイ、にゃのは」

 

 

「私はなのは!て言うかドンマイってどういう事かな!?」

 

 

「さぁ、次の奴の魔力蒐集するぞー」

 

 

「そうだね」

 

 

「えっ、二人とも無視!?」

 

 

ごめんねなのは……。

私、フォローできない……。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

〜ヴィータサイド〜

 

 

「ぶっ潰れろぉ!!」

 

 

ズガァン!!

 

 

よし、これで三十ページ目だ。

って……おい……。

 

 

「何で今度は私に引いてんだよ」

 

 

「ぼ、撲殺……」

 

 

「ぶっ潰れろ……」

 

 

「んだよ、文句あんのかよ!砲撃魔よりはましだろ!」

 

 

「いや……私はどっちもどっちかなと……」

 

 

「絶対ヴィータちゃんの方が酷い!」

 

 

「んだとぉ!!お前の砲撃の方が酷い!」

 

 

「違うもん!なのはの砲撃は酷くないもん!」

 

 

「やんのかおら!」

 

 

「上等なの!!」

 

 

「ス、ストーップ!ふ、二人とも喧嘩は……」

 

 

「フェイトちゃんは少し黙っててなの」

 

 

「そうだこのスピード魔」

 

 

これは私とこいつの喧嘩だ。

 

 

「なっ、わ、私はスピード魔なんかじゃないよ!?」

 

 

「だって、その薄いバリアジャケットはスピードを出す為に薄くしてるんだろ?」

 

 

「そ、そうだけど……」

 

 

「ほら、スピード魔だ。そんでお前は砲撃魔」

 

 

「だからなのはは砲撃魔じゃないの!だったらヴィータちゃんは破壊魔なの!そんなに大きいハンマーを武器にしてるんだし!」

 

 

「んな……私のハンマーは破壊目的じゃねぇ!主を守るための立派な武器だ!」

 

 

勘違いすんなこの野郎!

絶対許さねぇ!!

 

 

「ふ、二人とも落ち着いてぇぇぇぇ!!」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

〜ザフィーラサイド〜

 

 

「むっ……遅かったな三人t……どうしてそんなにボロボロなのだ……」

 

 

魔力の蒐集を任せていた三人がようやく戻って来たかと思えば。

三ともフラフラのボロボロで戻ってきた。

 

 

「いや……ちょっとこの砲撃魔とスピード魔と喧嘩してた……」

 

 

「だから砲撃魔なんかじゃないの!」

 

 

「もうスピード魔で良いよ……」

 

 

……テスタロッサがもうあきらめた顔になっているな……。

一体何があったんだ……。

そんな事より主にモフモフされたい……。

 

 

「それで、どれだけ集まったんだ?」

 

 

「大体三十ページ分。そっちは?」

 

 

「こっちは二十ページ分だ。今回はこれ位で良いだろう。主の元に戻るぞ」

 

 

「だな」

 

 

「う〜。次こそは砲撃魔なんて言わせないの!」

 

 

「いや、なのは……なのはの魔法って砲撃か魔力弾しかないからね……」

 

 

「じゃ、じゃあ!近距離系の魔法を練習するもん!!」

 

 

高町が何か興奮気味に言う。

……大変なんだな、今どきの若人は……。

 

 

そんな事より主を抱っこしたい……。

 

 

「では、戻るぞヴィータ。高町、テスタロッサ。明日も頼む。明日はシグナムとシャマルが来る、宜しくしてやってくれ」

 

 

「分かりました!」

 

 

「分かったよザフィーラ」

 

 

素直で良い子たちだな……。

どうしてこんな子供が管理局など……。

 

 

そんな事より主にすりすりされたい……。

 

 

そう思いながら、管理外世界を後にする……。

説明
なれない事はするな、痛い目見る、現在そう言った状態です
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コメント
ザフィーラ途中から欲望が混じってるやないかいww(紅龍王)
タグ
タイトルと違ってギャグ大目 みなさんキャラ崩壊 流石やで、未来の魔王 スピード狂 ハンマー厨 

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