ネギま〜スキル持ちの夜天の王〜第42話
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 「お願いしますっ!僕を、僕を弟子にしてください!!」

 

 エヴァの別荘から出てきて俺が見た光景は兄がエヴァに弟子入りを頼んでいる姿だった。

 

 「何これ?」

 「あぁ、出てきたのかアスカ。」

 「えっ、アスカが何でここに!?」

 「ちょっとエヴァの魔法具を借りににね。それでどうしたの?」

 「え、あ、うん。エヴァンジェリンさんに弟子入りしたくて。」

 「ふーん。で、どうするのエヴァ?」

 

 俺がそう聞くとエヴァは面倒臭そうに答えた。

 

 「取るわけないだろ面倒臭い。」

 「そこを何とかお願いします!!」

 「そもそも、魔法や戦い方を習うなら私でなくても、学園長やタカミチ、アスカがいるだろう?」

 「京都での戦いで、魔法を習うならエヴァンジェリンさんしかいないと思ったからからです!」

 

 ネギがハッキリとそういうとエヴァは少し反応して聞き返した。

 

 「ほぉ、つまり私の強さに感動したと?」

 「はいっ!」

 

 エヴァはネギの元気の良い返事にはたから見てもわかる位に気を良くしていた。

 

 「・・・本気か?」

 「はいっ!!」

 「・・・そうまで言うのなら、弟子にするのを考えてやらんでもないな。」

 「ほ、ホントですか!?」

 

 ネギはエヴァの言葉に喜んだ。

 

 「だがだ、ぼーや忘れている様だが・・・私は悪の魔法使いだ。その私に頼み事をするのだ対価、いや代償を払って貰おう。」

 「だ、代償ですか?」

 「そうだ。取り敢えず足を舐めろ。そして、私の僕として永遠の忠誠を誓え。まずはそれからだ。」

 

 エヴァの言葉で心配そうな顔をしているネギに、エヴァはそれは良い笑顔で言った。

 

 「アホかぁぁぁぁ!!」

 「へぶっっ!」

 

 アスナがそう言ってアーティファクトのハリセンでエヴァを叩いて俺の方に吹っ飛ばした。俺は飛んできたエヴァをキャッチした。

 

 「なに、子供にアダルティな要求をしてるのよ!」

 「その前に俺に向かって飛ばすなよ。」

 

 だが俺の言葉はスルーされてしまった。

 

 「神楽坂明日菜!貴様、適当に私の魔法障壁を無視するな!」

 「ネギがこんなに頼んでるのに断るなんてひどいじゃない!」

 「なんだ、お前ぼーやに惚れたのか?」

 「なっ、ち、違うわよ〜!!」

 

 エヴァはニヤニヤしながら明日菜に言い、その言葉に顔を真っ赤にして叫んだ。

 

 その後エヴァと明日菜の取っ組み合いが始まり、少ししてから、二人を拘束した。

 

 「何をするアスカ!」

 「これ、アスカなの!解きなさいよ!」

 「二人とも落ち着け、エヴァ試験だけでもしてやったらどうですか?」

 「試験?」

 「そう、エヴァが決めた試験をネギが受けてそれの様子を見て弟子するかを決めるみたいな感じで。」

 「あ、あの。それでお願いします!」

 

 俺の言葉の後にネギはすかさず言った。

 

 「ふん、良いだろ。・・・ただし、試験にはアスカ、お前にも手伝って貰うぞ?」

 「別に良いよ。」

 「ではぼーや、試験の内容は追って説明する。今日のところは帰れ。」

 「はい!」

 

 そう言ってネギ達は帰って行った。

 

 「ちっ、面倒臭いことになった。これも貴様のせいだぞアスカ!」

 「良いじゃん別に。いっつもニートみたいな生活だし。」

 「うっさいわ、誰がニートだ!」

 「はい、はい。お詫びに血をあげるから大人しくしろ。」

 「何だその、駄々っ子を相手にするような対応は!」

 

 俺の態度が気に入らないのかエヴァは怒った。

 

 「じゃぁ、血、いらない?」

 「いる!」

 

 そう言って俺の腕ではなく首に口をもってきた。

 

 「何で首?」

 「その方が吸いやすいからだ!」

 「はぁ、貧血にならない程度でよろしく。」

 「わかっている。」

 

 そう言ってエヴァは俺の血を吸った。

 

 「うっぷ、ご馳走様。」

 「吸いすぎだろ。」

 「お前の血が美味しすぎるからいけない。だから私は悪くない!」

 

 そうエヴァはキメ顔でそう言った。

 

 「キメ顔で言うなよ。」

 「そう言えばアスカ、お前最近括弧付けて話さないな。」

 「・・・いきなり話し変えるなよ。まぁ良いけど。そう言えばそうだな。」

 「どういう心境の変化なんだ?」

 

 そうエヴァは聞いてきた。

と言ってもそこまで対した理由があるわけじゃ無い。

ぶっちゃけ、作者が忘れていただけだし。・・・はっ!何か今、電波を受信したような。取り敢えず俺はエヴァの質問に答えた。

 

 「別に深い意味があるわけじゃ無いよ。ぶっちゃけ、括弧付けの話し方は相手を敬遠させたり、不快にさせたり、内心を隠したりする為だったしね。麻帆良に来てからは、変わった話し方するって感じの一つの個性みたいになってたけどね。」

 「それじゃぁ、もう括弧付けて話さないのか?」

 「どうだろうね。その時の気分次第じゃない?」

 「そうか。」

 

 話が終わると俺は回復魔法をかけて吸血痕を消して帰った。

説明
※初めて読む方は過度な期待はしないで下さい。(大変ガッカリする恐れがあります。)
基本駄文なので誤字などは受け付けますが、罵詈雑言の感想は受け付けません。
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コメント
更新待ってます(無夢務)
トッシーさん文句とか書き込まないでほしい。文句は、心の中にしまうか、見ないでほしい。これを面白いって言ってる人が不愉快になる。(アジ=ダハーカ)
面白いです。続きが気になります(ネオ・ゼクトール)
読んでて面白かったので更新まってます。(カンピオーネ)
トッシーさんの否定的コメントがここまで続いてるってことはツンデレなんですね!?憎まれ口叩いてもここまで読んでるんですから(笑) 私はこういう主人公大好きですけどねっ!(蜜豆と珈琲)
早く続きが読みたいです(ヒナたん)
更新待ってます。(日常の中の日常)
西尾維新さんがお好きなんですね…。(トッシー)
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めだかボックス リリカルなのは 駄文 ネギま 

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