射手座の踊り子
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もう限界

在るだけの光量に眩んでいるのは!

ダークマター? 良い御身分よ

((暗鬱|あんうつ))な((星霧|せいむ))の吹き溜まりで

澄まして((星霜|せいそう))を見過ごすだけなんて

あたしは、我慢ならないの。

 

御覧なさい

一等星は青い((踵|かかと))を惜しみなく鳴らし

今尚((饒舌|じょうぜつ))に夢を飾っているわ

(なのにあたしのアルカブは((疼|うず))くだけなんて、冗談じゃない)

 

あたしの立つ、此処は最中。

「傍らに在れば幸せ」

なんて、貴方は殊勝すぎるのよ。

 

たとえはじめから

……そう

名を抱く前に

溶け堕ちる定めでも

 

熱を伴う((恋慕|れんぼ))に((爛|ただ))れて

誰かの縁取りを手伝うくらいなら

 

最上の果実

何よりも輝ける神の舞台を

 

此のアルナスルで射止めてみせる。

説明
勿論
毒牙に食い千切られて
震える指で番う矢じゃ
神の一房を見抜けないって
貴方の言い分は最もよ
だけどね……
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水彩 詩もどき 射手座 

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