超次元ゲイム ネプテューヌmk2 snow wind -episode5- |
-Chapter1
[女神候補生]-
「はぁ…」
雪の降り続く街でため息一つ。
わたしは女神候補生のロムと一緒に、近くのお店を見に行ったラムを待っていた。
「ラムちゃん、遅いな…」
なんだって別行動してるのかというと、あの後すぐにわたしは二人に「一緒に遊びに行こう」と外に連れ出され、それから暫くしたら突然ラムが「ちょっと二人はここで待ってて」とだけ言ってどこかへ行ってしまったからだ。
流石にこの場を動くわけにもいかず、わたしとロムの二人はここで待機中、というわけだ。
「ラムちゃん、何しに行ったんだろ。ロムちゃん何か知ってる?」
「(ふるふる)…聞いてないよ…? だからわたしも…わからない」
「そっか…」
んー、と腕を組んで考える。
まだ二人と会って間もないわたしだけど、それでもこの二人はいつでも一緒にいるくらいに仲が良い、っていうのはわかる。
だとすると…安直な考えだとプレゼントとかを買いに行った、とかかな…?
…ま、そのうち帰ってくるだろうし、いいか。
にしても、暇だ。携帯ゲーム機でも持ってればよかったんだけど、生憎朝に急かされて家をでたから持ってきてない。
「んー………ん?」
何か暇を潰せるものがないかと考えていると、ふと誰かと誰かが言い争いをしているのが見えた。
服装からしてルウィーの人じゃなさそうだけど…嫌な予感がする。
「…ロムちゃん、ちょっとこっち来て」
「…? う、うん…」
言い争いをする人達の方に立っていたロムを呼び寄せ、自分と立ち位置を変える。
ホントはここから離れた方がいいんだけど、そうすると見計らったかのようにラムが戻ってくる気がしたからやめた。
どうしてわかるのかって? だってもう面倒な事に巻き込まれるフラグが立ってる気がするんだもん。
……実際は勘。結構当たるんだよ、わたしの勘って。
「…念の為に…これ、渡しておくね」
「? なに、これ…?」
「発信機の場所がわかる機械。ホントに念の為、だけど。…使う事になったら武器を取りに行ってから来て」
「うん…」
まぁ、深読みしすぎかもだけど、…嫌な予感だけは妙に当たるんだよね…わたしの勘。
なんて、そんなことをしていると…
「クッ…こうなったら…おい、ガキ!」
「っ…ぅわっ、と…」
突然誰かに捕まえられ、首元に鉄パイプを突きつけられる。
……ほら、嫌な予感が当たった。ロムちゃんと場所変わっててよかったよ。
「え…? ふ、フウちゃん…!?」
「おい、動くんじゃねェぞ? テメェは人質なんだからよォ…。ヘヘ、どうだ、手ェ出せるなら出してみな!」
「くっ…相変わらず汚い真似を…」
「その子は関係ありません! やめてください!」
わたしを捕まえたネズミフードに向かって非難の声を上げる茶色と薄紫の女性
「うっせェ! 犯罪組織が汚ェのは当たり前だろうが!」
あぁ、この人犯罪組織だったんだ。…まぁ、そんな人に汚いなんて言ってもねぇ。
…わたしの知ってる悪役はこう言われた場合「汚いは…褒め言葉だ…」とか言ってたし。
「ま、そういうことだ。んじゃ、アバヨぉー!」
そして、ネズミフードの人はわたしを抱えると、その場から走り出した。
「あ! こら! 待ちなさーい!」
「ぎ、ギアちゃん! 早く追いましょう!」
「は、はい!」
フウちゃんを連れ去った人たちと言い争っていた人たちが、そんなことを話しながらフウちゃんを攫った人を追いかけていく。
その様子を、わたしはまだこの状況を理解できなくておろおろしていた。
「ロムちゃーん、フウちゃーん。おまたせー…って、あれ? ロムちゃんどうしたの? あと、フウちゃんは?」
そこに、ラムちゃんが戻ってくる。
…そうだ、そういえばフウちゃんから貰った…
「ら、ラムちゃん…あのね…」
わたしはフウちゃんに渡された機械を見ながら、ラムちゃんに今起こったことを話し始めた…(改行)
「はぁ…よし…ここまで来りゃ大丈夫だろ…」
あれから暫くネズミフードの犯罪組織の人はわたしを抱えたまま走り続け、ルウィー国際展示場の西館奥地辺りで足を止めた。
ちなみに前回アイスフェンリルを討伐した場所よりももう少し奥辺り、だと思う。
「…にしてもテメェ…人質にされたってのにやけにおとなしいな」
未だにわたしを捕まえたまま、ネズミフードの犯罪…あぁ、面倒だから下っ端でいいや、それっぽいし。
「…無駄に暴れて、痛い目見るのは嫌だし」
「そうかよ…ったく、しゃーねぇ。適当に処分して――」
「あ、誰か来た」
「…あぁ?」
「待てぇーっ!!!」
「げぇっ! アイツらもう追いついてきやがった!?」
さっき聞いたような声が聞こえてきたかと思うと、下っ端はわたしを拘束する腕に力を入れて鉄パイプを突き付けてくる。
…二人が来る時間稼ぎにはなるか。
「その子を離しなさい! そうすれば今回は見逃してあげるわ」
「バカ言ってんじゃねェ! 大事な人質をそう簡単に手放せるかよ!」
茶髪の人の言葉に反論する下っ端。
それはそうだ。人質を離せと言われてすぐに解放する犯罪組織なんて聞いたことない。
「それともテメェら、人質を無視して手ェ出すつもりじゃねェだろうな!?」
「う…それは…」
下っ端の言葉に困惑する薄紫の人。
…まさか、とは思うけど…
「…どうするつもりだったの?」
「何も考えずに追いかけてきちゃったですね…」
「「…………」」
…ウィンさん(まさかのここで初出な恩人の名前)。今、わたしの目の前にとてもバカな人達がいます、どうすればいいでしょうか。
「……完全に、役立たずじゃん…」
「へ、ヘヘヘ、ヘヘヘヘヘっ! バーカ! テメェら真性のバカだな! 本当に何も考えなしかよぉ!」
あぁ、もしかしたらロムに渡したあれが無意味に終わるかなーなんて思ってたけど、そんなことは無かった。
渡しておいて良かったかもね…
「はぁ…少しでも期待したわたしもバカだった…よっ!」
「ぐふっ!?」
大笑いして拘束が緩んだ隙に、わたしは下っ端の腹を肘で殴り、脱出する。
…ま、ある意味隙を作ってくれたけどさ。
「…なんか人質、勝手に助かってるけど?」
「そうみたいね…はぁ、我ながら自分のバカさ加減に呆れるわ」
「呆れてる暇があるのなら、あの人を捕まえる努力をすれば?」
下っ端の拘束を脱出したわたしは、ひとまず下っ端から距離を取りながら助けに来た人達に言う。
「こ、このクソガキぃ! こうなったら…えぇと、確か何匹か持ってきてたはず…おら!」
下っ端はお腹を押さえながらそう叫ぶと、懐からディスクを取り出して機械モンスターを複数召喚した。
…違法ディスクか。
武器は…セプター置いてきちゃったから銃しかないな…仕方ない、徹甲弾を使おうか。
…弾薬代に見合った報酬が欲しいです…
「おいガキ! 今からテメェをぶっ殺してやるからな!」
「そういう事はホントに殺れる時に言いなよ、下っ端さん?」
「テメェまで下っ端って…ぜってぇぶっ殺す! お前ら、行け!!」
下っ端の合図で機械モンスターが突撃してくる。
敵は三機と一人…まぁ二人が来るまで持ちこたえればいいし、大丈夫か。
「あ、わ、私達も戦います!」
「あんまりカッコ悪い所ばかり見せられないしね!」
と、そういって後ろから薄紫やら青髪の人達が武器を構えて前に出てくる。
「そう。まぁ勝手にしてなよ。ただ、邪魔はしないでよね」
「生意気な子供ねぇ…」
「役立たずには言われたくないよ」
「な…っ!」
わたしは後ろの四人にそう言って、モンスターを狙い撃つ。
そこまで強いモンスターじゃないのか2、3発徹甲弾を撃ち込むとモンスターは爆散した。
「えぇい! フォーミュラーエッジ!」
「ソウルズコンビネーション!!」
わたしが一体撃破している間に、薄紫の人と茶髪の人がそれぞれ一体ずつ撃破していた。
戦闘は慣れてるみたい、頭は悪いけど。
「さぁ、覚悟してください、下っ端さん!」
「ぐ…クソ…」
なんて、取り巻きの雑魚を撃破して下っ端を追い詰めていた時、
「……フウちゃんを…返せーっ!!!」
「んあ? ぎゃああああああっ!!!」
聞き覚えのある声が頭上から聞こえてきたかと思うと、下っ端に向かってなにかが落下してきた。
それに直撃した下っ端は、悲鳴を上げながら空に吹き飛ばされていった。
おー、よく飛ぶなぁ。
「フウちゃん!」
「大丈夫、だった…?」
「あ、うん。大丈夫」
無事を聞いてきた二人に無事を伝える。
でも追いかけさせた意味、無くなっちゃったなぁ…期待してなかったとは言えあの人達のお陰で助かっちゃったし。
…まぁ、ロムにあれを渡しておかなかったら二人で大騒ぎしてただろうし、別にいいか?
「あれがルウィーの女神候補生、達…」
「で…あんた達、よくもフウちゃんをユーカイしたわね!」
「…は?」
と、いきなりラムが杖を薄紫髪達に向け、そう言い放つ。
…まぁ、犯人さっき飛んでっちゃったしね…
「覚悟はできてんでしょーね!」
「あ、あの…ラムちゃん…」
「どうしたのロムちゃん、ロムちゃんも一緒にあのユーカイ犯をやっつけるのよ!」
「わ、私達が誘拐犯にされてるですっ!?」
ラムに言われて慌てる四人。
うーん、このまま放っておいても面白いけど…ここはホントの事を言おうか。
「ラムちゃん、ストップ。誘拐犯はこの人じゃないよ」
「えっ? で、でもここにフウちゃんと一緒にいたのはあいつらだけじゃない!」
「いやいや、もう一人いたよ? さっき綺麗に飛んでったけど」
うん、それはもう、見事なまでに。某ロケットな組織ばりに。
「…え?」
「っていうか、さっき吹っ飛ばしてたでしょ、二人が」
「…あいつだったの?」
「(こくこく)」
わたしの代わりにロムが頷いて答える。
「……え、えっと…わ、わたし達ってばさいきょーねっ!」
「あ、誤魔化した」
「誤魔化したわね」
「ラムちゃん…」
「う、うるさいわね! だいたいあんた達は誰なのよ!」
話を逸らそうと、四人に向かってそう叫ぶラム。
まぁ、わたしもあの四人の事は知らないけど。
「一応、わたしを助けようとしてくれた人達」
「してくれた…ってことは、結局助けてくれなかったんでしょ、ならタダの役立たずじゃない」
「…まぁ、言い返せないわね」
その"役立たず"な行動で誘拐犯に隙ができて脱出できたんだけどね、まぁ言わなくていいや。
「あ、あの! 貴女達がルウィーの女神候補生なの?」
「えぇ、ルウィーが誇る双子の女神。ラムちゃんとロムちゃんとはわたし達の事よ!」
「(こくこく)」
「あれ? じゃあそっちの子は誰なの?」
薄紫の言葉に二人が名乗ると、青髪がわたしについて聞いてくる。
「わたし? わたしはフウ。この女神様二人の護衛役」
「護衛、ですか?」
「そうよ! フウちゃんはこーみえても強いんだからねー!」
「強い、ねぇ。タダの子供にしか見えないけれど…」
…別に自分が強いっていうわけじゃないけど、ホントに見かけで判断するような人ばっかりで嫌だ。
「よかった、いきなり会えるなんて…あのね、私も女神候補生なんだ。あ、えっと、私ネプギア。お姉ちゃん…ネプテューヌの妹で、こっちの三人はアイエフさん、コンパさん、日本一さんって言って…」
「…ねぷてゅーぬ? どこかで聞いたような…」
「プラネテューヌの女神だね」
「そう、それそれ。…って、フウちゃん知ってたんだ」
「流石に女神くらいは知ってるよ」
「…わたし達の事、知らなかった」
「あくまで女神、候補生についてまで網羅してる訳じゃないから。だからあのネプギアってのも知らない」
ロムの言葉に淡々とそう返す。
知らないものは知らないんだから仕方ないでしょう。
「初対面の、しかも女神を呼び捨てとかいい度胸してるわね、あの子…」
「ま、まぁまぁ、私全然気にしてませんし…」
「ともかく、あなたプラネテューヌの女神なんだ」
「うん。それでね、お姉ちゃん達を助けるために私と…」
ネプギアが何かを言おうとした時、それを無視…というより聞いて無い様子の二人がネプギアに向かって言った。
「…ってことは、わたし達の敵ねっ!」
「…敵(びしっ)」
「「…え?」」
二人の発言に、思わず言葉が漏れてネプギアとハモった。
なんでそうなるのさ…
「えぇ!? ち、違うよ! なんで敵になっちゃうの!?」
「…一応、理由を聞こうか?」
「だって、他の国の女神でしょ? きっとルウィーのシェアを横取りしに来たのよ!」
「そういう女神がいたって…本で読んだ」
「あぁ…」
そういえばそうだったっけ。
今は犯罪組織がいるからあまり聞かないけど、基本的には四つの国で争ってたからね。
…それならそういう女神もいたって事くらい、本にも載ってるだろうな。
「そ、そんなことしないよ、とにかく話を聞いて…」
「もんどーむよー! ロムちゃん、フウちゃん、あいつらやっつけるよ!」
「…うんっ」
「ちょ、ちょっと待ってってばー!」
言って、武器を構えるラムとロム。
……はぁ…
「はいはい。二人とも落ち着いて落ち着いて」
「フウちゃん!? 何言ってるの! あいつらは悪い女神なんだよ!?」
「はぁ、確かにそういう女神もいただろうけどさ。今は犯罪組織がいるんだからそれどころじゃないでしょ?」
「…でも、こういう時に乗じて横取りに来たのかも…」
「確かに可能性としてはありえるね。でも今争うんなら女神様達を助けるのを優先すべきだと思うな」
二人に言い聞かせて落ち着かせる。
あのネプギアっていう人が"助けるため"とか言ってたし、今の守護女神は捕まってるとかそんな状況なんだろう。
だったらあまり敵対するものでもないし。
「ま、これでホントにあの女神様がわざわざこの国まで来てシェアを奪う、だなんて喧嘩を吹っ掛けられたなら…何倍にもしてやり返せばいい、それだけでしょ」
「で、でも…」
「少なくとも、今のあの人達からは敵意を感じないよ。今ここで戦うだけ時間の無駄、まだクエストでも受けるか遊ぶかしてる方が有意義だね」
「うぅ〜…!」
わたしの言葉に杖をぎゅっと握りしめて唸るラム。
ま、言ってみたはいいけどラムの性格からしてどうせ無視される…
「……しょーがないわね」
…あれ?
「という事であんた達! 今日の所はフウちゃんに免じて見逃してあげるわ!」
「え…いいの? ラムちゃん…」
ロムも少し驚いた様子。
うーん…初対面のイメージでめん…あまり人の話聞かなそうな感じだったんだけど、随分あっさり引き下がったなぁ。
「え?」
「ということで。ロムちゃん、フウちゃん、帰ろっ!」
「あ…うん」
そう言ってラムはロムと一緒にわたしの腕を掴み……って、え?
「ちょ、ま、きゃあああああああああああああああああああっ!!?」
そのまま空へと飛び立った。
ひゃああっ! 飛んでる! 高い! 怖いっ!! 離してえっ!?
「あっ、フウちゃん暴れちゃダメ!」
「お、落ちちゃう…」
「いぃぃぃやぁぁぁああああああああっ!!」
ルウィー国際展示場の上空で、わたしの悲鳴が木霊した。
…わたし、何か悪い事したかな…なんでこんな目に…
-side nepgia-
「きゃあああぁぁぁぁぁぁ……」
ルウィーの女神候補生の二人が一人の女の子と一緒に飛んで行って、女の子の悲鳴が響いてからダンジョンは静かになった。
だ、大丈夫かな、あの子…
「…なんだったのかしら、あれ」
その沈黙を破ったのはアイエフさん。
ただ茫然と三人が飛び去った後を見つめている。
「さ、さぁ…」
「でも、あの子のお陰で女神様と戦わずに済んだよねー」
日本一さんの言うとおり、あの子が二人を止めてくれなければ私達はルウィーの女神候補生であるあの二人と戦うことになっていたかもしれない。
助けてくれた、のかな…?
「…ま、いいわ。下っ端もいつのまにかいなくなってるし、さっさと教会に向かいましょう」
「そ、そうですね! 行きましょう!」
そして、私達はルウィーの教会に向けて歩き出す。
どうしてかわからないけど、あの子にはもう一度会ってみたい。
そんな事を、考えながら。
☆status☆
フウ・シェルツ
☆状態:普通
☆装備情報
└なし
└ホワイトリング
└((D|デザート))イーグル
└((W|ホワイト))コート&マント
└緑のリボン
☆メモ
・下っ端と遭遇、ロムの代わりに誘拐される。
・ルウィー国際展示場でネプギア一向と遭遇。第一印象は悪め?
・ルウィーの双子女神と共に空の旅。
説明 | ||
今回は出来が悪い予感…いっつも駄文ですけれどね! こんな調子で最終話まで書けるだろうか… |
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フウ「真逆な意見だ。とするとわたしは中立?」ヴァイス「依頼は?」 フウ「あっ、そっか。だとすると女神側寄りってことかなぁ」 ヴァイス「…戦争じゃあるまいし」(風音ツバキ) 氷室「あいつら……殺す!!」 お前は別の意味で女神なら何でもいいんだ…。 氷室「皆殺しにしたいだけだ。」(クリケット) フウ「…わたしが信仰…してるのって一応ブラン様だけど、そうなるとあの二人も信仰してることになるのかな」 ヴァイス「…女神ならなんでも、か」 フウ「どうかした?」 ヴァイス「…いや、別に」(風音ツバキ) ネロッ☆「ラムねーさんばかわいい」フロム「お前女神ならなんでもいいんだな」ネロ「勿論。」(リアルではおぜうタイプ@復帰) |
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