美津濃 神龍V型 戦闘機
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説明
 神龍T型は陸軍が美津濃社に依頼し火薬式ロケット推進で艦船・戦車を目標とした体当たり機として開発されたが、決定的に航続距離が不足しているとしてU型で液体燃料ロケットを採用。
 その後、熱感知誘導(自動吸着弾?)・衝撃波感応誘導(イ号一型丙)などの開発から『生体部品による誘導・必中は、ナンセンス』として開発は停滞・・・
 しかし、秋水の改良機であるキ202の失敗(航続距離延長のために胴体をそのまま延長したため空力性能が著しく悪化した)が、本機をロケット迎撃機として再生の道を歩ませる事になる。
 キ202に比べ空力的に安定していたU型の基本設計をそのままに大型化したのがV型で、秋水・キ202で問題になっていた、着陸・地上運用を容易にするべく引き込み式の前脚三車輪式着陸脚を採用している。
 武装は、機体下面に30mm機関砲を2門搭載
 ロケット戦闘機としてある程度の完成度を持った本機であったが、ロケット戦闘機が異次元的性能を有する代償として運用(燃料の製造の電力・貯蔵、滑走路基地問題)が極めて難儀である点からは逃れられなかった。
 レシプロ・ロケット混合機『二號雷電』の登場や運用面で(あくまでロケットエンジンより)優れたジェットエンジンの性能向上から本機の生産は少数で終わっている。

 ベースは1/72のJu248です。主翼の位置を弄りました。
 神龍は某番組で、秋水の後継のロケット戦闘機として紹介されて気になっていたのですが・・・実体は100kg爆弾を搭載した有人対戦車体当たりグライダーだったようで・・・キット化されていますが、そちらも戦闘機として立体化されていたような・・・
 どのような経緯で、誤認されたのか気になる飛行機ではあります。
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