三二式特型 銀雷
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説明
新作が仕上がるのにはまだまだかかるので引き続き過去作の投稿です。

コトブキヤが展開するオリジナルロボットプラモデルシリーズ「フレームアームズ」のキットをベースとした改造作品です。
以下、脳内設定などを載せますので、苦手な方はスルーしてください。



「銀雷」

 三二式特型「銀雷」は、陸戦型FAである「轟雷」をベースに開発された、都市部戦闘用FAの運用試験用先行量産モデルである。
 本来、陸上での戦闘能力を最大限に発揮できるよう設計されていた「轟雷」は、肩部120o砲、脚部走行用履帯により、見晴らしのいい不整地での戦闘において非常に高い戦闘能力を発揮した。しかしながら、それら装備は近代的な都市部など、障害物や遮蔽物の多い戦場においては逆に短所となって現れてしまい、予想外の損害が生まれることになった。
 そこで、轟雷をベース機とした都市部戦闘用FAを開発。少数を生産して実験配備することで、都市部戦闘における損害低減を図ることとなった。
 主な変更点は、肩部主砲、脚部履帯の撤去。腰部ジェネレーターの小型分散化、装甲の軽量化、通信機能の強化などが挙げられる。
 武装面については、当時まだ「人型戦闘兵器」というFAの特色について理解が進んでおらず、銀雷に装備された武装もそういった側面を持つものが多い。
 主武装として用意された72o機関砲もその一つである。艦載用の超速射砲をベースにアームガン化されたこの装備は、ドラムマガジン式ゆえに戦場におけるマグチェンジが不可能であり、機関部がむき出しで衝突などのダメージに弱かった。
 しかしながら、ほとんどの遮蔽物を貫通できる72o徹甲弾の破壊力は魅力的であり、威力の割りには小型軽量であることなどから、短期決着を基本とする特殊部隊などでは、分隊支援火器として威力を発揮した。
 左腕に装備された高機能防循には、横型パイルバンカーが装備されている。これは、相手を突くようにして貫く通常のパイルバンカーとは異なり、相手を殴打するように使う。隔壁をこじあけたりするような道具としての使い道を主に考えられており、先端は完全な杭ではなくマイナスドライバーのような形をしている。杭の伸縮は炸薬カートリッジによる無反動方式が採用された。
 肩部に装備された大型グラップルカノンは、左右二機、前後に一挺づつの計四門のワイヤーアンカーを備え、壁面などに打ち込むことによって登坂もしくは降下を行う。前後に対して別々に射出できるため、ロープウェイのように二点を繋いで移動したり、障害物と地面を繋いで引き倒したりするなど、トリッキーな運用を可能としている。
 腰部に装着されたダガーナイフは、轟雷のものにくらべ小型化され取りまわしが改善されている。脚部には、不足する火力を補うための対FA大型手榴弾を装備。自己鍛造破片弾を採用した対装甲用炸裂弾であり、FAは勿論主力戦車などの重装甲目標に対しても効果を発揮する。

 銀雷は、本来都市部戦専用FAの運用効果確認用の先行量産機なのだが、切迫する戦況のために殆ど実戦投入に近い形で運用されることになった。特には中東において某国大統領を救出したことで有名な特殊部隊、通称「女郎蜘蛛隊」に配備されていたことが有名である。
 後に配備される正式量産型のテストヘッドとはいえ、期待以上の活躍をした兵器であったと断言してよいだろう。

<改造内訳>
頭部:轟雷ベースにデコレート
胸部:フレームをデコレートして増大。一回り大きくなりました。主な改造点と言っていい。
腕部:装甲を切り欠いたぐらいでほぼ無改造。
腰部:ケツのジェネレータ(?)を小型化
脚部:装甲を切り刻んで組み立てなおし、山羊のような脚にしてみた。
背部:グラップルカノンを接着。外せません。
武装:
72o機関砲:MSGをベースにジャンクの塊。
グラップル砲:ティエレンの膝関節をベースにジャンクの塊
高機能防循:プラ材メイン
手榴弾:プラパイプメイン
ナイフ:轟雷のを整形しただけ。

<塗装内訳>
関節:グレートーン4
薄グレー部:グレートーン2下地にグレートーン3
濃グレー部:グレートーン1下地にグレートーン2
黒部:グレートーン1+ブラック
黄色部:橙黄色

<コメント>

例によってまた轟雷です。轟雷優秀すぎてどうもこればっかりになっちまいますな。ちなみに、次とその次も轟雷を予定しています(死
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轟雷 ロボット プラモデル フレームアームズ FA 1/100 

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