ゲイム業界へようこそ!その33 |
困惑している二人に俺は改めて事情説明することにした。ノワールとの関係、変身後の姿について、まぁ説明するのに苦労しましたよ・・・。変身後の女性化と服装の説明はノワールに説明した時と同じ「仕様」でなんとか誤魔化したし。そしてまた変な目で見られる始末・・・、ホントアノダメカミサマメ、ドウシテクレヨウカ?
そして説明を曖昧にだが終了させて、俺は町へ戻ることを提案した。目的だった子供はさっきの彼女が既に救助し終えていることを伝えると、二人は素直に納得してくれて、俺の提案に乗ってくれた。
いまだ気持ち良さそうに眠っているコンパは俺が街まで肩に背負っていくことになった。俺自身が彼女をこんな状態にしたのだから仕方ない、甘んじて受けるとしよう。
そんな俺達が街へと向かう最中、アイエフがふと疑問に思ったのか俺に質問してきた。
「ねぇ、今改めて疑問に思ったのだけど、ねぷ子があなたを呼ぶ時、『お兄さん』に変わってたんだけど、一体どういうことなの?それにねぷ子が普段よりおとなしい気がするし。」
「ああ、それには少し事情があってな、さっき子供を捜すために、二人ペアになって別れてからさ・・・」
俺はアイエフにことの流れを大雑把にだが説明してあげた。もちろんネプテューヌと少しの間抱きしめ合っていたとか余計な部分は説明から全力で省いてますけどね!無駄に面倒とか起こしたくないし!!
「変な人かと思ってだけど、意外と優しいところもあるのね。ねぷ子の様子を見るとほんとに心配してくれたみたいだし。」
「アイエフにとって俺の変人扱いは変わってないんだな…。」
「さすがにあなたの今までの行動を見るとね。極めつけは変身すると女性になるとか、さすがにオカシイでしょ?」
「さっきも説明しただろ!?もう勘弁してくれよ…。」
「ははっ、ごめんなさい。それにしても私としてはねぷ子が静か過ぎて違和感を持つわね。落ち着きを持ってくれたことは素直に嬉しいんだけど。」
「アイちゃん、私そんなに変かな?確かに自分でも前よりはちょっとだけおとなしくなった気はするけど…。」
アイエフの言葉にネプテューヌはやや落ち込み気味のようだ。確かにアイエフの言う通り、今のネプテューヌは以前より大きく変化している。その原因が間違いなく俺にあるのだが、果してこのままで本当に大丈夫なのだろうか?
今の彼女は落ち着きを持っており、それにどうやら空気を読むことが出来るようになったみたいだ。あの天真爛漫だった主人公の面影はもはや皆無だ。原作ゲームをプレイした俺にとって、この現状には少し寂しさを覚えてしまう。なんとか元の性格に戻せないだろうか?
「ネプテューヌ、前にも聞いたけどその性格は治りそうにないのか?」
「はい、しばらくは…。お兄さんは前の私の方が良かったんですか?」
「今みたいに落ち着きがあるのはいいことだと思う。だけど、だからと言って静かな子になってしまうのは寂しいな。俺としては今の君よりはあの明るく元気だった君の方が好きだったよ。ネプテューヌをこんな状態にした原因の俺が言うことじゃないけど。」
「ねぷ!?お兄さんは何か気にしているみたいですけど、全然だいじょうぶですよ!あの時の言葉は私にとってほんと本当に嬉しかったことだし…。だから『原因の俺』なんて寂しいこと言わないでくださいよぅ…。」
「ああ…すまなかったな。」
そんな会話を3人でしているとあっという間に街へと到着してしまった。とりあえず近くの公園へ向かい、そこにあったベンチにコンパをおろす。(結局コンパは最後まで起きなかったな。背負っている最中に「いい匂い…、もっとくっついても…。」とかよく分からない寝言が聞こえてきたが。後寝ているはずなに途中から「ハァ…ハァ…」とか荒い呼吸に変わってるし。ウン、ごめんなさい。ちょっとだけ興奮しちゃいました。)
そのまま俺達は別れることになった。別れ際にネプテューヌが「おにいさ〜ん!また絶対会おうね〜〜!今度はもう少しだけ元気になってくるから〜〜!!」と大きな声をあげ、手を振ってくれた。それだけの声が出せるなら、おそらく治るのも時間の問題だな。俺も手を振って返す。さて、家に急いで帰るとするか。ハァ…最後の難関を攻略するのは苦労しそうだな。
説明 | ||
えっ…「神次元ゲイムネプテューヌV」とか今知ったのですけど…。 ちょ、新キャラとか待ってくださいよ、いや嬉しいんだけどもね。皆グラフィック変わってるし、ネプテューヌがここまで賑わうとは作者も思わなかったしだいで… こりゃ本格的にPS3買ってmk2やらなきゃ一人のネプテューヌファンとして失格になってしまう。 |
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超次元ゲイムネプテューヌ | ||
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