ゲイム業界へようこそ!その34
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気持ちの良い朝が来た!これで勝つる!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごめんなさい、別に何かに勝とうとしている訳でもないんです…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そちら側の皆々様おはようございます。あちら側の皆さんいかがお住ごしでしょうか?今日も私は元気です。

 

 

ベッドから起き上がり、まずはカーテンオープン。相変わらず良い曇りだね、今日も一日楽しくなりそうだ。

 

 

 

今日の予定はっと…、特にないな。さてどうしようか?

 

ちなみにノワールは別件で用事があるようなので、今日は一緒に行動できないようだ。少し寂しいが、こんな日も偶には必要なのだろう。ということで今日は一日一人で過ごしてみようと思う。

 

 

 

まず何をしようか自問自答してみる。何かしたいこと何かしたいこと……、資金集めだな。今はこれに限るだろう。

 

 

さすがにノワールにはこれ以上、お金を借りるわけにはいかない。男として非常に惨めになってくる。なので今日なんとかして資金を稼ぎ、彼女にきっちり返済したい。よし、目的は決まったな。

 

 

 

適当に朝食を作って素早く胃袋に納める。ハンターナイフも持ったし、よし準備OKだ!俺は勢いよく家を飛び出した!!……あっ、もちろん家の鍵はしっかり閉めたよ。戸締りはとっても大切さ!

 

 

 

さて、家を飛び出したものの、まずどこに行くべきだろうか?資金を集めるにはバイトとかあるだろうけど、手っ取り早く集めるのなら、やはりクエストの依頼をこなすだろうか。戦闘にもいくらか慣れてきたし、ダンジョンの目安レベルを間違えなければおそらく大丈夫だろう。

 

 

 

この前ノワールと街中を巡り歩いた時に覚えておいたクエストを受ける際に訪れる店へと俺は向かった。ノワールが言うには実際のところ、クエスト関係の店は大小様々だが街の中に10件近くあるというのだ。ゲームプレイ済みの俺もこれには驚かされた。ゲームの画面上に並べられたクエスト等はその店達の全てをまとめて、整理した物なのだろう。ゲームの中に入らなければまったく知ることの出来なかった情報だな。まぁだから別にどうと言うことでもないんだが…。

 

 

 

さて、それならば店を全て見て回らなければならないのかというとそれはどうやら違うらしい。大きな店にもなると、小さな店にあるクエスト情報を逐一知ることができ、クエストの受付も可能なようなのだ。これは凄く便利なのだが、大きな店はそれだけ管理が大変な為か店舗数が極端に少ない。そしてこのラステイションには2件しかないらしい。もう少し増えて欲しいものだ。

 

 

 

そうこうしているとノワールに紹介された店の前に辿り着いた。このそびえ立つ建物が先ほど言っていた大きな店の一つ、店名『アニメエイト』……だ。もう俺は何もツッコまない。ツッコませない。

 

 

 

店内へと進むとこれはさすがと言ったところか、多くのクエスト依頼の張り紙とそれらを選別している人々で埋め尽くされていた。随分とまた活気があるもんだ、そして俺もそんな周りの影響に感化されてか、奇妙にテンション高めである。俺も負けておれん!!

 

 

 

「失礼しますね。」「あっ、ちょっと横通りますよ?」ヒョイヒョイっと…。人々の群れを華麗に避けて、張り紙の近くへと進んで行く。チートである素早さのおかげも有ってか、身のこなしも割と上手い気がする。さながら今の俺は某格闘ゲーム「ギル○ィギア」に出てくる忍者のようだ。カミカゼェ!!

 

 

 

どうやら張り紙はレベル別に分けられて張っているようだ。俺のレベルは現在15…まぁボチボチってところか。今回は一人でのクエストなので推奨レベルよりもやや低いクエストを選ぶことに。無理をして大怪我とかしたくないからね。

 

 

 

俺が選んだクエストは「働きたくない」、推奨レベルは10でクリア条件は牛鬼を5討伐することだ。レベルも大丈夫だろうし、牛鬼も何度か倒したことがあるので問題ないだろう。

 

 

 

張り紙を壁から取って、受付をするカウンターへと持っていく。見たところ受付の人達は女性が多いようで、さらに俺の主観では可愛い人達ばかりである。そんな女性と話をしたいからか、多くの男性が長蛇の列を作ってそこに並んでいた。そんな男達に対して、受付嬢らは平然と受け答えしているようだった。凄く手馴れている感があるな…。

 

 

 

そんな光景に目を奪われていた俺は受付カウンターの端に数名しか並んでいない列を発見。これをラッキーと思い、ヒョイっと並んでしまった。

 

 

 

前へ少しずつ進んでいき、受付カウンターが近づいてくる。俺は受付の人がどんな子か気になり、やや体をずらして受付の方を観察してみることにした。

 

 

 

 

 

何かがオカシイ…。

 

 

 

 

そこに女性が立っているかと思いきや、どうやらこの列は男性が受付を行っているようだった。それだけなら俺もおかしいとは思わない。

 

 

 

その男性だけ何故か体のラインが黒く太い線でしっかりと見えてしまうのだ。自分で言ってて変なこと言ってる気がするのだがそうとしか答え様が無い。

 

 

まるでその男性だけが別次元に見えてしまう…。クッ、説明が難しいな…。あれだ!アニメ「みつど○え」の3つ子の父親の感じだ、これで分かるはず!むしろ理解して!!

 

 

 

それより何故かその男性には見覚えがある。特徴あるキャップを被り、熱い瞳を持ち、全力でお客様をお出迎えする真のハートを体に宿す人物。名前が喉まで出かかっているのに…もどかしい!!

 

 

 

やっとのことで俺の番になった。ヨシッ、名前を聞いてみよう。話はそれからだ!

 

 

 

「あの〜〜すみま「イィ〜〜〜ラッシャイマセエエェーーーーーーーイッ!!!」ゴハッ!!」

 

 

 

男性の熱い叫び、及び大きな声の挨拶に俺は吐血した……脳内で。

説明
新キャラにハードでpsvitaとか今後出てくるのかな…、そしてらオリ主をまた変更しなくちゃならん…、もうネオジオとかヴァーチャルボーイとかになっちゃう?
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