#1 _満月と変な穴_
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 僕「きれいだなあ・・」

 猫「にゃー・・」

 

 満月の下でたそがれる。自分にとって最高の夜だった。

 ただ、この日が最悪な人間(人間?)と出会ってしまう夜だった。

僕「なー。涼。」

 猫:涼「なー?」

 僕「月って何だと思う?」

 涼「・・な?」

 僕「だってあんなに光っているんだよ?

 なのに誰も疑問を持っていない。」

 涼「なー・・」

 僕「何でだろうね?」

 

 なぜだろう?月はなぜ光るのだろう?まあ専門的な事は耳が痛くなりそうに思う。

 すると、5メートル程先の草むらから・・

 

 カサ・・

 僕「ん?」

 涼「にゃ?」

 

 カサカサ・・バッ!

 

 涼「にゃっ!?」

 僕「えっ、あれ?涼?」

 

 見ると椅子にいた猫:涼は足跡なく消えていた。

 首輪に鈴もついていた。けれど音もしない。

 

 シューー

 

 変な音がする。

 

 パッ。

 音がした真後ろに向くが早いか、首を捕まれ、

 変な穴に入ったかと思うと、「僕」は浮いている様な気がして、意識を失ってしまった。

 これからだ。これから。夢が始まったのは。

     #1  fin.

 

説明
初めて二次創作の小説です。ついでにシリーズ。続かないかもしれませんが、暖かい眼でご覧くだサイ。
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