三式中戦車四式四
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説明
 4式ロケット兵器の中で最大のものである『四式四十糎噴進弾』の車載機動砲である。
 車体は三式中戦車を流用し、新設計の砲塔後部には40cmロケット弾四発を収めた可動式ロケットランチャーを装備していた。
 昭和18年後半に四式四十糎噴進弾の筒型砲・軌条式砲・木製砲・箱型車載式砲の4種を試製し比較試験の結果、木製砲が重量も軽く、取り扱いが容易と機動力で他を圧倒し採用されるも、箱型車載式砲の即応能力・戦闘時の利便性が訴えられ同時に製作が進められ採用された。
 三式中戦車ベースの本車は、新造の旋回可能な砲塔式ロケットランチャーを搭載した本格的なロケット砲車両である。ランチャーには四式四十糎噴進弾四発を収め発射の際には、噴煙・炎を避けるため右か左に砲塔を旋回させていた。
 噴進砲兵団に配備され3両小隊規模を最小単位で行動し味方戦車の進出を支援する任務にあった。
 ただ、搭載弾の四式四十糎噴進弾は、非常に重く(507.6kg)装填にはクレーン車等の支援を必要とした。その為、利便性において大きな問題を抱えていた。
 瞬間のSと制圧のSを取ってSS車と呼ばれる事もあったが、工兵に配備されていた装甲作業機(装甲→S・作業→S)がSS器と呼ばれており混同される事もあった。

 W号戦車ロケットランチャー搭載試作車Pz.W Raketenwerferが元ネタってか、まんまですね。
 MM誌で見て、一目惚れしまして・・・4連装ロケットランチャーがカッコ良すぎで
 車体は、三式中戦車で砲塔は主にプラ板とプラ棒で製作しました。
 Pz.W Raketenwerferに搭載された28cm/32cmロケット弾は重量が82kgと79kg・・・重量が500kgを超える四十糎噴進弾はやり過ぎたかも・・・本来なら四式二十糎噴進弾(83kg)四式二十四糎噴進弾(110.7kg)を選択若しくは二連装・単装ランチャーにすべきかと思いましたが・・・見た目重視で40cm4連装にしました。
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