IS 〈インフェニット・ストラトス〉 勇者光臨
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さてさてやってきました学年トーナメント、俺と簪の最初の相手はセシリアと鈴だ

候補生同士がペアか相手にとって不足なし

つっても俺も日本の代表候補生の簪がパートナーだけどな

俺達は今俺達の出番が来るのを待っているが、簪は緊張しているようだ、呼吸が荒い

 

「大丈夫か?簪?」

「だ、大丈夫・・・心配しないで・・・」

『Oh!簪、緊張はいけないもんね〜落ち着くもんね〜』

 

マイクも相棒として役目を果たそうとしている

 

「・・・有難う・・・」

「・・・どうやら俺達の出番のようだ、さあ楽しもう」

「・・・うん・・・!」

 

俺と簪はアリーナに足を進めたそこには既にセシリアと鈴がISを展開して待っていた

俺達も展開する事にした

簪は暖かなGストーンが放つ命の光に包まれ、打鉄弍式の新たな姿

『サウンダース・ネクスト・オーバー』となった

俺もガオガイガーを展開する

 

「ガオ!ガイ!ガァァア!!!」

 

俺達はスラスターを吹かし浮き上がりセシリアと鈴と向かい合った

そして試合スタート

 

まずは鈴が双天牙月を構え突撃してくる、先制攻撃という事だろう

が、簪は肩にマウントされたGストーンのエネルギーを収束させたブレード

『G・ガーディアン・ブレード』を抜き放ち鈴と鍔迫り合いになりながら上昇していく

俺は右腕を高速で回転させながらセシリアに向かう

セシリアは急激に後退しライフルで攻撃してくる、右腕で弾を弾きながら接近する

 

「ブロウクン!マグナァム!!」

 

超至近距離よりブロウクンマグナムを放つが上空から降下してきた鈴によって跳ね返される

 

「ほう・・・よく跳ね返せたな」

 

上空から簪が降下してくる

 

「ごめん・・・取り逃した・・・」

「構わないさ、簪、にしても強くなったな、セシリア」

「ええ、聖心さんに勝ちたい一心で訓練いたしましたわ」

「さあ行こうか!セシリア!簪、鈴は任せる」

「解った・・・」

 

俺はセシリアに向かった、セシリアはインターセプターを展開し接近戦を行う

腕とインターセプターが交差し火花を散らす

がセシリアは力負けし地上に落ちてしまう、その隙を付き

 

「凱!ガトリングドライバー!射出!」

『了解!座標軸固定ガトリングドライバー射出!』

 

ガトリングドライバーを腕と連結する

 

「ガトリングドライバァァァア!!」

 

ガトリンググドライバーにパワーを充填させセシリアに向ける

ババババババン!!!シュ〜!!

すると空間が捻じ曲がり、セシリアの周辺の空間が牢獄のようにセシリアを閉じ込め

エネルギーを削りセシリアのISのエネルギーが0になった

それと同時にセシリアを閉じ込めていた空間が元に戻りセシリアは開放される

俺はセシリアを優しく受け止める、俺はガオガイガーの兜の顔の部分が見えるようにして微笑む

 

「大丈夫か?」

「あ//////は、はい・・・///////」

「じゃあまた後でな」

 

俺はセシリアを降ろし飛んだ

 

簪サイド

 

私は今マイクと一緒に相手と戦っている、私は握っている『G・ガーディアン・ブレード』

を強く握った、この剣は勇気と私の感情によって出力が大きく左右する

そして今『G・ガーディアン・ブレード』は大きくGストーンの輝きを放っている

これは私の感情が出力を大きくしているから

私が今持っている感情は、心さんの相棒になれた喜び これだけ

マイクによると+の感情だと出力は大きくなりーでは小さくなるらしいのだ

つまり怒り、憎しみ、悲しみ、それらの感情に身を任せるとGストーンは力を発揮するのを拒んでしまう

それが勇者の条件、怒り、憎しみ、悲しみ、に身を任せてはいけないそれとGストーンが認める事

これが勇者のための条件、私は更に喜びに勇気を混ぜる事で出力を更に上げる

 

「ま、また光が大きくなった!?」

『簪!すげぇっぜ!まさかこれほどまでGストーンが簪を認めるなんて!驚きだっぜ!!』

「・・・心さん・・・見てて・・・」

 

更に輝きが増しブレードの切れ味と破壊力が増していく

一気にGSスラスターを開いて鈴に接近し斬りかかる

 

「!?は、速い!くっ!!」

 

双天牙月で防御するがあまりの切れ味と破壊力に双天牙月は使用不能にされ

鈴は戸惑ったがその隙が仇となり『G・ガーディアン・ブレード』の一太刀がクリンヒットし

鈴のエネルギーを0にした

 

「やった・・・」

『簪!最高だっぜ!』

「・・・ありがと・・・マイク・・・///」

 

さて俺達はISを解除し試合を見ている、今現在の試合は一夏&シャルル対ラウラ&箒

何の因果が有ってあの組み合わせになったんだ?またあの唐変木のせいか?

それにしても・・・コンビネーションがいいな、一夏とシャルル

抜群のコンビーションでラウラと箒を追い詰める、ラウラのISの厄介な武装『AIC』

に箒を倒したシャルルが加わり、一方が拘束されてももう一方が攻撃し救出する

・・・そろそろ決まるか?

がラウラは言葉にならない絶叫を上げた

全身がドロドロになっていくが、不意なぜか嫌な感覚に襲われる

全身の神経が一気に逆立って、何故かゾクゾクする、まるでGストーンが拒否しているような・・・

 

『ゾォォンダァァァア!!』

「「『!!!ゾ、ゾンダー!!?』」」

 

何でこの世界に!?

 

「凱!あれって・・・まさか!!」

『信じたくはないが素粒子ZOを確認した!』

「ゾンダー!?・・・心さん見て!」

 

簪の言われた通りに見てみるとラウラの方を見ると形状が変化し

EIー14のような形になった、ゾンダーは対象物を決めずに周辺を破壊していく

肩のキャノン砲、ビームキャノンを辺り構わずに放ち、手首のビームマシンガンを乱射し

一夏達を襲う、一夏は雪片弐型で必死に防御する、シャルルは反撃するが強固なゾンダーバリアに

阻まれダメージを与える事が出来ない

 

「ちぃ!簪!凱!行くぞ!ゾンダーが相手なら勇者の出番だ!」

『了解!先生には俺達が鎮圧すると言っておいた!』

「流石!手が早いぜ!行くぜ!『ギャレォォォン』!!!」

 

俺が叫ぶとギャレオンが現れる

 

『グォォォン!!!』

「マイク!」

『OKだもんね〜!システムチェ〜ンジ!!』

 

「フュージョン!!」

 

俺はジャンプし体を丸めるそれをギャレオンが取り込み、変形を開始

ギャレオンの頭部は胸部になり、そこから人型の頭部が現れる

前足は手となり、後ろ足は人間のように真っ直ぐとなった

そして頭部のGストーンが光る

 

「ガイガー!!」

 

簪は『サウンダース・ネクスト・オーバー』を展開する

どうやらマイクは待機状態からの移行をシステムチェンジと言っているようだ

 

腰のスラスターからGSライドのスモークを回転しながら噴出する

その中にドリルガオー、ステルスガオー、ライナーガオーが入ってくる

腰を回転させドリルガオーと連結する、腕を背に移動させ肩からライナーガオーが入る

そして背にステルスガオーがドッキングした、ギャレオンには鬣が付けられステルスガオーから腕をドッキングし

兜が頭部に着く

 

「ガオ!ガイ!ガァァア!!!」

『座標軸固定ディバイディングドライバー射出!』

 

ディバイディングドライバーを出し腕と連結させる

 

「ディバイディングドライバァァァア!!」

 

ディバイディングドライバーにパワーを充填させシールドに突っ込む

ババババババン!!!シュ〜!!

空間が捻じ曲がりシールドに穴を開ける

そこでは一夏とシャルルが必死の回避を行っていた

 

「ブロウクンマグナム!!」

 

ブロウクンマグナムを発射しサバイバルナイフで斬りかかっていくゾンダーを攻撃する

胸部に直撃し装甲がボロボロっと音を立てて崩れる

そこにはチューブで縛られているラウラがいた、どうやらコアと融合してる訳ないようだ

IS自体も若干大きくなっている、ラウラは捕られているかの様に縛られている

 

「一夏!俺が次、奴の胸部を攻撃してラウラが見えたら引きずる出せ!

ラウラは自分の意志で行動していない!」

「わ、解りました!!」

 

ゾンダーは胸部の修復を終え、立ち上げ肩のビームキャノンを放ってくる

 

「プロテクトウォォル!!」

 

リングを展開し防御フィールドを作りビームキャノンを防ぐ

そんな事お構いなしに連射してくる

ドォォン!!ドォォン!!ドォォン!!

ピシィン!!ピシィン!!ピシィン!!

するとキャノンのエネルギーが切れたのか、肩のキャノンをパージし手の甲からロングナイフを出し

突進してくる

 

「ガオガイガーに!!」

 

斬撃を体を沈ませて避け、カウンターで左腕で殴り付けナイフを砕く

ゾンダーは手首のビームマシンガンを構えるが発射させる前に手首を掴み力を込める

徐々にヒビが入り、手を粉砕する

 

「接近戦で勝てると思うなぁぁあ!!俺の友人は返してもらうぞ!!ドリルニー!!」

 

ドリルニーを回転させそのまま膝蹴りを喰らわせ胸部部分を全壊させラウラの姿が丸見えとなった

 

「今だ!一夏!」

「はい!!」

 

一夏は瞬時加速を使用し一気に接近するが

ゾンダーは一夏に触手を伸ばす、取り込み気だ

 

「そうは・・・」『させないっぜ!!カモン・ロックンロール!!ディスクM、セットON!!』

『ギラギラーンVV!!』「ギラギラーン・・・VV・・・!!」

 

肩のスピーカーから特定の機械の機能を麻痺させるマイクロ波を放射する

そのマイクロ波を受けたゾンダーは各所から煙を出し触手も止まる

一夏は両手でラウラをしっかりと掴みそのまま引き抜く

 

「聖心先輩!!今です!!」

「よぉし!!ゴルディマーグ!!」

『おう!久々の登場!!』

 

ゴルディがガオガイガーの隣に現れる

 

『ゴルディオンハンマァァア!!発動!承認!!

ゴルディオンハンマー!!セーフティデバイス!リリーブ!!』

「システム!チェ〜ンジ!!」

 

ゴルディは上昇し上半身はハンマーとなり、下半身は折り畳まれ大きな手となった

ガオガイガーは右腕を外し

 

「ハンマーコネクト!!」

 

巨大な腕を着けハンマーを掴む

 

「ゴルディオン!!ハンマァァァァア!!!」

 

ハンマーは金色に輝きガオガイガーも黄金となった

 

「ふん!」

 

聖心は光の杭を引き抜き上昇しゾンダーに突き刺し

 

「ハンマーヘル!!」

 

ゴルディオンハンマーで打ち付ける

 

「ハンマーヘブン!!ぐぉぉお〜!!」

 

ゴルディの腕から杭を抜き取るためのパーツが出て、それを使い杭を抜きコアを回収し左手で握る

 

「光になれぇぇぇぇ!!!!!!!!」

 

そのままボディにゴルディオンハンマーを打ち付け、相手を光に変換しISを待機に強制的に移行させた

シュヴァルツェア・レーゲンは元の姿に戻り待機状態に戻る

そしてコアには強力なGストーンのエネルギーをぶつけてコアを元のコアに戻す

が、何故この世界にゾンダーが現れたのか解らない

俺達、勇者の戦いは始まったばかりのようだ

・・・

 

「・・・失敗したか・・・あの程度ではダメか」

「どうやら此方側でも邪魔をしてくる様ですな」

「ふふふ・・・やっぱり美しくないわね・・・あの金色のロボは可愛いけど」

「ウィィィィン、新たな手を考える必要が有るようだな」

説明
学年トーナメント 勇者対ゾンダー?
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1995 1938 2
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