【腐向け】堕ちた翼【テドカイ】
説明
男を突き動かすのは『憎しみ』。
すべての白い翼に復讐を。
『天使』達に滅びを。
黒い翼の男は命を刈り取る。笑みさえ浮かべながら。

「神様、僕は」

一人の天使が訴える。その声が例え届かなくても。
だって、彼は覚えていたから。一際強く輝いたその光を。

「僕はテッド君が―――」

何が『罪』だと言うのだろう?
何故、『罰』を与えられなければならなかったのだろう。
彼、ただ一人だけが。

「神様、何故愛してはいけないのですか?何故、僕の翼だけが白いままなのですか…!」


天を追われ、地に堕とされた『神』の事を、その天使はまだ知らない。












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羽根大好きです。天使大好きです。その萌を固めた一枚。
テッドは最初、白い翼を持ってた。『神』の一人として天にいたけれど、天使に混じって暮らしてた。
そんな中、天使の一人だったカイトと出会うわけですね。
テドカイの話なのでお約束通り二人は恋に落ちるわけですが万物を平等に愛さなければならない『天使』に恋は御法度。罪に問われてしまうんです。
でも『罰』として天界追放されたのはテッドだけ。
その理由は、神々はテッドが邪魔だったからです。
テッドは『死神』として終焉を司る存在。神を殺せる唯一の神だった訳です。
だから神々はテッドを追い出したかった。
でも『死を司る神』は高位に存在するので下手に手を出せない。
そんな空気に満ちていたからテッドも嫌がって何も知らない天使の中に混じって暮らしていたんですね。
で、神々はカイトがテッドに惹かれてるのを知っててけしかけ、『恋』という最大の禁忌を犯させる。
まんまと罠にかかったテッドはそのまま罪を問われて追い出されてしまったわけです。
そうして翼を黒く染められ、天界を追い出されたあげくにカイトまで奪われたテッドは保身の為にすべてを奪った神々への復讐を決意する。
そんな物語でした。
カイトはテッドが死神である事も知らないし、神々の策略も知らないので自分の所為だと物凄く責めるんですよね。どうして自分だけが助かるのかと。
例え天を堕とされてもテッドが好きだから、数いる天使の中でただ一人だけ、天を裏切ってテッドについたのでした。

まあ、この話はテッドが天からカイトを連れて出て行く話なんですけどね、簡単に言うと!(笑)



間違って修正前の画像アップしちゃったのであげ直し……
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