ランチア デルタS4 | 次 |
説明 | ||
エレール1/43キットです。 20年近く前、当時はこのクルマの完成品ミニカーが出ていなかったので このキットに遭遇したときは大喜びだったのですが 帰宅して箱を開けた瞬間に血の気が引く壮絶なキットでした。 エンジンルームは『ヘッドカバーとエキマニの一部がモールドされた板』と 『ロールバーがモールドされた板』の2パーツのみというパンキッシュな構成でした。 どうにもならないのでヘッドカバーとエキマニを切り取ってエンジンブロックやミッションケースを自作。 スーパーチャージャーとターボチャージャー用それぞれのインタークーラー コンプレッサー、タービン、エアクリーナー等可能なかぎり自作して再現。 ここまでくると見えなくなるのはわかっていても半ば意地で配管を取り回して繋げています。 厚さが軽く1mmを超えるウインドウパーツはフロントとサイドを塩ビ板に交換。 リアウインドウのみルーバーのモールドを生かしたかったのでひたすら削って薄くしました。 タイヤ&ホイールも『ただ丸いだけのわけのわからん1パーツ構成のもの』だったので 形が気に入らなくてバラしていたONYXのランチア037ラリーのタイヤ&ホイールを流用。 スタッドボルトの数が違いますが元キットと比べれば十分すぎる見栄えになったので気にしないことに。 幸い、ボディ形状だけは大きな不満もなかったので、Cピラーのインテークのフチを薄く削り ボンネットのエアアウトレットのフタとリアスポイラーをプラ板で作り直すだけで済みました。 ワイパーは汎用のエッチングパーツ、マッドフラップは自作です。 デカールもピンボケ気味な上にあちこち間違ってるわ硬いわで気に入らなかったので 可能なかぎり別売りのデカールを入手して置き換えました。 現在なら出来の良い1/43完成品ミニカーもありますし、 このキットを作るにしても半分の手間で倍の完成度に持って行けると思いますが 自分の中では外せない1台なので末永く大事にしたいと思います。 しかしながらエレールは今はいいキットがたくさんあるようですが、 これ以降まったく作る気がしません(笑)。 |
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コメント | ||
> dMRさん ありがとうございます。 持ってる人いましたか、嬉しいです。 何も言わなくても伝わりますよね。 東欧メーカーの簡易インジェクションキットより遥かに手間かかりました。 当時の自分すごい、って思いますよ(笑)。(HAL) 私も買ってうきうきしてシュリンク破って速攻で箱を閉じましたが、これは労作どころじゃないですねぇ!! HALさんのを拝見して積みの山から引っぱりだして改めて見たらツルツルのホイールにただ円盤状のホイールカバーの時点で元の場所に戻しましたw そういうキットを一度ここまでやるとエレールはお腹一杯ってのは分かる気がします。(dMR) |
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1/43 ランチア エレール カーモデル WRC グループB トイボネン アバルト | ||
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