檻 |
私たちは島に住まわされている。
ドレイのような暮らしを強制させられている…らしい
もちろん私には良く分からない。
生まれた時からこの島から出たことはないし
誰も外の世界を知らない。
私たちはここでキョーセイーロードーさせられている。
おばあちゃんはそういって死んでいった。
この島には真水がない、私たちは真水をもらうために洞窟から石を掘ってくる。
私達を監視しているやつらは石を真水やお金と交換してくれる。
監視者達は鉄砲を持って高台から私達を監視している、
海には船がいて逃げようとしたら大砲で攻撃される。
数年前だった、監視者達が変なタバコを吸いだした。
そしてニヤニヤしながら看板を置いていったんだ。
“若者の前途を憂い、免罪証を販売する”
成人していないものに限りお金を払えば島から正式に外の世界にいけるそうだ。
私は、喜んだ。
それから私は家族と一緒にお金を貯めた。
幸いうちは私しか子どもがいない、だから喧嘩にならない。
14歳になりギリギリだったけど何とかお金が溜まった。
私はさっそく高台の監視塔に行った。
問題はアイツの番じゃないかってだけ
アイツだったら人生は終ったも同然だ。
監視者のなかでいつも陰険な顔をしたアイツだ。
監視塔の面会室でアイツが出てきたときに私の人生は終った。
アイツはこう言った。
「水食料以外との交換は禁止されています」
そういってアイツは私達が必死で集めた金を
飯や水に換えやがったんだ!くそったれ!
私はもう来年15歳だ。
もうチャンスはない一生この島から出られないんだ。
私は泣きながら家に帰った。
監視塔執務室
「ありゃ、気の強そうな女だったなぁもったいねぇ」
「興味ありませんから…」
「おっと俺は今日来たガキでハンティングごっこでも楽しむかなぁ」
「すこし、ドラッグは控えてはいかがですか?」
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いろいろ想像してもらえるとうれしいです | ||
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