転生の秘術【テドイア】
説明
『退治』されてしまった魔物がいた。
人が恐れ、人の平穏と引き替えに命を落とした魔物がいた。
けれど。
「その幼子をよこせ」
人は言う。強い瞳をした天使へと。
「いいえ。この人は渡せません」
何度詰め寄られてもその天使は決して首を縦に振らなかった。
その子供を産み落とす前から。
天使の娘だけが使える秘術で、その子供を腹に宿してからずっと。
例えその所為で追われる身になったとしても。
「またこの人を失いたくない…っ!」
それでも、愛した人の命を守りたかった。






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受が攻を産むってシチュが好きです。何故か。

天から降りたイアは人々から敬われて愛される存在だった。
イアも人間が好きで、穏やかに暮らしていたけれどイアの暮らしていた町の近くにテッドが住んでいて(魔族のテッドは人間が好きじゃないので離れて暮らしていた)イアはテッドと出会い恋をするわけです。
みんなのアイドルだったイアをテッドに奪われた事で嫉妬した街の男達は『魔族』が近くにいては恐ろしいと触れ回って人々の恐怖心を煽り、テッドを退治しようと動き始める。
テッドは人と関わることなく静かに暮らしていたのに、彼を襲撃しそして『退治』してしまうのです。
テッドが殺された事を知ったイアは悲しみのあまり女だけが使える秘術で自分の胎内にテッドの魂を閉じこめてしまうんです。つまりテッド自身を妊娠する事になるような感じ。命の流れを歪めてしまうので禁じられた秘術だったりするのですが。
そして、『テッド』がイアの腹の中にいると知った人間達は再び魔物が産み落とされる事を恐れて、イアに胎児を殺せと詰め寄る。
けれどテッドを失いたくないイアはそれを断固拒否し、逃げ続けるんですね。
腹の中に閉じこめたのは魂だけで、それがイアの胎内で肉体を構築し、産めるようになるまで時間がかかるから。
必死に逃げ続けて、漸く身体を取り戻したテッドを産む事になるんだけど、生まれて暫くはまだ幼い所為でテッドも力が使えない。
成長スピードは速いので暫くすれば元のテッドに戻るけどそれもまた少し時間がかかるんです。
画像はテッドを産んで少しした時の二人。
テッドが力を取り戻す前に退治しようと襲ってくる人から彼を守るイア。そんなイメージでした。
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