神様踊る展望台 第六話 |
幸也「たしか・・・しずくだったか?」
しずく「はい、幸也さん」
年下のくせになまいきな浴織を教師にまかしてきたあと俺が戻った教室では授業ではなく転入生の自己紹介が行われていた。教室に戻ったときになぜお互いが知り合いだったのかと教室から疑惑と殺意の視線があったけどもしずくがだいたいに説明していた。といってもなぜか殺意の視線だけ消えない。
幸也「ところで和樹の席はどこに行った?」
そう、しずくが俺の斜め前に座っている。俺の右で美咲は次の時間の自習してるし前で茜が宿題をいまやっている、今日の午後の授業で提出やつだ。当たり前のように俺はまだやっていない。
しずく「吉井くんなら新内さんの前でにいますよ」
茜は身長150弱という小柄な方なのにそれに隠れる和樹は170程度はある。それに見えないようになっているということはつまり、しずくが来た時にテンションを上げ過ぎて茜にヤラレてしまったのだろう。ご利用は計画的に。
幸也「よっぽど茜の気分を悪くするようなことをして席を移動させられたんだろうな・・・」
本当は一限目から退屈な古典の時間のはずだったのに担任が気を利かせてか古典の先生と掛け合って自分の化学の時間を持ってきて自習という名の自己紹介に変えた生徒思いかもしれない教師だ。名前は・・・化学の教師!しずくの自己紹介を済ませほかはそのうちということで15分もあれば終わっていた。そのとき知ったのだが以前はこの街でも有名なお嬢様学校に行っていたらしい、そこからでもしずくがお嬢様だということがうかがえる。
幸也「あの森之宮財閥のお嬢様?!」
美咲「なんでも『財閥』とつければいいといいものではないですよお兄様」
しずく「世界のMORINOMIYAですよ」
幸也「!?」
しずく「叔父がですけどね」
茜「それって関係ないんじゃないの?」
しずく「ないですよ。でもこの学校と近くの喫茶店『やみのリモ』の土地はお父様のですよ」
幸也「えっ!?」
しずく「さらにお父様がこの学園の校長というご都合主義に基づいています」
美咲「お兄様たまにリモでアルバイトしていましたよね?」
たまに店長が忙しい時とかに呼ばれていくことがある。雰囲気も落ち着いた木製で地域評価もいい喫茶店だ。
しずく「店名を逆から読むと・・・」
幸也「・・・森ノ宮」
茜「もしかして店長さんってしずくのお姉さん?!」
しずく「店長さんは私のお姉さんではないですよ」
茜「だよねー、流石に・・・」
しずく「お母さんですよ」
茜「なっ・・・」
しずく「あれでもう42ですよ」
美咲と和樹は見たことないから何も思ってないが顔とかスタイルとか見たことがある俺と茜は驚きを隠せない。茜はこの時女として負けていた。
茜「もしかして幸也親の借金の返済に売られてついお金持ちの女の子を誘拐しようとしてたんじゃないの?」
幸也「俺は完璧超人執事じゃねえよ!」
美咲「ではしずくさんに一目惚れして忍び足で這い寄って既成事実をつくろうとしていたのですか?」
幸也「俺は混沌でも宇宙人じゃねーし」
和樹「じゃあ幸也がコードネーム9029を背負ってしずくの暗殺を依頼されてたのか?!」
幸也「俺は悲惨な人生を歩んできた最強の狙撃手でもねえ!」
なんで美咲まで一緒になって言ってんだよ。和樹だけでもめんどくさいってのに。
幸也「てかネタがバラバラだ!人気が欲しいならもう少しわかりやすいのに変えてジャンルも統一しろ!」
茜「でも幸也は分かったんだよね?」
幸也「(´・ω・`)」
なんだかのんびりした一日だな・・・平和なことはいいことだ!
【あとがき】
あとがき?はっ、めんどくさい。
もう終わるよ!
すいません、でも・・・めんどうなんです!!
追伸
『MORINOMIYA』はかなりすごい企業という設定ですです。
説明 | ||
遅くなったのはいろいろ理由がありますけど一番の理由は・・・・ めんどくかったです!! |
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