超次元ゲイムネプテューヌ〜青年の伝説〜
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俺たちは今とあるダンジョンにきている。

このクエストは俺の仕事の一つで一番レベルが低い。

しかしながら言っておこう。このクエストは『俺』の中では一番低い。

言いかえれば一般の人には『難しい』レベルだ。

もちろん俺が今率いる『パーティー』は一般人が含まれている。

「このクエスト疲れる〜」

「文句言うな。お前たちがついてくるって言ったんだぞ」

「分かってます。分かってますけど・・・」

「まさかこれほど難しいとは・・・」

「これど難しいか・・・。ならこれからはもっと難しいぞ?」

「「「マジで(すか)?」」」

「3人一緒に声を上げるな。・・・まあそうだな」

「「「・・・」」」

「黙るなよ・・・。もう一回言うがお前たちがついてくるって言ったんだぞ。最後まで付き合ってもらうからな」

「「「分かってます」」」

「その声が聞けて安心した」

「それよりシロちゃんはきつくないの?」

「私はこのくらいのクエストは毎回やっていたから大丈夫よ」

あれ?口調が変わってる?ということは・・・

「お前『黒雪』か?」

「えぇそうよ。久しぶりね兄様」

「ということはお前もそうとうきついんだな」

「ち、違うわ!私はこのくらいのクエストなんて本当になんともないわ!!」

図星だな・・・

こいつはもともと自分(白い方)がヤバくなると剣の意志(黒)に切り替わる。

ただこの黒い方は戦闘狂だ。敵と判断した場合は容赦はない。

そして何よりも強い。

俺もこいつと何回かは模擬戦したことはあるが何回かは負けそうになったことがある。それほど強いというわけだ。

「おぉ!クロちゃんの方でしたか〜。久しぶりですね〜」

「久しぶりね。ねぷ子」

「さてと問題は・・・」

「目的のモンスターさんがでてこないですね」

「そうだな」

そう、なかなかと目的のモンスターがでてこないのだ。

通常なら奥に進むといるのだが、今回のモンスターはあっちこっちに動くというおかしなクエストなのだ。

「でもおかしいわね。いちようマップ全ての道を歩いてきたんだけど・・・」

「二つのチームに分かれるか?」

「よーしジャンケンだ!!」

「「負けないわ(です)!!」」

「私も混ざっていいかしら?」

「お前はダメだ」

「なぜ?」

「俺でもお守3人はキツイ。せいぜい2人だ。それとも何だ?俺一人で行かせてくれるのか?」

「・・・分かった」

「分かればよろしい」

俺はそういい3人娘を見た。

「「「あいこでショッ!!」」」

まだ続いてんのかよ・・・。いい加減決めろっての。なんでそんなに熱心になるのかが分からん。

「「よし、勝った!!」」

「負けたです・・・」

勝ったのはネプテューヌ・アイエフ。負けたのはコンパ。

それよりもコンパよ。なぜ『この世全ての終わり』的な顔をしてんの?たかがチーム分けをしただけなのに・・・。分からんな。

「よし、そんじゃあ行きますか」

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さてただ今俺たちは目的モンスターを探索中だ。

さっき二つのチームに別れてから10分。

ひとこと言わせてもらおう。

全然見つかんねえぇぇぇぇぇぇーーーーーー!!!!

なんでいないんだよ!?おかしいだろう!?いったいどうなってんだよ!!!

ダメだ。イライラしてきた。見つけしだいフルボッコにしてやる・・・

「私もう疲れたよ〜」

「そうね。流石に10分歩かされると私も疲れたわ」

「ならここで休むか?」

「えっ?でもここはダンジョンの中だよ?」

「モンスター祓いの結界貼っとけばいい」

「ならお願いするわ」

「ほい来た」

そういって俺はモンスター祓いの結界を貼った。

「本当にモンスターが寄り付かないね」

「ここまでくるとゼロがチートに見えてくるわね・・・」

「よく言われる」

それにしてもなんか眠たくなってきた・・・。少し眠ろうかな?

「「Zzz・・・」」

おいおいマジかよ。もう寝たよ。そんなに眠たかったのか?

という俺も眠いけど・・・。少し眠るか。

そうして俺が眠ろうとした時

「やっと見つけたわ!ネプテューヌ!!」

どこかで聞いたことがあると思ったらブラックハートか・・・。

しかし何故にここでめぐり合う?

まぁいいか。今回は俺のご指名じゃないし・・・。

「おい起きろ、ネプテューヌ。お前の客だぞ」

「ふみゃ?・・・誰?」

「一般人の前だからそうしているわけ?なら頭のいいことはしてるわね」

「いや本当に記憶がなくて・・・」

「ふーん・・・。まぁいいわ。記憶がなかろうが闘ってもらうわ!勝負よ、ネプテューヌ!!」

「え〜?私まだ寝たいんですけど」

「さっさと闘ってきなさいよ。うるさくて寝れやしないわ・・・」

「同じく」

まったくだ。しかし戦闘が始まるとまたうるさくなるからな・・・。防音のも貼っとくか?

「あー!抜け駆けだ!あいちゃん抜け駆けするんでしょう!!」

「ば!?し。しししししししないわよ!!」

「図星だー!抜け駆けはよろしくないと私は思いまーす!!」

「ち、違うって言ってるでしょう!!」

まったくギャーギャーうるさいな・・・。あちらも若干イライラしてきてるぞ。あの顔・・・。

仕方ない俺が行きますか。聞きたいこともあるし・・・。

「あの・・・。聞きたいk「あいちゃんだけズルイ!!」うわ!?」

俺が立ち上がって彼女のところに向かおうとした瞬間、ネプテューヌがドンッと俺を押してきた。

もちろん俺は転ぶ。そして目の前にはブラックハート様。もうお分かりいただけただろうか?

そう相手を『巻き込んで』倒れたのだ。

----チュッ----

嫌な音とともに・・・。

説明
第十三話の前編です
小説書いてると肩がこります
年でしょうか?いいえただのやり過ぎです

これから毎週投稿をしてみせましょうかね・・・
無理だと思うけど・・・
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コメント
クリケットさん>ゼロ「俺は巻き込むなよ!?」 黒雪「いや無理ね。潔くよくあきらめなさい」 ゼロ「待て!!なんでお前がそっち側にいる!?」 黒雪「だって今兄様を殺したいんだもん」 ゼロ「すらっと怖いこと言うなあぁぁぁぁーー!!!」(クロ)
風音ツバキさん>ゼロ「ヴァイスさんは何を期待してるのおぉぉぉぉぉぉーーー!!!!??」 ブラックハート「フフフ♪それは決まってるでしょう?あんなことやこんなこと・・・」 ゼロ「いやお前が想像してるのとは全然違うからな!?」(クロ)
黒鍵さん>ブラン「そう・・・。そんなことがあったの・・・・・・。・・・・・・・・・・フフフフフフフフフフフフフフ。帰ってきたらO☆SHI☆O☆KIしなくちゃ・・・・・・。」           そのころゼロは・・・・ ゼロ「なんだ!?殺気が!!」 (クロ)
氷室「無防備な今なら――。」 レオン「ブラックハートごと――。」 エスター「周りのパープルハートとその人間を――。」 ライ「確実に殺れる!!」 おいいぃぃぃいい!! 人の修羅場を何地獄絵図に変えようとしてんだ! 待て、早まるなって!!! 氷室「女神も幸福のうちに死ねるんだ。俺としては絶望のうちに殺したいがまあ仕方ない。」 仕方なくない! 殺すな!!(クリケット)
フウ「…………あぁ」 ヴァイス「修羅場…修羅場っ…!」 アリス「そこ、期待の眼差しを向けない」 ヴァイス「…それにしてもクロ…なんか親近感」 フウ「こっちも裏人格の方が強いもんね。あっちは剣の意志らしいし」 アリス「とりあえず…ゼロさんは苦労人タイプなんですね…」(風音ツバキ)
黒鍵「あっ・・・これはブランにバレたら怖いな」統夜「ご愁傷様です」黒鍵「苦労人の運命って感じがするね」統夜「そうだな・・・俺と似たようなもん?」黒鍵「フラグ立ての運命だよ」(黒鍵)
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