2002年6月6日、週刊ヤングジャンプにて、とある伝説的な作品が世に生まれ出た。岡本倫の美少女SFバイオレンスラブコメディ漫画『エルフェンリート』である。当時、高校生だった私は、この手の萌え系のキャラデザの漫画は敬遠していたわけではなかったが、あまり興味が無かった。しかし、ヤンジャンというイメージからして大きく離れた画風の漫画という目を惹かれ、私は物の試しにと読んだ。瞬間、自分は岡本倫という漫画家の作品の虜になってしまった。萌え系のデザインとは反するバイオレンスな作風と先の見えない超展開。中でも、メインヒロインと思われていた如月さんの首チョンパと由比ヶ浜を彷徨う全裸の少女という特異な作風が決定打となった。後々にも深みにはまる理由は増えるが、切欠はそれだけで充分。それ以降、私はエルフェンリートからアニメ版エルフェンリート、ノノノノ、そして現在連載中の極黒のブリュンヒルデを一ファンとして影ながら応援するに至る。恐らく、自分の中では岡本倫を越える漫画家は、決して現れないだろう。それだけ、私は岡本倫の作品を愛している。10年経った今でも。画像は右から順に、エルフェンリートのにゅう、ナナ、マユ、マリコ、ノノノノの野々宮ノノ、興梠みかげ、鷺坂慎之介、極黒のブリュンヒルデの黒羽寧子、佳奈、カズミ・シュリーレンツァウアー、鷹鳥小鳥の岡本倫作品のヒロイン10人+α。2週間で描いたため、普段の絵と比べるとかなり残念なもの(とはいっても、普段も微妙だが。)となってしまいました。あと、本記事はこちらへhttp://kuramamariko.blog47.fc2.com/blog-entry-1997.htmlどうぞ。 |