超次元ゲイム ネプテューヌmk2 snow wind -episode13-
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都市ルウィー、教会にて。

 

「ザ・ハード…ですか…」

 

私はツムシティであった事を教祖に報告していた。

受けたダメージの方は帰りの途中でロムとコンパが回復してくれたので大分楽になっている。

着替えの方は…時間を無駄にしたくないのでそのまま。なので皆と合流した時や街を歩いている時、教会に戻ってきたときにそれぞれ驚かれた。

…街中で血塗れのままでもそれで済むのはフウの日々の交友関係のお陰か。

 

「それにしてもアンタ、一人で勝手に突っ走ってんじゃないわよ。会って間もないとはいえ知り合いが死ぬのは…」

「…私の命は私の物。どう使おうが貴女には関係無い」

「…はぁ…もういいわよ…」

 

アイエフはため息をつくと、それ以降何もいってこなくなった。

 

「あ、それとレーレさん。がすとさんの方も後もう少しで終わるそうですよ」

「そう。…キラーマシンの方は?」

「はい。先程戻ってきた諜報部の方によりますと、既にかなりの量が復活してしまっているようです」

「あんな固そうなのが沢山…どうせなら一つくらい貰えないかな」

「バカな事言ってんじゃないわよ日本一。…ともかく、まだダンジョンから出てきてないってことは、封印の場所までの道中にゴロゴロいるって事ね…」

「どうしましょう? あの時は一体だけだったからレーレちゃんが倒してくれましたけど…」

 

ネプギアの言葉で道中のキラーマシンをどうするかの話し合いが始まる。

 

「そんなの簡単じゃない。全部ぶっ倒しながら進めばいいのよ!」

「アイツらの相手をしてる間にもどんどん復活していってるのよ。封印場所にたどり着く前にこっちがダウンしちゃうわよ」

「それじゃ…隠れて進むのは…どう、かな…?」

「…多分、難しい。これだけ時間が経ってるなら道という道に配置されてる、と思う」

「じ、じゃあどうしたら…」

 

…少し強引な気がするけど、やっぱりこれが一番か…?

 

「二組に別れて片方がキラーマシン達の相手をしている間にもう片方が封印場所に向かう…が良いと思う」

「…そうね、やるとしたらそれになるわ」

 

ということで作戦(?)はそんな感じだ。

 

「それじゃ、どう分けるー?」

「あんた達は勝手に進んでなさいよ。そのキラーなんとかっていうヤツなんかわたし達だけで充分! ね、ロムちゃん」

「……(こくこく)」

「え、でも…」

「私もその方が良いと思う。キラーマシンに物理攻撃は効きにくい、魔法の使える私達がキラーマシンの相手をするべき」

「ですね。おいしい所を譲っているんですから、素直に承諾したらどうです?」

 

正直、魔法4人組ではバランス的に良くないとは感じるが、攻撃を受けさえしなければいいだけだ。

それに、私は女神の二人を、二人は女神として国を守る為というのもキラーマシンを食い止める班を志望する理由でもある。

一人はおまけだけど。

 

「…なんか今酷い事言われた気がしたんですが… 」

「気のせい。ともかく、私達は全力でキラーマシンの進軍を食い止める。その間にネプギア達は迅速に封印に向かって」

「封印さえしちゃえばこっちのもんだしね。よぉーっし! 燃えてきたーっ!!」

 

既にやる気全開な日本一が瞳に炎を宿しながら叫ぶ。うるさい。

 

「…流石に相手も簡単に封印させてくれる程バカでもないと思うから、多分封印場所にボスっぽいのとかいるかも。気をつけて」

「用心に越したことは無いわね。分かったわ」

 

…さて、大体話は纏まったか。

 

「お邪魔するですのー。ゲイムキャラの修復が終わったから届けに来たですのー」

 

と、そこへ丁度良いタイミングでゲイムキャラを連れたがすとが現れる。

 

「な、直ったんですか!」

「がすとを誰だと思っているんですの? もちろん成功ですの」

 

ネプギアの言葉にそう答えながら、がすとは鞄からゲイムキャラを取り出す。

…一応、意思あるのにそんなところに押し込んで大丈夫なのか…?

 

「…ルウィーの教祖? そんな、それでは本当にここはルウィー…?」

「だからさっきからそうだと言ってるですの」

 

ゲイムキャラはこの現状が未だに信じられないようだ。

まぁ、消失したと思ったのにまさかまた復活するとは思っても無かっただろう。

 

「ともかく、よく戻ってきてくれましたね」

「はい。…すみません、私が不甲斐無いばかりに封印が…」

「過ぎたことはもう良いです。それよりも現状を何とかしないと…」

「…そう、ですね。では再び封印をしに向かわないと…」

「では、彼女達と共に向かってください。道中には復活してしまったキラーマシンがいると思いますし、護衛も無しに向かうのは危険です」

「分かりました」

 

教祖とゲイムキャラの話が終わったようで、ゲイムキャラがこちらにやってくる。

 

「では皆さん、お願いしても良いでしょうか?」

「もちろんよ。 今度はしっかりと守るわ」

 

と、いうことで、今度はキラーマシンを封印する為、世界中の迷宮へ向かう事に。

 

「じゃ、行こっか」

 

そう言ってネプギアがごく自然に私を抱きかかえて歩き出す。

……って、おい。

 

「…なに当然のように私を抱きかかえる」

「え、だってレーレちゃん可愛いんだもん」

「バ…ッ! 平然とした顔でそういうことを言うな…!」

 

普段、この身体の表に出ている人格…フウは、直球な言葉に弱い。

そのせいかどうなのか、私もそういった言葉を自分に対して言われると自然と顔が熱くなってしまう。

…昔はこんな事言われても平気だったのに……最近ラムとロムに会ってから妙にそういう事を言われるようになったせいか…?

 

「むー! ちょっとネプギア! レーレを離しなさいよっ!」

「ネプギアちゃんでも…レーレちゃんを取るのはダメ…」

「えぇー、だって二人はいっつもレーレちゃんと一緒にいたでしょ? だからちょっとだけ」

「それでもダメなものはダメなの!」

 

…はぁ……

 

「…どろん」

「ひゃああっ!? え、レーレちゃん…?」

 

ちょっとした魔法を使ってネプギアから抜け出し、アイエフやコンパ達の所へ移動する。

今ネプギアの腕には私そっくりのぬいぐるみがいる。

 

「…ネプギアはぬいぐるみでも抱きしめていればいい」

「どっからあんなぬいぐるみ調達してきたのよ…」

「それは私にもわからない」

 

どういうわけか使うと元居た場所に私そっくりのぬいぐるみが現れるこの魔法、教えてくれたのは私を助けてくれた人であるウィンなのだけど、未だに原理がよくわからない。

 

「ほら、早く行こう」

「え? 女神様達はどうすんの?」

「どうせその内気が付いて追いかけてくるですの。気にすんなですの」

 

そんな感じで、私達は教会を出た。

後から人形の取り合いをしながら追いかけてきた女神三人は、私とアイエフの((制裁|拳骨))を受けておとなしくなった。

 

「…っていうか思ったんだけど、ネプギアもよくこんな血塗れの子を抱きしめたいと思うわね…」

「…私が聞きたい…」

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「さて、問題はここから…」

 

エアボードに腰かけながらぽつりと呟く。

現在位置、世界中の迷宮・エリア2。

エリア1にはまだキラーマシンの姿は見当たらなかったが、エリア2に来た途端結構な数のキラーマシンがそこらじゅうに鎮座していた。

 

「今朝に比べると随分増えちゃってますです…」

「ねぇねぇ、一機くらい持って帰っちゃダメかな!?」

「何バカな事言ってるの。無理に決まってるでしょ」

「がすと的にはバラしてパーツを何個か持って帰りたいですの」

 

そんなキラーマシンを見てそれぞれの反応を示す一同。

ちなみになんでがすとが付いてきているのかというと、がすと曰く「このゲイムキャラは錬金術で直したですの。だから何か変わった反応をおこすかもだから、がすとにはそれを見届ける義務があるですの」だそうだ。

 

「それで、どうしましょうか? 今はまだ気づかれてないですけど、この数を切り抜けるのは…」

「大丈夫、数は多いけれどパワータイプだから動きは遅い。一気に駆け抜ければ最深部に向かうのは余裕」

 

そう言って全員に補助魔法をかける。

 

「! 何…?!」

「身体が軽い…?」

「…一時的に素早く動ける魔法。効果はそこまで長くないけど目的の場所に行くまでには十分持つ」

「流石は風魔法のエキスパートですの。…ということで、効果が切れる前にさっさと行きましょうですの」

「…はいっ!」

「一気に行きますよーっ! ということでレーレさん、合図をお願いします」

「分かった。……行くッ!」

 

アリスにそう言われたので適当に思いついた合図を口にする。

それでも全員反応できたらしく(コンパがこけそうになってたが)、ほぼ同時に飛び出す。

接近したことで起動していくキラーマシンの間を縫うように駆け抜け、特に何も問題は発生せずに最深部手前に到達する。

 

「さってと、我々はここでストップですね」

「キラーマシンは私達が食い止める。出来るだけ早く封印を済ませてきて」

「うん、分かった! レーレちゃん達も頑張ってね!」

「む…ネプギア! レーレに馴れ馴れしくしないでよ!」

「ら、ラムちゃん…今はそれどころじゃ…」

 

周りに危険な存在がいるというのにも関わらずそんなやり取りをし、ネプギア・アイエフ・コンパ・日本一・がすとの5人はさらに奥へと進んでいった。

さて…こっちも始めようか。。

 

「…皆、準備は良い?」

「もっちろんよ!あんなポンコツ、すぐに鉄くずにしてやるわ!」

「…がんばる」

 

確認の為そう言うと、いつの間にかプロセッサユニットを装着したラムとロムが杖を構えて答える。

 

「…レーレさんは鎌を使うんですよね?」

「…? そうだけど、こいつ等相手に使ったら刃こぼれしそうだから使わない」

「では…」

 

そんな中アリスが妙な事を聞いてきたかと思うと、アリスがその姿を大鎌へと変える。

 

「え、ちょ、アリス!?」

「へ、変身した…?」

『どーです! これならあんなのくらい余裕で斬れますよ!』

「……そんな能力あったの…?」

 

呟きながら鎌――アリスを手に取る。

まぁ、私は鎌の方が手馴れてるからありがたいにはありがたいが。

 

「…ともかく、そろそろ始めないと先手を取られる」

『それもそうですね。じゃーささっと行きましょうか!』

「え、えぇ!」「…(こくり)」

 

さぁ…戦闘開始よ。

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地面を抉りながら振り上げられる斧を、それぞれ飛び退いて避ける。

空振りしたのを確認してから、バックステップの勢いを殺すよう踏ん張り、正面のキラーマシンへと肉薄する。

 

「はぁっ…!」

 

キラーマシンの眼前で右肩の赤い玉のような部分目掛けて跳び、一閃。

パキン、という何かの割れる音と共に、モーニングスターを持った右手が轟音を響かせながら地に落ちる。

 

『レフトアームに異常発生、制御不能』

 

機械的な音声を発するキラーマシン。

分かりやすい弱点ね。

…とりあえず、狙う箇所は腕の赤い玉と頭…と。

 

『レーレさん! 後ろ』

 

「……ふっ!」

 

手元のアリスの言葉で横に跳ぶと、元居た場所に斧が振り下ろされる。

成程、良さげな切れ味に加えてサポートもしてくれるって事。

…中々、悪くない。

そんな事を考えながら地面に突き刺さったキラーマシンの斧を駆け上がり、頭に鎌の刃を突き刺す。

 

「…まず一匹」

 

バチバチと火花を散らすキラーマシンを踏み台に、次のキラーマシンへと飛び移ってまた頭を貫く。

弱点さえ突ければどうということはない。

最もアリスがいなければこんな芸当は不可能だっただろうけど。

 

「アイスコフィン!」

「…えいっ」

 

双子女神の方も順調の様子。

ただ、倒しても倒してもどこからか湧いてきてキリが無い。

 

『今度は上です!』

「…!」

 

アリスの言葉で咄嗟に回避行動を取り、上空からの攻撃を避ける。

風圧で少しよろめいたが、怪我はない。

 

「きゃっ…!」

「ロムちゃん!」

「…!」

 

と、比較的順調かと思っていたら、ロムが別のキラーマシンの攻撃で態勢を崩していた。

そしてキラーマシンの一体がロムに向けて口をひらく。

…! まずい、あれは…!

 

「…加速…!」

 

尻餅をついたロムの所まで瞬時に移動し、ロムの腕を掴む。

が、この時点でキラーマシンは口から砲身を出し、こちらに砲撃する寸前。

…こうなったら…

 

「…ごめん…っ!」

「え…? きゃあっ!?」

「うわわ、ロムちゃん!?」

 

先にロムに謝っておき、ロムの腕を引っ張ってラムの方へと投げ飛ばす。

慌てながらも、ラムは飛んできたロムを受け止められたようだ。

そしてその直後。

 

「っ…うぁあっ!」

 

キラーマシンから砲撃が放たれる。

反射的に避けようとはしたが間に合わず、私は砲撃を受けて吹き飛ばされ、ブロックに叩きつけられる。

 

「! レーレっ!」『レーレさんっ!』

 

ラムとアリスの叫び声が聞こえてくる。

キラーマシンには両手に持つ武器での攻撃意外に、口から砲撃を放つことをすっかり忘れていた。

 

「ぅ…く…」

 

身体を動かそうにも全身が焼けるような痛みに襲われ上手く動かせない。

…((人間|ヒト))の身体とは、脆いものね。…いや、四肢が吹き飛ばなかっただけまだマシか…

……そもそも最近になってからこの身体を酷使するようになった気がする。

女神と関わりを持たなかったらこんな事にもならなかったのだろうか。

 

「……ぅ………ぁ……?」

 

なんてどうでも良いような事を考えていると、気がついたらキラーマシンが私の目の前で武器を振り上げていた。

まだ……まだこの命、無駄にはしたくはないのに…

身体が、言うことを聞かない。

 

「レーレさんっ!!」

「っ…!」

 

キラーマシンの腕が降り下ろされ、反射的に瞳を閉じてしまう。

……でも、来ると思っていた衝撃はなかなかやってこない。

 

「…?」

 

恐る恐る目を開くと、キラーマシンはわたしの眼前まで武器を降り降ろしたところで、完全に停止していた。

 

「大丈夫ですか? …止まった、ってことは…ネプギアさん達は上手くいったみたいですね」

「…痛っ…」

 

アリスに助け起こされると同時に鋭い痛みが私の身体を襲う。

…しばらく動けないかも。

 

「あぁ、ごめんなさい。…傷はどんな感じですか?」

「…多分、骨が逝ってる。回復魔法や治癒術に長けた人でも数日は動けないと思う」

「そうですか…もう、忘れないでください? あなたは人間だということを」

 

怒り顔でそう告げるアリスの言葉に、何か引っ掛かるものを感じた。

…こいつ、まさか。

 

「ねぇ、アリス。…まさか私の……」

「おぉっと、それ以上いけません。あの二人に聞こえてしまっていたらどうするんですか」

 

そう、アリスに口止めされる。

確かに、聞こえてはいないだろうけどもしもってことがあるかもしれない。…気を付けよう。

 

「……そう、ね」

「――ただ…」

「…?」

 

何か言いたいことがあるようで、アリスは二人の方を見ながら呟き始める。

 

「いつまでも、隠せられはしないと思いますよ。この世界にはあの方がいるんです。このまま彼女らと行動していれば、バレてしまうのは時間の問題です」

「…分かってる。でも、今はまだ…」

「…まぁ、レーレさんにも色々あるんでしょう? だから私は何も口出しはしませんよ。ただ、覚悟はしておいた方が良い、と、おせっかいな忠告です」

「……うん…」

 

そう、きっとラムとロム…女神達と関わり続けていたら、その内知られてしまうだろう。

でも、私は…

 

「……っ…!」

「レーレさん? 大丈夫ですか?」

 

そこで、じょじょに意識が薄れ始める。

あの娘が目を覚ますのか、この傷のせいかは定かではないが、とにかく私の出番はここまでのようだ。

 

「…大丈夫。少し、休むだけよ…」

「そ、そうですか…その風貌のせいで大袈裟に捉えてしまいますよ…」

「…そういえば、血塗れのままだったね」

 

きっと、あの娘が目を覚ましたときにこれを見てまた愚痴るのだろう。

 

「…アリス。一つ、頼みたいことがある」

「なんですか?」

「…今回の…キラーマシンが復活した辺りから、多分元の人格の記憶が飛んでしまっていると思う。だから、代わりに起こったことを伝えてほしい」

「そんなことですか。それくらいなら全然オッケーです!」

「…そう、じゃあ…」

 

朦朧としてきた意識のなかで、最後に一言。

 

「…後は、頼んだ」

 

それだけ言って、私は意識を手放した。

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――SIDE alis――

 

 

レーレさんが気を失ったのを確認し、私は彼女を背負う。

あ、ちなみにさっきから双子女神の二人が大人しかったのは、他の皆さんが戻ってきていたからのようです。

 

「あ。アリスちゃん! レーレちゃんは…」

「ご心配なさらずに、大丈夫です。少し気を失っているだけですから」

「そ、そっか…」

 

私がそう告げると、安堵のため息をつくネプギアさん。

ま、今の大丈夫は命に別状は無い、という意味であって、実際のところかなりの大怪我なんですけどね。

 

「…大丈夫、って言う割には来たときよりも赤くなってる気がするんだけど」

「そりゃまぁ、痛いの一発、ドカーンと喰らってましたからねぇ。骨も逝ってるらしいですし」

「それって全然大丈夫じゃないです〜!?」

 

コンパさんが私の言葉を聞いてわたわたと慌て出す。

そういえば、彼女は医療関係の人間でしたっけ、確か。

 

「とにかく! レーレがこうなったのもロムちゃんが危ない目に遭ったのも全部アンタ達が遅いからよ!」

「ら、ラムちゃん…」

 

おぉ、何やらこうなったのはネプギアさん(とその他)が悪いと言い出し始めましたね、この子は。

 

「そんなこと言われても、ですの。こっちだって大変だったですの」

「ま、結果的には正義のヒーローと女神様一行の敵じゃなかったけどねー」

「お前は少し黙ってろですの」

「な、なにをーっ!」

 

…とりあえずあの二人は放っておくとして。

 

「封印もできたようですし、こんな場所に長居は無用です。ネプギアさん方も目的を達成したみたいですしね」

「あ、うん」

「…レーレちゃんの怪我も、治さないと」

「そ、そうよ! だから早く帰るわよ! ほら、早く!」

「はいはい…」

 

とりあえず色々ありましたが、キラーマシンに関する騒動はこれで終わりのようです。

約一名、守るためとはいえ無茶をした方を除けば皆さん無事なようですしね。

まぁ、今はとにかく早く戻って彼女をどうにかしませんと。

 

オリジナルとなってるこの方が死んでしまったら私も消えてしまいますし、なによりそれではあの約束が守れません。

と、いうわけで、私は背中ですやすやと眠る怪我人に気を配りながら、ネプギアさん達と共に世界中の迷宮を後にしたのでした。

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犯罪組織の下っ端、リンダの手によって復活してしまったキラーマシンを無事に封印する事ができたレーレ達。

 

その戦いによって大怪我を負ったレーレも、ラムとロムの回復魔法によって順調に回復していく。

 

そんな中、目的を達成したネプギアが、ラムとロムの二人に協力してほしいと頼み、二人は条件を付けてそれに応じる。

 

その条件とは…

 

 

次回、超次元ゲイム ネプテューヌmk2 Twin snow wind

黒と緑の世界

 

お楽しみに!

説明
とりあえずキラーマシン終了! 一章完!

ちなみに、全話の長さ的にはノーマルエンドを目安にしてます。
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コメント
ロージュ&ミヤウエ様>ヴァイス「私達はほぼ何もしてないけどね」 ネプギア「そんなことないよ。ヴァイスちゃん達が喰いとめてくれてたおかげで上手くいったんだよ?」 ヴァイス「…で、あの二人は誰なのかしら。前も見た気がするけど」 ネプギア「さ、さぁ…」(風音ツバキ)
「ヴァイスとネプギア達の連携で遂にキラーマシンを止めた!にしてもフウもヴァイスも随分人気者だな」ネプ子「貴方は私がさっきネタで召喚した・・・!」「よっすネプ子、また・・・お前は!?」ネプ子「いつものロケット頭!」「ん?お前は!?」ネプ子「知り合い!?」(柏中ロージュ&ミヤウエ)
クリケット様>フウ「おっと、ラムちゃんの悪口はそこまでにしてもらおうか」 アリス「庇うんですね、大体の苦労の原因になったのが彼女(とロム)だというのに」 フウ「ん…まぁ、依頼主だし…その、友達、だし」 アリス「…デレ期ですかね?」 フウ「で、デレてないっ!」(風音ツバキ)
少年「ヴァイスの秘密……気になるなぁー。」 常にフードで顔隠して秘密しか持たないお前に言う権利あるのか? 少年「さあ? それからラムって自己中だよね。やっぱ女神だよね……うざっ! 大して強くも無いくせに威張ってる奴って死にやすいのに。」 それはつまりお前のこt『黙って♪』――ザクッ(クリケット)
リアおぜ様>ヴァイス「…名前被りなんて仕方ない。白関連で名前っぽかったのを選んだ結果が私の名前だから」 フウ「守護女神はネプテューヌさん以外色だもんね」 アリス「ということで気にしなくてもいいと思いますよ。はい」(風音ツバキ)
がすと「一章乙ですの。こっちもいい加減復帰したいですの。」フロム「しろよ」がすと「作者が受験シーズンですの」フロム「……」がすと「そういえば、ヴァイスはどこぞの言葉で白って……あ。」 フロム「何だ」がすと「名前ネタ被りの危険性があるですの。」フロム「気にするな」(リアルではおぜうタイプ@復帰)
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