Masked Rider in Nanoha 七話 仮面ライダーの称号、その意味 |
あの日から五代達の蒐集活動は始まった。それぞれが分担し、毎日蒐集を行なう事で少ないページ数でありながらも着実に蒐集は進んでいった。それと並行する形でなのはとフェイトがはやてと交流を始めた。同年代の友人が少ない事を何とかしたい翔一の希望と、シグナム達へ蒐集を禁じたはやてへ興味を抱いたなのはとフェイトの希望が重なったためだ。
五代がすずかへ頼み仲介役をしてもらい、二人ははやてと対面した。はやてにとってはすずかという友人を得た事が更に友人を増やす事となり、その嬉しそうな表情になのはとフェイトも笑顔になる程だった。
そしてはやては一気に友人との輪が広がった事に心からの笑顔を見せた。
「ほんなら、これからよろしくな。なのはちゃん、フェイトちゃん」
「うん。また遊ぼうね、はやてちゃん」
「またね、はやて」
こうして生まれた少女達の繋がり。結ばれる笑顔と笑顔。だが、その裏側では―――。
「五代さん、気をつけて!」
「来んぞ!」
「はいっ!」
シャマルの援護を受け、ヴィータと共に五代が―――。
「来るぞ、翔一!」
「気をつけろ!」
「分かりましたっ!」
シグナムとザフィーラと共に翔一が―――。
「「変身っ!」」
そんな少女達の笑顔のために戦っていた。その身に宿した”力”と”想い”を振るって……
五代達が蒐集活動を始めて既に一週間が経過した。もうフェイトからの蒐集も終わり、なのはと共に完全に現場に復帰。ユーノも無限書庫での検索を一区切りつけ、三人だけで約四十ページも稼いでいた。
それもあって管制人格の覚醒までもう少しと迫り、現在持ち上がった難題ははやてへの事情説明と闇の書の暴走をどう対処するかであった。
管制人格の起動には主の承認が不可欠。そのため、そろそろはやてへ蒐集している事を説明しなければならない。それと現在、闇の書が完成する事で分かっているのは恐ろしい災害を招き、下手をすれば地球だけでなく他の次元世界まで消滅させてしまうだろうとの事。
それをどうにかする術はないのかとリンディ達は守護騎士達に聞いているのだが、記憶からその暴走自体が抜け落ちていたため、シグナム達にも有効な手立てが見つからない。そんな中、ユーノが見つけた文献によれば、闇の書は元々『夜天の魔導書』と呼ばれ、その目的もあらゆる魔法を記録する図鑑に近いものだった事が判明した。
すると、それを聞いたシグナム達がある事を思い出した。それは闇の書の悲劇を終わらせるために必ず何とかしなければならない問題。
「転生、か……」
「ああ。だから単に破壊するのではダメだ」
闇の書に備わっている転生機能。その説明を聞き、リンディ達も思い出したのだ。十一年前にアルカンシェルにて破壊された闇の書が何故元通りに再生していたのか。
そう、その機能を根本から破壊するか、もしくは修正するしかないというのが全員が出した結論だった。というのも、闇の書とよばれるキッカケは何代目かの主が改竄した結果によるバグだったのだ。
ユーノからその事を聞いたリンディ達は、守護騎士達が蒐集完了後の事を記憶していなかったのもバグによる影響と結論付けた。
「はやてちゃんを助けて、夜天の書を元に戻す手段があればいいんですけど……」
「そうだね。それが……一番だね」
翔一の言葉に五代も頷く。そしてそれはその場にいる全員の総意でもあった。だが、その方法が思いつかない。リンディ達もシグナム達も何も言わない。
何が原因で闇の書と呼ばれるようになったのかは分かった。しかし、それに対しての有効的な手段が見つからないのだ。現在、アースラの艦長室で行なわれている会議に参加しているのは守護騎士達と翔一、リンディとクロノにエイミィ、そして五代という面々。
ここにいないなのは達はアリアとロッテの二人に頼み込んで現在訓練中なのだ。何せなのは達は個人での戦いは経験しているが集団戦は未経験。更にアリアやロッテといった実力者相手との戦い自体経験が少ない。
闇の書の暴走がどうなるかは分からないでも、少しでも強くなっておきたいとなのは達が考えるのも当然と言えた。なので、クロノの師でもあった二人になのは達四人はしごかれている真っ最中と言う訳だ。
「……そういえば、少し思いついた事があるんですけど……」
重苦しい沈黙が流れる中、五代が呟いた言葉に全員の視線が向く。それに五代はどこか自分でもまだ分からないという風に告げた。
「封印って事なら……クウガの力で何とかなるかもしれない」
「どういう意味か教えてくれますか?」
不思議そうなリンディの言葉に五代は記憶を呼び覚ましながら話し出した。それは彼がかつてクウガとして戦っていた頃に聞いた事。
「クウガの敵……っていうか戦った相手を倒す時、必ず浮かび上がる文字があって」
「文字?」
クロノの言葉に五代は頷き、昔桜子に尋ねた事を話し出す。クウガが未確認を倒す時、相手に必ず浮かび上がる文字の意味を。
それは”鎮める”という意味。そこから桜子が導き出した推測は、おそらく古代のクウガが未確認を長きに渡り封じ込めていた事からも邪悪を封印する力があるかもしれないとのものだった。それを五代は語ったのだ。
それがもし闇の書にも効果があれば封印を出来るかもしれない。そう告げ、五代は締め括りにこう言った。可能性が少しでもあるならこれに賭けさせてほしいと。
それを聞き、真っ先にそれに賛成したのは翔一だった。彼は語る。自分がいた世界で猛威を振るった未確認生命体を相手にたった一人で戦い抜いたクウガ。その力は、絶対にどんな闇ですら封じ込めると。
そして今はそれだけではないものが翔一にはある。
「それに、今は俺も……仮面ライダーアギトもいます!」
「仮面……ライダー……?」
「あ、それ初めて会った時、仮面の男に言ってたやつだよね!」
翔一の発言に全員が首を傾げる中、五代だけが思い出したように答えた。あの時、ペガサスフォームとなっていた五代はアギトが告げた名乗りを聞いていたのだ。五代の言葉に翔一は頷き、簡単にそう名乗る事になった経緯を話す。
その内容に驚き、そして誰もが言葉を失う。人知れず、平和のために怪物と戦い続けた男達。それが仮面ライダー。翔一は、その名を一号が名乗るのを聞き、自分も彼らのように”心強くありたい”と思って名乗る事にしたのだと。
(そうか……翔一の世界には、そんな生き方をした者達がいたのか……)
(あたしらよりもある意味過酷だったろうに……すげぇな)
(私達も修羅場と呼べる戦場を経験してきたけど……たった一人でなんて)
(騎士……いや、戦士と呼ぶに相応しい”漢”達なのだろうな。願わくば、一度会って話を聞いてみたかったものだ……)
シグナムを始めとする守護騎士達は、長きに渡る戦乱を生きてきたが故にその生き様に敬意を払い―――。
(人外の力……姿……その哀しみを噛み締めて、たった独り、人々のために戦う。私達管理局も見習いたいわね、その強い心を……)
(強大な力に溺れず、それを誰かを守るために使う、か。本当にヒーローそのものじゃないか……)
(何も知らない人が聞いたら笑うんだろうな。でも、あたしは笑わない。五代さんや津上さんがいるんだから……ね)
平和を守る事に携わるリンディ達にとって、その選択がどれ程厳しいかを想い、密かに尊敬の念を抱き―――。
(他にも未確認みたいなのがいたんだ。そして、それを倒していたクウガみたいな人達がいた。戦う事を決意したのは、きっと……)
(アンノウンも、もしかしたらあいつらの生き残りだったのかもしれない。そして、あの人達が戦っていた理由は……そう……)
二人の仮面ライダーは、その自分達に近い存在に親近感と同時にある事を想う。
((みんなの笑顔のために……))
その戦う理由。それは、おそらくそのためだと。誰にも知られず、孤独に戦い続けられる理由。その根底にあるものは、その原動力はきっと自分達と同じだったはずと。
そう想い、五代も翔一も改めて誓う。この力を”みんなの笑顔”のために使う事を。自分達を人知れず守っていただろう存在に応えるために。
そう、クウガでもアギトでもない。”仮面ライダー”として……
いつものように食堂に集まるジェイル達。だが、そこに並んでいるのは、いつもの栄養食ではない。半透明の皮で包まれた餃子。それがスープに入ったものと焼いたもの。そして蒸したものが並んでいる。
それとウーノに無理を言って手に入れてもらった白米。それを大盛りに盛った白いご飯に卵を使った簡単な中華スープと日本的な中華風献立となっている。そんなスープ以外初めて見る料理ばかりのジェイル達はどう反応するべきかと迷っていたが、それを急かすように真司が手を叩いた。
「さあさあ! とりあえず食べてみなって! 本気で旨いっ! って思うから!」
その真司の言葉に真っ先に動いたのはチンク。手にしたフォークを焼き餃子へ突き刺し、真司特製のタレをつけて口へ入れた。それをどこか固唾を飲んで見守るジェイル達。真司はそんな反応にどこか心外だという表情を浮かべる。
やがて焼き餃子を飲み込んだチンクが静かにフォークを置き、椅子から立ち上がって真司に向けて頭を下げた。
「すまん……私が悪かった。一瞬でもこれを不味いかもしれんと疑った私を許してくれ」
「チンク……?」
「な、旨いだろ?」
「ああ。これが”美味”という事なのだな」
「っよし!」
笑顔で告げたチンクの言葉に真司がガッツポーズ。それを聞いて、ならばとトーレもフォークを焼き餃子に突き刺してその口へと運ぶ。そしてその口から告げられた言葉は―――。
「う、旨い……」
その味に驚くものだった。それに真司の表情がどんどん自慢げなものへと変わっていく。トーレがそう言ったのを受けてジェイル達も躊躇う事なく餃子を食べ始めた。
「驚いた……本当に真司さんって料理が得意なんですね」
「信じられないけど……美味しいわぁ」
「真司は凄いね。どうやってこれほどの腕を?」
次々と餃子を食べてはその味を称賛していくジェイル達。真司一番の自信作。それが餃子だった。その美味しさにジェイル達が驚愕と感激を表しながら餃子を口へ運んでいく。それを見つめて真司は笑顔で告げた。
「さ、どんどん食べてくれよ! まだ追加あるからさ」
こうして真司の料理係が確定し、ジェイルを始めとした全員は決まった時間に食事をする事にされ、後に箸を使う事も基本となっていく。その食事作法もいつしか真司に厳しく言われる事になり、ラボに日本文化が入り込み始めるキッカケとなっていくのだ。
具体的には食べる前には「いただきます」と言い、食べ終わったら「ご馳走様」を言う事。それにジェイル達は段々と染まっていき、セインやディエチが加わる頃にはそれは当たり前になっていたりする。
そして、餃子はかなり大目に作ったにも関わらず全て完食された。それに真司が満足そうに頷いて、上機嫌のまま残った食器を片付けようとするのだが……
「真司、片付けは私がやろう」
そんな彼へチンクがそう声を掛けた。それに真司は少し驚きながらも振り返り、不思議そうに尋ねる。チンクはラボの中で真司への接し方が一番優しい存在だ。だが、今日は彼が自主的に行った手料理による夕食。なのでチンクが何故手伝うのではなく片付けを引き受けようとするのかが分からなかったのだ。
「いや、それは嬉しいけど……何で?」
「何、初めて美味しいという事を教えてもらった礼だ。これで納得出来たか?」
「そっか。なら、手伝ってくれよ。俺一人でやるより、その方が早く終わるしさ」
「いや、だから……はぁ、まぁいいか。そうだな、二人でやろう」
真司の言葉にチンクは一瞬何か反論しかけるが、それを思い留まりやや呆れた表情を浮かべて頷いた。ここで自分の考えを説明をするよりも真司の提案を受け入れる方が結果的に一番いいと判断したのだ。
「うし。じゃあ、俺が洗うから、チンクちゃんが拭いてくれ」
「ああ、了解だ」
そう言いながら真司は食器を手にして歩き出す。それに笑みを浮かべて同じように食器を手にしてついて行くチンク。その様子を眺め、クアットロが呟いた。
「なんか……あれじゃ兄妹ねぇ……」
「否定は出来ん。チンクは真司を慕っているからな」
「あら? トーレは違うの?」
「私は慕ってなどいない」
そう言い切ってトーレは顔を背けるようにそのままその場を後にする。そして、やや歩いたところでウーノ達に背を向けたままで告げた。
「……まぁ、認めてはいるがな」
それだけ告げるとトーレは再び歩き出す。その去り行く背中を見ながらウーノとクアットロは笑みを浮かべた。その言葉がトーレの照れ隠しである事を理解しているからだ。
だからウーノの笑みはどこか微笑ましく、クアットロはどこかからかうようにそれぞれ笑っている。だが、そんな風に笑う二人をジェイルが楽しそうに見ていた。
(やれやれ……いつの間にかウーノやクアットロまでこんな顔をするようになるとはね。真司の影響かな……? まったく困ったものだ。確かに生命の揺らぎは見ていて興味深いが、このままだといずれ問題になるかも……ね)
そんな事を考えるジェイルだったが、その彼の表情もどこか嬉しくて堪らないという顔をしている。真司の影響。それをもっとも強く受けているのは誰であろう他ならぬ彼なのだから……
「……これでラスト」
「そうか」
真司から手渡される皿をチンクは軽く背伸びをして受け取った。最初、真司は少し屈んでそれをしようとした。だが、チンクが背丈の事を気にしている事を思い出し皿をやや下に出す事で彼女へ配慮する事にしたのだ。
それをチンクも分かっていたが、それでも僅かに届かず背伸びをして受け取っていたので傍目には可愛らしく見えただろう。そして拭き終わった皿を棚にしまうのは真司の役目。チンクは流石に届かないのでそこは真司に委ねた。だが、その顔はどこか悔しそうだったのは言うまでもない。
「……真司、少しいいか?」
「ん? どうしたの、チンクちゃん」
「だからちゃん付けは……いや、もういい。お前に聞きたい事があるのだ」
真司の呼び方に異議を申し立てようとして、チンクは首を振った。それを言い出すと長くなり、尚且つ無駄に終わるからだ。
チンクはそう思い出し、真司へ本来の目的を話すべくそう切り出した。それに真司は不思議そうな顔をして頷いた。
「いいけど……何?」
「どうしてお前は、仮面ライダーになったのだ?」
「どうしてって……」
チンクの疑問に真司は困ったような表情を浮かべる。それは、真司にとって答え難い質問だった。彼が仮面ライダーになったキッカケは、モンスターに襲われる人達を守るため。だが、戦いを続けていく内に真司は知ったのだ。仮面ライダーに課せられた悲しい宿命を。
それは他の仮面ライダーを倒さねばならない事。その理由は、誰もがその見返りとして得られるある権利を求めているからだった。何でも願いが叶う力。それを手にするために多くの者がライダーの力を手にしていたのだ。
真司は最初それを止めようとしていた。だが、自分が初めて出会ったライダー―――ナイトである蓮はそれを「無駄だ」と切って捨てた。誰かに言われて止めるようなら、最初から戦う事など選ばない、と。
(蓮だけじゃない。みんながみんな、戦う理由があった。ライダーになって、叶えたい願いが……)
それは愛する者を目覚めさせる事であったり、不治の病への対抗策であったり、あるいは終わらない戦いであった。そう、真司も全てのライダー達の願いを知る訳でない。だが、己が命を賭けても叶えたい願いがある事は知っている。
だからこそチンクの質問に答え難いのだ。真司には他のライダーを倒してでも叶えたい願いがなかった。つまり、彼はある意味で仮面ライダーとしては覚悟が不十分だったのだ。
(俺は……仮面ライダーになった気でいるだけで、ホントはまだなってないんじゃないか……?)
「ど、どうした? 何か言い辛いのなら別にいいのだ」
真司が珍しく複雑な表情で考え込んだのを見て、チンクは慌てるようにそう言い出した。だが、それすら真司は聞いていなかった。
(俺の願い……俺の叶えたい事……それは…………あっ!)
「俺がライダーになったのは、戦いを止めるためだ!」
「ただ、私が……何?」
「誰も殺されない。誰も泣かない。そんな夢みたいな世界。そうだ……そうなんだよ! 俺の願いは、ライダー同士の戦いを止める事!」
「ど、どうしたんだ真司。何を言って」
「ありがとうチンクちゃん! おかげで俺、分かったよ!」
突然興奮したように言い出した真司。その内容はチンクにはあまり理解出来なかったが、それでも自分の問いかけが真司の役に立ったらしい事は分かった。
喜びのあまり自分の手を握る真司にどこか呆れながらも、チンクは彼の言った仮面ライダーになった理由をきちんと聞いていたのだ。
(戦いを止めるため、か。真司、それはいつか私達と……いや、そうと決まった訳ではない! そんな事あってなるものかっ!)
チンクの脳裏に龍騎と対峙する自分達の姿が浮かぶ。ジェイルの思い描く計画。それを実行に移そうとすれば、きっと真司はそれを止めようとする。その最悪の想像を振り払うようにチンクは首を振った。それを見て、真司がやっと落ち着いたのか不思議そうにチンクを見つめた。
「どうしたチンクちゃん。俺、何か嫌な事でもした?」
「いや、違う。それよりもまだ聞きたい事がある。そちらはもっと長くなるだろうから……そうだな。ここでは何だし、私の部屋へ行こう」
「それはいいけど……チンクちゃんは女の子だし、部屋に男入れるのは不味いっしょ。だから俺の部屋にしよう。あ、コーヒーとか淹れるよ。それと何かお菓子でも持ってさ」
子供のように笑う真司。それにチンクはやや苦笑するも頷いて歩き出す。その後を追うように真司も歩き出すが何かを思い出して慌てて元の場所へ戻り、棚から二人分のカップを取り出した。
それを見たチンクは笑みを浮かべつつ、菓子はクッキーがいいと告げてそのまま去ってしまう。それを見て真司が文句を言うもチンクは取り合う事をせず離れていく。そんな態度にも関わらず、真司はブツブツ文句を言いながらも棚から皿を出してクッキーを並べるのだから優しいものだ。
そして真司はカップにコーヒーを淹れながら横目で離れたチンクを見て呟いた。
「チンクちゃんも、やっぱ女の子だよなぁ。こうやって男を使うんだから」
ちなみにチンクが真司に聞いた事は住んでいた世界の事だった。懐かしそうに話す真司を見て、チンクは微かに悲しみを滲ませながらも微笑みを浮かべて聞いていた。目の前の男はいつかそこへ帰っていくのかと、そう寂しく思いながら……
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やりたかった事は”仮面ライダー”の持つ意味。そして、何故そう翔一が名乗るように思ったかを俺なりに考えました。
基本として、歴代ライダーは五代や翔一、真司と同じく戦いを止めるために、戦いへ身を投じたと思います。その根底にあるものは若干違うかもしれませんが、簡単に言えば”みんなの笑顔”のためと言えると思うので。
人によって感じ方や考え方は違うかと思いますが、少なくとも主役ライダー達は全員にそこへ行き着くかと俺は考えてます。
説明 | ||
チームを組み動き出した五代達。蒐集をするだけではなく、なのはとフェイトがはやてと出会い友情を紡ぎ始める。 静かにだが完成が近付く中、持ち上がる問題の数々。 そこで不意に五代達は知る事となる。仮面ライダーという者達の事を…… |
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正義の系譜 龍騎 クウガ アギト 仮面ライダー リリカルなのは | ||
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