超次元ゲイムネプテューヌ〜青年の伝説〜
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ときには『諦め』もかんじんだと思う、ここ最近。

何でかって?

それはな俺の手首についているこのイマイマしいリングのせいだ。

あれから仕事をしている最中にこのリングを外そうとしたんだが外せない。

それでも諦めずに「外すのが無理なら壊せばいい」と思いあちらこちらの岩にガンガンぶつけたが

なかなか壊せない。というかさっきまでトゲトゲしかった岩が丸っこくなってしまった。

ていうかどんだけ頑丈なんだよ!!

岩に当てたの軽く2桁はいってるぞ!!

それなのにリングは傷ひとつ付いてないぞ!!

絶対にコレ特注品だろ!!

まったくノワールも俺のことを少しは信用しろよ。←若干洗脳されてる

まぁさっさとこのクエストを終わらせよう。

モンスターさんでっておいで〜。出ないと目玉をほじくるぞ〜♪

え?キモイって?

うるせぇえええええ!!

こっちはこうゆうテンションでやっていかないと心がへし折れそうなんだよ!!

そんなこんなで奥に進むと目的のモンスターが現れた。

「■■■■ー!!」

「迫力は悪くない。だが、所詮はただの雑魚」

モンスターは騒いでいるが俺はお構いなしに前に進む。

モンスターは俺に気づいたらしくブレスを放った。

「よけるまで・・・でもないか」

俺は天照でブレスをはじき返した。

モンスターは次の攻撃を仕掛けてきた。

その攻撃は『エアースライダー』だ。

これは素早く相手に攻撃をするという単純的かつ強技なのだ。

ただこれにはデメリットがあり、一直線上しか進めない。

つまり当たらなければどうということはない。

「甘い、甘い」

俺は左にステップをし、一直線上に進んでったモンスターにハイマットを撃ちこんだ。

しかし・・・

「なに!?」

なんとモンスターは『エアースライダー』を出しながら左によけた。

「・・・・・・おもしろい。ならばお前のその『技』いただいていく!」

俺は目を閉じ精神を集中させる。

「『神眼』開放!!」

そういって俺は目を開ける。

俺の瞳は今、黒から黄金色になっている。

「■■■■!!」

モンスターは『エアースライダー』もどきを使ってきた。

俺は右にステップする。しかし・・・

「ちっ。そうきたか!」

モンスターは俺の回避した方向に突っ込んでくる。

俺は天照を引き抜く。

「衝撃波!!」

俺は天照を横に振るい、衝撃波をだした。

モンスターは上にあがり、避けながら攻撃を続行する。

「その行動は読めている!!」

俺はそこまでジャンプをし、モンスターを地に叩き落す。

神眼の能力。1つ目は、相手の行動を先読みをする力

「■■■・・・」

「なんだ?もう終わりか?」

俺は次の攻撃に備え、天照に妖気を補充する。

神眼の能力。2つ目は、失った妖気・霊力などを補充できること

「■■■■ー!!」

「一騎打ちをお望みか・・・。面白い、受けてたつぜ」

神眼の能力。3つ目は、相手の心を読めること

これは人間やモンスターの心以外に、草や木、その他の物も読める。

「■■■■!!」

モンスターは叫ぶとこちらに突っ込んでくる。

「・・・・・・・自分の『技』で溺死しな!!」

そして俺も『エアースライダー』もどきを使った。

--ズシャ--

一瞬の出来事。そして静寂が訪れる。そして・・・

「悪いが俺の勝ちだ」

そういうとモンスターは倒れた。

神眼の能力。4つ目・・・これが主要だ

その能力は、相手の『技』をそのままコピーすることができる。

たとえそれが『神』の技だとしても

しかしメリットもあればデメリットもある。

それはまずコピーしても結局は体が持たないと使えない。

体が持たずに使えば死ぬ。

そして次に・・・

「・・・ぐっ。やはし久々に使うと結構キツイな」

そう体にも負担がかかるし、精神にも負担がかかる。

さらに俺は久々に使ったので疲労感も2倍に感じるのだ。

しばらく10分ぐらい休んでいると

「ねぇねぇ。なんかココのダンジョンやけにシーンとしてない?」

「そうだね・・・。なんでだろう?あいちゃん」

「私に聞かれても分かるわけないでしょう」

「ある意味不気味です」

オイオイ、なんでアイツらがここに来てるんだよ・・・。

そうこの声は・・・

「ん?ゼロっち!?」

「え!?本当!?」

「なんでアンタがここにいるのよ!?」

「ゼロさんお久しぶりです〜」

そう。いつもおなじみ四人娘だった。

「俺はここに仕事で来ているだけだ」

「ほほう。パーティーをほったらかしにして仕事をやってるんだ。へぇ・・・」

「それよりゼロっち。よくあの場から逃げ出せたね」

あの場?あぁあれか・・・

「俺はノ・・・あの女に拉致られたぞ」

「「「「えっ!?ホント!?」」」」

なぜ四人一緒に声をあげる。

というかお前ら。どんだけ気絶してたんだよ・・・

「フフフフフ・・・。なら次に会ったときはチョットソノコニオシオキシナイト・・・」

「フフフフフ・・・。ソウネ。ニイサンヲラチシタソイツヲオシオキダネ・・・」

「フフフフフ・・・。ワタシデサエモラチシタコトガナイノニネ・・・。オシオキネ・・・」

「フフフフフ・・・。ミンナ、オシオキダケジャダメデスヨ・・・。カクジツニイキノネヲトメナクチャダメデスヨ〜・・・」

「「「ソウダネ」」」

おい、お前ら。いい加減にしろ。

そいて上から三人目以降のやつら・・・アイエフ、コンパ。

さらりと恐ろしいことを言うな。

「おいバカ共。今は仕事のことを考えろ」

「「「「ソウダ。ゼロ(ッチ)(ニイサン)(サン)モオシオキシナクチャ・・・」」」」

おい!なんで俺がそんなことを受けなくちゃならない!?

そしてカタコトで話すな!!

「それで!お前たちは今どんなクエストを受けているんだ!?」

俺が大声で言うと

「ハッ!そうだよ今シアンから依頼されていたんだ!!」

「そうだったです!!」

「そうね」

「早く終わらせて兄さんをお仕置きしなくちゃ!!」

おい。最後のやつまだ引きずってるのか?

「依頼主から直接に依頼されてるのか?」

「うん」

「なら俺は今回参加は無理だな」

「なんで?」

「依頼主から直接依頼されるとき、その依頼をされた人数で報酬を決めるんだ。つまりはいきな人数が増えて報酬は変わらないんだ」

「つまりいきなり参加しても結局その人はタダ働きって意味よ。分かった?ねぷ子」

「分かったような、分からないような・・・」

「でも兄さんは・・・」

「悪いが俺も仕事がたんまりとあるんでね。仕事が半分以下だったら手伝ってたがな」

「そうか・・・」

今回はすんなり諦めてくれたな。

「せっかく手伝ってくれたら『お仕置き』はやめてあげようとしたのにな〜」

「喜んでお手伝いしましょう。お嬢様方」

えっ?決心が脆すぎだって?

黙れ!!お仕置きよりもまだ手伝ったほうがまだマシだ!!

「それで目的は何なんだ?」

「うん。ここら辺のモンスターを倒してほしいんだって」

「ふむ。なら終わったも同然だな」

「何でよ?」

「だってここら辺のモンスターは俺が蹴散らしたもん」

「そうなんですか。なら帰りますか?」

「そうしたほうがいいだろう」

「それよりもゼロっち。その手首についてるやつ何?」

「ネプテューヌよ・・・。コレのことは聞かないでくれ」

「ふ〜ん」

そういって俺たちはこのダンジョンから抜けようとした瞬間

「やっと見つけたわ!ネプテューヌ!!」

・・・もういいよ。俺このフレーズもう飽きたよ。

後ろをむくと案の定ノワールがいた。

「また新型だ〜」

「何よ、新型って!?それよりも決着をつけるわ。今日ここで!!」

「でもちょうどいい所で来てくれたよ・・・」

「何がよ?」

ノワールがムスッとした顔になる。

何でだろう?いやな感しかしないんだが・・・

「だって・・・ねぇ?」

「ソウだね・・・」

「ソウネ」

「ソウデスネ」

おいマズイぞ・・・。なんかカタコトになってないか?

それに気づかずノワールは聞き返す。

「だから何がよ!!」

「「「「ダッテ、ワザワザ『オシオキ』サレニキタンダモン」」」」

「マズイ!!ノワール逃げるぞ!!」

俺はすぐさまノワールのほうにダッシュし、彼女をかつぐ。

「ちょっ!?ゼロ!?なんでアンタがここに!?」

「アレ?」

「ニイサン?」

「ナニヲ・・・」

「シテイルンデスカ?」

ヤバイ!もはやアイツらは殺縛化とした人形になっている!!

「話は後だ!今はアイツらから逃げることに専念させろ!!」

「ゼロッチ〜」

「マッテ〜」

「イマナラ・・・」

「ユルシテアゲマスヨ?」

何アレ!?もう怖いというレベルじゃないぞ!!

とりあえず足だけを動かせ!俺!!

「い、いくら夫といえど、こ、ここんな面前の前でやっていい事と、やって悪いことがあるわよ!?」

「誰が夫だ!!じゃあなんだ?お前を置いていってもいいんだぞ!?」

「・・・遠慮するわ」

その間にも殺縛人形は走ってくる。ただ目標に向かって・・・・

「『オット』?」

「『オット』ッテナニ?アイチャン」

「『オット』ッテノハネ、ケッコンシタヒトノコトヲイウノヨ」

「ソレジャア、アノオンナノヒトノイキノネをトメナクチャダメデス〜」

おいアイエフ!お前の説明は微妙に違うぞ!!

そしてコンパ!なにさらりと殺人予告してんの!?

とりあえずこの場からなんとかして脱出しないと殺されるぞ!?

「ていうか今どこに逃げてるの!?」

「分からん!!」

「分からずに逃げてるの!?」

「こんな状況で正確なマップが分かるか!!」

後ろを向くとゲテゲテ笑っている4人娘。

「ゼロッチ〜」

「マッテ〜」

「イマトマルト・・・」

「ステキナコトヲシテアゲマスヨ?」

なぜだろう?

今の彼女たちを見ていると千と千尋の〇隠しにでてきた、あの黒いやつに見えてくる。

「チョッ!ゼロ、前!前!!」

「えっ?」

俺が前を向くと、なんと行き止まりだった。

クッソ!万事休すか?

「まだよ!!まだ諦めるわけにはいかないわ!!」

そう言って立ち上がるノワール。

「そうか・・・。戦うのか。なら頑張ってくれ」

「アナタは戦わないの?」「フッ。さっきまでお前をかついで走ってきたんだぞ?しばらく休ませてくれ・・・」

「つまり私が重かったと?」

「・・・・・・・・・誰もそんなことは言ってない」

「正直に言ってみなさい?怒らないから」

「うん!重か「死ねぇえええええ!!」ゲハッ!?」

ノワールにおもいっきり蹴っ飛ばされた。

な、何で?

怒らないっていったじゃん。

そうこう思って腹をかかえていると・・・

「アッ♪」

「ニイサン♪」

「ヤット・・・」

「ミツケマシタ♪」

4人娘のご到着だ。

「クッ。ゼロ、立ちなさい。戦うしかないわ」

「む、無茶言うな・・・。お前をかついで全力で走ってさらには、お前に全力で蹴り飛ばされてど戦えと・・・?」

「アレはアナタが悪いわ」

「怒らないって言ったのに・・・」

「もうシャッキリしなさい!それとも何?もう一発受けとく?」

「大丈夫だ。問題ない」

そういって俺はシャキっと立った。

「それでどう戦うつもりだ?」

はっきりいって有利なのはどういってもアッチだろう。

人数多いし、凶暴モードだし・・・

「そうね・・・。私はネプテューヌと戦って、アナタは残りのをお願いね」

「・・・」

もう返事をする気になれないよ・・・。

「返事は!?」

「・・・・・・・・・・・ハイ」

なくなく返事をした俺はハイマットを抜き取る。

「ネェネェ、アイチャン。ヤッテモイイヨネ?ヤチャッテイイヨネ?」

「エエ、イイワヨ」

「エヘヘ〜、ニイサンカクゴシテネ?」

「サァ、オシオキタイムデス〜」

あちらも武器を構えた。

「いいか?ヤツラに隙ができたら逃げるぞ」

「了解したわ」

そして俺はあいつらに向きなおす。

アイツらのなかで一番警戒しないといけないのは白雪だ。

多分白雪が面倒だろう。

「『クロスボーン』モード展開!!」

黒雪の霊力で作り出したクロスボーンモード・・・・か。ややこしいな・・・

「変身!!」

今度はネプテューヌか・・・。

まぁ、ネプテューヌの相手はノワールがやるからいいとして・・・

さて残るはあの二人か・・・

まぁ人間だしそうたいして何も・・・

「『クロスボーン』モード展開!!」

「『バースト』モード展開です!!」

へ?

今あの二人はなんて言った?

えぇ〜と、今俺の耳ではアイエフが『クロスボーン』と言って、コンパが『バースト』って言った?

え?なんで?

アレって、神ヶ崎の伝統の技じゃん。

なんであの二人が使えんの?

「ふふふ〜。何で使えんのって顔だね?兄さん」

「そりゃそうだそう。あの二人は霊気も妖気も持っていない一般人だぞ」

「確かにこの二人は一般人。だけどどんな人でもある『物』は持ってるよ?」

「・・・・・・・・・まさか!」

「そう『気』だよ。どんな人間でも気は持ってるって教えてくれたのは兄さんだよ?」

クソ!!なんてこった!!

『気』というのはどんな人間でも持っている。

だけどそれをコントロールするのは難しい。

まず第一に気を使えるようするには、自分の気を表に出さないといけない。そこまででも数ヶ月はかかる。

さらに気をコントロールするのに数年かかる。

「ちなみにこの二人は昨日取得させました」

「!?」

なんだと!?そんなバカな!?

「霊薬草」

「あれを食わせたのか?」

霊薬草。それを食えば自分の心の世界にいけると言う薬草。

その世界で自分の闇と戦ったり、自分の中に眠る力を目覚めさせることが可能なのだ。

「しかしずいぶんと荒業にでたものだな?」

「二人が望んだことだもん。私はそれに協力しただけ」

しかしまずいことになった。

近距離戦が二人、そして遠距離戦が一人。

どうしたらいいものか・・・。

仕方ない・・・。

「『神眼』開放!!」

俺は再び神眼を解放させる。

「何アレ?」

「シロシロ〜。アレは何ですか?」

「何それ?」

「ゼロ・・・。アナタはいったい・・・」

オイオイお前ら・・・・。

「分からない。だからミンナ油断はしたら駄目だよ」

「もともアイツに油断なんかしてないわ」

「そうです。相手は強敵です」

「私もあの子を倒したらすぐにそっちに行くわ」

「私はそんなに簡単には負けないわ!!」

「さて・・・はじめますか!!」

俺はハイマットを天井に撃った。

それが戦いのはじまりだ。

説明
第十五話目です
今回はアイエフとコンパをちょっといじらせていただきました
こうでもしないとゼロとうまく戦えないからな!

あぁ〜、それよりも漫画と小説(全てネプテューヌ作品)届かないかな〜
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コメント
黒鍵さん>ゼロ「他人から見ると羨ましがられるけど、実際コレかなり疲れるからね?」ノワール「でも他人の技をコピーするんでしょう?羨ましいわよ」ゼロ「君もか・・・。なら使いすぎて死ぬって設定だったら君は欲しいか?」ノワール「・・・考えるわ」ゼロ「でも実際使いすぎると死ぬんだよね〜」ノワール「今何気なく【死にますよ】発言しなかった?」(クロ)
風音ツバキさん>ゼロ「フウさん。君の考えはかなり質が悪いぞ」白雪「いやでも取れないんならそうした方が良いのでは?」ゼロ「お前もか!?」白雪「だってあの人絶対に取らないと思うもん」ゼロ「いや、頼めば取ってくれるはず!!」白雪「兄さん・・・。そろそろ現実を見よ?」(クロ)
黒鍵「神眼は凄いですな」統夜「あれは凄いな。相手の技をコピーするって・・・」黒鍵「今は恐怖で一杯だろうけど・・・ルウィーに帰ったらより恐ろしくなるだろう」統夜「ブランか・・・今までの事を知ったら半殺しじゃ済まないだろうな」黒鍵「分かってるじゃないですか。次回も楽しみにしています」(黒鍵)
フウ「壊せないなら腕ごと切り落とせば…」 アリス「何言ってやがるんですかねこの娘は」 フウ「にしても神眼…わたしのあの技もコピーされちゃうのかな、今は進行状況的に使えない予定技だけど」 アリス「まぁ、行けるんじゃないですか? 常人の肉体は耐えられない技ですけど彼は常人じゃないですし」 フウ「そっかー…」(風音ツバキ)
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