IS レジェンドウォーズ
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プロローグ

 

暗い空間のなかに巨大な影があった。その姿は十面サイコロの様な球体に無数の触手が生えており一番上には悪魔のような姿をした上半身が生えていた。

 

アポカリモン

属性 不明

世代 究極体

種族不明

必殺技 闇黒

得意技 グランデスビックバン、デスエボリューション

闇のパワーによって人間のマイナスの心が集まると生まれるナゾのデジモン。大昔の予言書にアポカリモンの出現を予言しているものがあるといわれており、出現した目的はデジタルワールドの破壊のためだと考えられる。必殺技は、無限に広がる闇を発生させて、すべてを消滅させる『暗黒(ダークネスゾーン)』

 

そして、その影、アポカリモンに立ち向かうように小さな影があった。

「お前の思い通りにはならないぞ!」

その中で、光り輝く大剣と翼を持つ影、黒い騎士は勇ましく言い放つ。

「ばかな!?お前たちは確かにデータのちりとなって消え失せたはず!なぜだ!」

アポカリモンがそう叫ぶと

「伝説の十闘士とテイマーを甘く見てもらっちゃ困るぜ!」

赤い鎧に翼をもった魔人がそう答えた

 

アルダモン

属性 ヴァリアブル

世代 ハイブリット体

魔人型

必殺技 ブラフマシル、ブラフマストラ

装備 ルードリー・タルバナ

伝説の十闘士の力の全てを受け継ぎ、未知の能力を得ることで伝説を越えた火の能力を持つデジモン。乱暴な素行から敵をつくることが多いが、その名はインド神話における神の融合形態に由来しており、獣の野性と人の知性を併せ持つことで、怒りや恐怖を正義の力に変えて戦う魔神である。戦闘においては、全てを溶かし全てを焼き尽くす超広範囲な攻撃を繰り出す。その様相はあたかも現代核兵器の恐怖を沸騰させる破壊力である。必殺技は「デジコア(電脳核)」の聖なる炎を極限まで高め、太陽の高温・高密度の中心核を自らつくりだして大爆発させる『ブラフマシル』と、両腕の超兵器"ルードリー・タルパナ"から放つ超高熱弾の高速連射『ブラフマストラ』。また、ルードリータルパナは格闘戦に用いて戦うことも可能であり、接近戦も得意とする。

 

そのアルダモンの言葉に続くように

「俺達は決してあきらめない。なぜなら......」

そう、身の丈ほどもある大剣を持った竜人がいい、

[俺達/私たちには]

のこりの影、いや、戦士たちと、一体化している少年少女たちが言い放つ

『明日があるからだ!!』

「くっ!?」

その気迫にアポカリモンは気圧され

『行くぞみんな!』

アルダモンと黒騎士と竜人がそう言い

『おおぉぉぉーーー!!!』

戦士たちはアポカリモンに向かっていった。

 

?

1話

PiPi

「ん〜」

ぱん!

「...なつかしい夢を見たな」

俺の名前は、更識一夏。15才。4月から高校生になる。

「あれからもう4年だからな〜。みんな元気にしているかな〜」

と、独り言を言っていると

「一夏〜、朝ご飯できてるよ。」

という声とともにドアが開いて

「わかったよ。簪。」

はいってきた青い髪に眼鏡をかけた少女に答えた。

「いっしょに..いこ?」

「ああ。」

 

俺たちがはなれの俺の部屋から出て食卓へ向かうと家族はみんなそろっていた。(ちなみに俺たちの家はとても広く俺の部屋のある離れから食卓のある母屋まで少し離れている。)

「おはよう!かんちゃん!一夏!」

「おはよう。ふたりとも」

「ふふ、おはよう」

「おはよう。義姉さん。父さん。母さん。」

俺たちに挨拶をしてきたのは上から、更識楯無、更識刀矢(とうや)、更識姫嬉(ひめき)。おれたちの、姉さん、父さん、母さん(おれにとっては義理だが)だ。

「今日は少し遅かったじゃあないか。どうした?」と父さんが聞いてきたので

「少し懐かしい夢を見たんだ。4年前の」と答えると

「ほんと?実は私も見たんだよね〜」

「...わたしも」

義姉さんと簪がそういった。

「三人が同時におなじ夢を見るなんてふしぎね〜」

「あの時はいろいろたいへんだったけど、あの事のおかげでかんちゃんと仲直りできたし、一夏が家族になったし、友達もたくさん増えたし、私はいい思い出だとおもっているな〜」と母さんと義姉さん。

そう、今の義姉さんの言ったとうり、おれは4年前のある事件のあと更識家に引き取られた。俺には当時記憶がほとんどなく、自分の下の名前と相棒であるアイツと出会ってからの記憶しかなかった。事件の後父さんたちが俺のことを調べてくれて、本当の家族と会ったんだけど、何も思い出せず、むしろ嫌悪感すらわいてきた。だから俺は父さんに、養子にしてくれとたのみ、向こうの家族と話し合った結果、俺は更識家のようしとなった。

「まあ、思い出話もいいが早くしないと学校におくれるぞ。三人とも」

「あ、もうこんな時間だ。いそぐわよ。ふたりとも!」

「「はい」」

父さんに言われたとおり時間が迫ってきていたのでおれたちは朝食をすぐにかたずけて、玄関に荷物を持っていく。

「それにしても一夏がISを動かしちゃうなんてね〜」

「うん。ほんとびっくりした」

「俺が一番びっくりしているよ」

IS。正式名称<インフィニット・ストラトス>。宇宙空間での活動を想定して作られたマルチフォーム・スーツ。製作者、篠ノ野 束によって作られたそれは本来の目的である宇宙開発ではなく兵器へとかわり、いまでは紆余曲折あってスポーツへと落ち着いた。ただこのISには致命的な欠陥があり、女性にしか使えないのだ。しかし、このISをある男が動かし、それならほかにも使える男がいるのではないか、ということで世界中で調査が実施され、俺が動かしてしまったのだ。

「まあ、二人と同じ学校へ行けるのはうれしいけどね」

「私もうれしいよ」

「おね〜さんもね☆」

「じゃ、行くか」

「「「IS学園へ」」」

 

説明
最強の兵器「インフィニット・ストラトス」通称IS。女性にしか使えないISによって歪んでしまった世界に危機が訪れるとき、「デジタルモンスター」通称デジモンと心を通わせ、ともに戦う少年少女たちの戦いが始まる。

ISとデジモンのクロスオーバー小説です。にじファンでも同じ名前で投稿しています。処女作のため至らないところもありますがよろしくお願いします。
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クロスオーバー デジモン IS インフィニット・ストラトス 青春 更識楯無 更識簪 生徒会 

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