タイガー：うぅ…理不尽な突然バッドエンドに悩むどこかの誰かの未来のために愛の手をさしだすソックスタイガー道場のお時間です…

　　　　　よもや自らタイガーと名乗るハメになるとは…これもいつかのハッピーエンドのため、ここは耐えましょう

カリヤ：帰りたい

タイガー：開口一番！？ 大丈夫ですか弟子一号のカリヤくん！

カリヤ：ほんのちょっと名前が似てて設定がアレだからって体操服着せられてこんなことやらされて意味がわからない

タイガー：え、えぇ…まぁ

カリヤ：だいたい僕が遠坂に教えてやってることの方が多いのになんでこっちが弟子なんだ

タイガー：それはいろいろ都合で…

カリヤ：あーもー死にたい

タイガー：そこまで…！？ か、カリヤくんがいつもどおりなのでさっさと進めましょうか！

タイガー：さぁ今回の速水君は…返答２文字でいきなり殺されましたねー物騒ですねー

カリヤ：教師の質問に対して「は？」はないよな

タイガー：そ…そういう問題ではないような気がしますが…

　　　　　まぁセカンドマーチの序盤でいきなりこんなこと言われても実際「は？」としか言えませんよね

カリヤ：正直終盤で言われたとしてもわからないけどね。Sランク狙いのプレイヤーにはわりと重要な話だと思うけど

タイガー：弟子一号！ このゲームオーバーへの対策は？

カリヤ：選択肢をやり直す、または坂上先生に話しかけない

タイガー：はい、そうですね。このイベントひとつのために先生と疎遠になるのもなんですし、

　　　　　もう一つの選択肢を選んでさくっとイベントを終了させてしまいましょう。

　　　　　意味がわからなくても適当に話を合わせておけば案外なんとかなるものです。

　　　　　目上の人の一方的な話などニコニコ笑ってハイハイとうなずいていればいいんですよ！

カリヤ：汚いなさすが遠坂きたない

タイガー：お偉方と付き合いがある立場だといろいろと大変なんですよ。

　　　　　僕だって別に好きでこんな上流階級の家に生まれたわけじゃない。

　　　　　あぁ…何故僕は遠坂家に生まれてしまったのか…！ 自分の家柄が憎い！

カリヤ：心底どーでもいいけどなんか腹立つからやっちゃえバーサーカー

B：あぶぶぶぶぶぶぶぶころころころぶううううう

タイガー：ちょっそれバーサーカー！？ 確かに別の世界では狂戦士の種だとかなんとかいうそうですけど

　　　　　というかセカンドマーチ初日かもしれないのにそれはちょっとネタがバレすぎるのでは！？

カリヤ：■とか●●●●って言わなきゃネタバレってほどじゃないし（たぶん

B：来いよおおおおおおおぶぶぶぶぶ！

タイガー：くっ…仕方あるまい、私とていずれ熊本最強の剣士となる身！ こうなれば受けてたちましょうチェストオオオオオ！

カリヤ：！？ ■相手に生身で…！？ 正気か！

B：ぶううううううううううう

ｷｬｰ

カリヤ：……ゴッドスピード、遠坂

タイガー：ま…まだしんでません…明日はきっといい日なんで…す…

カリヤ："熊本最強の剣士"ってセカイ系ゲームのキャラの肩書き的にどうなんだろうね