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幻一郎side

 

速いもんであれから2年くらいの月日が流れた、俺たちは無事高校生となった

嬉しいことに弟の翔はかなり頑張った用でなんと飛び級で上がってきたのだ

のだが・・・・・・・・現在ちょっとばかしピンチに陥っている

なぜなら・・・・・・・・

 

女子「ジーーーーーーー・・・」→ 俺「・・・・・・・」(汗)

女子「ジーーーーーーー・・・」→ 一夏「・・・・・・・」(汗)

女子「ジーーーーーーー・・・」→ 翔「・・うぅ・・・」(若干涙目)

女子全員「「「ジーーーーーーーーーーーーー・・・・」」」

 

一「これは・・・・・・・」

幻「かなり・・・・・・」

一・幻「「きつい・・・・・」」

翔「うぅ・・・・・・・」

 

さっきからこんな感じだからである

まぁ俺たち以外に男子生徒がいないからだ・・・・なぜなら「ガラッ」ん、先生が来たか・・・

 

「皆さん入学おめでとう。私は副担任の山田真耶です」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「えっ・・・・えぇっと・・・・きょ、今日から皆さんはこのIS学園の生徒です。

この学園は全寮制、学校でも放課後でも一緒です。仲良く助け合って楽しい3年間にしましょうね?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

そう・・・今俺たちがいるのは「女性にしか動かせないはずの」IS学園にいるのだ・・・

しかしこの先生本当に先生だろうか?悪いと思うが中学生にもみえるが・・・・

 

「えぇぇ・・・じゃっ、じゃあ自己紹介をお願いします。えっと、出席番号順で・・・・」

 

そういばなんで俺たちがここにいるのかというと・・・

 

一夏→「藍越学園の受験会場とIS学園の受験会場を間違えて、そのとき偶然見つけたISに触れたとたん起動したので」

俺→「同じ家に住んでいるので聴取やらなにやらをやっていくうちに「こいつももしかしたら・・・」と言うことでISに触れてみたら起動・・・ちなみにサングラスのことはばれなかった」

翔→「ほぼ俺と同じような感じになり触れたら起動した」

 

と言う感じで俺ら全員ほぼ「偶然起動できてしまった」ので一夏と翔は強制的にIS学園を受験、そのまま入学。俺は普通の高校に通っていたのだが強制編入。

と言う形となって今に至るのだか・・・「次は、織斑一夏君!」おっと一夏の番か・・・

 

一「はい!、織斑一夏です。特技は家事全般で、趣味は体を鍛えることと料理をすることです。

よろしくお願いします!」

 

ん、難なく言ったか・・・俺は最後の方だk「「「キャーーーーーーーーーーーー!!!」」」おおぅい!?なんだい?!

 

女子「キャーーーーーー!!!かっこいい!!」

女子「ワイルド系の守って貰いたい系!!」

女子「地球に生まれてよかったーーーー!!」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんか・・・・・・・・すごいな・・・・・・・

ここの女子達はそんなに男に飢えているのか?

 

真「では次に・・・柳幻一郎くん!」

 

むっ?俺の番か・・・・「ガタッ」

 

幻「はい、柳幻一郎だ。趣味は機械弄りとプログラミングとトレーニングで特技は料理と声真似だ。実際は1歳年上だけどそんなの気にせずに接してくれ、後名前が長いから好きなように読んでくれ。よろしく!」

 

こんなもんk「「「キャーーーーーーーーーー!!!」」」おおぅ!?またか?!

 

女子「キャーーーーーーーー!!!こっちもかっこいい!!」

女子「1つ年上のやさしい感じのお兄様!!!」

女子「お兄様と呼ばせてくださーーーーいい!!!」

 

・・・・・・・・まじですごいな・・・・・・翔は大丈夫だろうか・・・・・

とてつもなく不安なのだが・・・・・・

 

真「では次に・・・柳翔くん!」

翔「ひゃっ、ひゃい!」

クスクス・・・クスクス・・・

翔「あうぅ・・・」カァァ・・・

 

・・・・・・不安だ・・・・・・果てしなく・・・・・

 

翔「え、えっと・・・柳翔です・・・趣味は読書で特技は暗記です・・・・よっよろしくお願いしましゅ・・・・あうぅ、噛んじゃった」

 

なんとか・・・大丈夫のようだな・・・・若干噛んでしまったg「「「キャーーーーーーーーーー!!!」」」・・・もう驚かないぞ・・・・・・・・

 

女子「キャーーーーーーー!!かわいい!!!」

女子「2人とは違って守ってあげたい系!!!しかも男の娘!!!」

女子「私の胸に飛び込んでおいで!!!」

翔「あうぅ・・・あうぅ・・・・・」カァァ・・・

 

・・・・・・・大丈夫なのかねぇ・・・・・・これから・・・・・・

 

 

 

 

一夏side

 

翔の奴大丈夫かな?・・・・・

しかしあいつもやるもんだ・・・こっちに来てからすごく頭良くなったもんなぁ、ちょっと分けてほしいくらいだ

 

?「騒がしい!!静かにしろ!!」

 

?・・・この声は・・・まさか?・・・

俺は声がしたほうを見てみると案の定わが実姉である千冬姉の姿があった

・・・・なんで?・・・家には月に1〜2回しか帰って来ない職業不詳の姉がなぜここに?

 

真「あ、織斑先生。もう会議は終わられたんですか?」

千「ああ、山田君クラスへの挨拶を押し付けてすまなかったな」

真「い、いえ、副担任ですからこれぐらいは・・・」

 

山田先生がそう答えると千冬姉がはにかんでからこっちを見た

 

千「諸君、私が織斑千冬だ。君たち新人を1年で使い物になる操縦者に育てるのが仕事だ。私の言うことはよく聴き、よく理解しろ。出来ない者には出来るまで指導してやる。私の仕事は弱冠15歳を16歳までに鍛え抜くことだ。逆らってもいいが、私の言うことは聞け。いいな」

 

・・・・・・うん、間違いない千冬姉だ・・・・・

しかしさっきの暴力発言でなぜか黄色い声援が響いた・・・・・なぜ?

 

女子「キャーーーーーーーーーーーーーーーー!!!千冬様!本物の千冬様よ!!」

女子「ずっとファンでした!」

女子「私、お姉様に憧れてこの学園に来たんです!北九州から!」

女子「あの千冬様にご指導いただけるなんて嬉しいです!」

女子「私、お姉様ためなら死ねます!」

 

・・・・・・・・ここまで来るとなんかすごいな・・・・・・

そして千冬姉はかなりうっとうしそうな顔をしていた

 

千「・・・毎年よくもこれだけの馬鹿者が集まるものだ。感心させられる・・・それとも何か?

私のクラスだけ馬鹿者を集中させているのか?」

 

・・・・本当にうっとうしそうだな・・・が、関係ないと言わんばかりの歓声が・・・・

 

女子「きゃあああああ!!お姉様!もっと叱って!罵って!」

女子「でも時には優しくして!」

女子「そしてつけあがらないように躾をして〜!!!!」

一・幻・翔「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」(汗)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・元気で・・・・・・・なにより・・・・・・だな・・・・

しかし驚いたな、ここで先生をしてたなんてな・・・

 

千「で、さっきの騒ぎの原因はお前か?」

一「いや、千冬姉、俺は・・・?!」ピキーーンッ

 

俺は危険を察知して回避行動を取ったら

 

スカッ!

 

千「ちっ!・・・織斑先生と呼べ」

 

今舌打ちしたよこの人?!

 

一「・・・はい、織斑先生」

女子「え?・・・・織斑君って、あの千冬様の弟?・・・」

女子「ああっ、いいなぁっ、代わってほしいなぁ・・・」

 

・・・まあこれらは放っておいて、一応言っておこう。

俺たちは今、世界で初めての「IS」を使える男としてここ、公立IS学園にいる

IS学園とは、分かりやすく言うと

「日本人が作ったISのせいで世界は混乱してるから責任もって人材管理と育成のための学園を作れ。

その辺の技術は公開しろ。運営資金は自分で出せ」

という感じでいろんなとこに圧力的なものを受けて造られた学園だ、説明おわり、やれやれ・・・

 

一「ん?」

 

視線を感じたので見てみるとファースト幼馴染こと篠ノ之箒がそれとなくこっちを見ていた。

なんだ?まあ、後で聞いてみるか

そんなことを考えていると、チャイムが鳴った

 

千「さあ、SHRは終わりだ。諸君らにはこれからISの基礎知識を半月で覚えてもらう

その後実習だが、基本動作は半月で染み込ませろ。いいか、いいなら返事をしろ、よくなくても返事をしろ、私の言葉には返事をしろ」

 

どこぞの鬼教官かよ・・・・これからどうなんだか・・・・・

 

 

 

 

 

 

幻一郎side

 

1時間目の休み時間に一夏は例の幼馴染の箒という子に連れていかれた後

 

一「あ〜〜〜〜〜・・・きつい・・」

幻「たしかに・・・・・・な・・・」

翔「うぅぅぅぅ・・・・・・」

 

時間は飛んで2時間目の休み時間

教室周りには珍しい物見たさに女子達が溢れていた・・・

3人で集まって話をしていると

 

?「ちょっと、よろしくて?」

幻「あぁ?」

一「ん?」

翔「う?」

 

話しかけてきたのは確か・・・・セルシア・オルコット・・・だったか?

 

セ「訊いてます?お返事は?」

一「ああ訊いてるそれで?」

幻「何か?」

翔「御用でしょうか?」

 

俺たちがそう答えるとオルコットはわざとらしく声をあげた

 

セ「まあ!なんですの、そのお返事は。わたくしに話しかけられるだけでも光栄なのですから

それ相応の態度というものがあるんではないかしら?」

3人「・・・・・・」

 

・・・あぁ、なるほど・・・こういう輩だったか・・・・

いくらISが女にしか使えないからと言って

女=偉いの構図は間違ってると思うぞ・・・

最近じゃ街中ですれ違うだけでパシリをさせられる男の姿も珍しくない

まったく・・・どうなってんだか?

 

幻「で?何のようだ?セルシア・オルコット」

セ「あら、わたくしのことをちゃんとご存知なのですね。本来なら代表候補生というエリートである

わたくしと同じクラスになれただけでも幸運でしてよ。その現実を理解していただける?」

一・幻「そうかそれはラッキーだなぁ」(棒読み)

セ「・・・馬鹿にしてますの?大体、ISについて何も知らないくせに、よくこの学園に入れましたわね。世界初の男性のIS操縦者と聞いていましたから、少しくらい知的さを感じさせるかと思っていましたけど、期待はずれですわね」

翔「僕達に何かを期待されても・・・・」

せ「まあでも?わたくしは優秀ですから、あなた達のような人間にも優しくしてあげますわよ」

 

まったく微塵も優しさを感じないのは俺だけか?

 

セ「ISのことで分からないことがあれば、まあ・・・泣いて頼まれたら教えて差し上げてもよくってよ?何せわたくし、入試で唯一教官を倒したエリート中のエリートですから」

 

ああ、あれか・・・

 

一「入試ってあれだろ?IS動かして戦うやつ」

セ「それ以外に何がありますの」

一「俺も倒したぞ教官」

セ「・・・・・・は?」

幻「俺もだ」

セ「へ?・・・・・」

翔「ぼっ僕もですけど」

セ「はいぃぃぃぃ?!」

 

相当ショックなのか目を驚きに見開いている

 

セ「わ、わたくしだけと聞きましたが?」

一「女子ではってオチじゃないか?」

 

ピシッ!

 

・・・・・なんかいやな音がしたな・・・

 

セ「つ、つまりわたくしだけではないと?」

翔「それは分かりませんけど・・・」

セ「あ、あなた達も教官を倒したというの?!!」

一「たぶんな・・・俺はただ回避してただけだけど・・・」

翔「僕は夢中でやってたら勝ってました」

セ「あ、あなたは?」

幻「30秒で終わったな」

セ「はぁぁぁぁぁぁぁ?!」

一「と、とりあえず落ち着け」

セ「こ、これが落ち着いていられr・・・」

 

キーンコーンカーンコーン

 

セ「っ!またあとで来ますわ!逃げないことね!よくって?!」

 

まったくもって良くはない・・・・・が、いちよう頷いておく

 

千「それではこの時間は実践で使用する各種装備の特性について説明する」

 

およ?今度は千冬さん改め織斑先生が教壇に立っている

よっぽど大事なことなのか山田先生もノートを手に持っていた

 

千「ああ、その前に再来週に行われるクラス対抗戦に出る代表者を決めないといけないな」

 

思い出したように織斑先生が言う

クラス代表というと・・・言葉道理の意味か・・・

 

千「クラス代表者とはそのままの意味だ。対抗戦だけでなく、生徒会の開く会議や委員会への出席・・・まあ、クラス長だな。ちなみにクラス対抗戦は、入学時点での各クラスの実力推移を測るものだ。今の時点でたいした差はないが、競争は向上心を生む。一度決まると一年間変更はないからそのつもりで」

 

ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・と教室が色めき立つ。

クラス代表は簡単に言えばクラスの顔ということだ

 

女子「はいっ!織斑君を推薦します!」

女子「私もそれが良いと思います!」

一「はいぃ?」

女子「私は翔君を!」

翔「えぇ?!」

女子「ここはは幻お兄様でしょう?!」

 

・・・・こうなると思ってたよ(泣)・・・・・

 

千「では候補者は、織斑一夏、柳翔、柳幻一郎・・・他にはいないか?自薦他薦は問わないぞ」

一「・・・・・・」OTL

幻「先生、俺や一夏ならともかく翔はちょっときついのでは?・・・」

千「自薦他薦は問わないと言った。他薦されたものに拒否権などない。選ばれた以上は覚悟しろ」

幻「いや、しかし・・・」

?「待ってください!納得がいきませんわ!!」

 

突如、俺の声を遮ったのはオルコット嬢だった

 

セ「そのような選出は認められません!大体、男がクラス代表だなんていい恥さらしですわ!

このわたくしに、このセルシア・オルコットにそのような屈辱を1年間味わえとおっしゃるのですか?!」

 

・・・父さん・・・今の世界状勢が見えるようだよ

 

セ「実力から行けばわたくしがクラス代表になるのは必然。それを、物珍しいからという理由で極東の猿にされては困ります!わたくしはこのような島国までIS技術の修練に来ているのであって、サーカスをする気は毛頭ございませんわ!」

 

ひでぇ・・・最早人間じゃねぇ・・・OTL

 

セ「いいですか?!クラス代表は実力トップがなるべき、そしてそれはわたくしですわ!

大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、わたくしにとっては耐え難い苦痛で・・・」

一「イギリスだって大してお国自慢ないだろ。世界一まずい料理で何年覇者だよ?」

 

と、ここでさすがにカチンと来たのか一夏が反撃

気持ちは大変分かるので援護しようとすると意外にも翔が先に言う

 

翔「それに、そのISを作ったのはあなたの言う極東のお猿さんですよ?そんなこと、最初に習いませんでしたか?」

 

その後に俺も

 

幻「お前の国も大して大きさは変わらんよ。古いだけの国が何を言ってんだかねぇ?」

セ「なっ?!・・・」

 

おうおう・・・顔を真っ赤にして怒ってらっしゃいますねぇ

 

セ「あっ、あっ、あなた達ねえ!わたくしの祖国を侮辱しますの?!」

一「先に言ってきたのはそっちだろ?」

幻「自分の国を侮辱されて黙っていられるほど俺は馬鹿じゃない」

翔「これだけ散々言われて怒らないほど易しくもないですよ」

セ「決闘ですわ!」

一「おう、いいぜ。四の五の言うよりわかりやすい」

幻「話が早くていいぜ」

翔「そのほうが両方とも納得しますね」

セ「言っておきますけど、わざと負けたりしたらわたくしの小間使い・・・いえ、奴隷にしますわよ」

 

勝負にならんと思うがねぇ・・・・言ってみるか・・・

 

幻「んで?ハンデはどのくらい?」

セ「あら、早速お願いかしら?」

幻「いんや、こっちがどれだけハンデをつけてやろうかと?」

 

って言ったらクラスから爆笑が起こった・・・なんで?・・・マジな話なのに・・・

 

女子「柳君、それ本気で言ってるの?」

女子「男が女より強かったのって、大昔の話だよ?」

女子「柳君たちはそれは確かにISを使えるかもしれないけど、それは言いすぎだよ」

真「いえ、是非ともそうしてください」

 

女子たちの声を遮ったのは意外にも山田先生だった

 

女子「え?なんでですか?」

真「私は入試のときに翔君と戦いましたから。で、ものの3分で負けてしまいました」

女子達「「「え?」」」

千「ついでに言えば、柳兄と戦ったのはここの生徒会長だ」

女子達「「「えぇーーーーーーー?!」」」

千「もう1つ言えば、織斑は回避しただけといっていたがその間一発も被弾せずに教官に勝っている」

女子達「「「うそぉーーーーー?!!」」」

千「つまり、柳兄が言ったことは正しいということだ」

女子「うそ・・・3人ともそんなに強いの?!」

女子「すごい・・・先生と会長に勝っちゃうなんて・・・」

千「それでオルコット、どうするんだ?」

セ「あ、あなた達が勝ったのはきっとまぐれです!・・・ハンデなんて不要ですわ!

代表候補生の実力を見せてさしあげますわ!」

 

そう言ってオルコット嬢は座った

 

千「さて、話はまとまったな。それでは勝負は1週間後の月曜、放課後の第三アリーナで行う。

織斑、柳兄弟、オルコットはそれぞれ用意しておくように。それでは授業を始める」

 

そう織斑先生が話を締めて授業を再開した

1週間後か・・・さてさて、どうなることやら・・・

 

 

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なんか男どもの戦闘レベル高くないですか・・・(FDP)
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