【勝手に】真・恋姫†妄想 もしもあの三人が義姉妹だったら?【続き】#6
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例えばの三姉妹。 #6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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黄巾党討伐も終わり、俺達

は富国強兵に努めていた。天和たちの協力で兵を募り、雪蓮や星たちがそれを鍛える。朱里たちは内政に力を入れ、土地の生産高や税収を上げていた。

 

「いまのところ、兵力は4万か」

「そですねー。街も第2、第3外壁を建設中ですし、どんどんと人や物が入って来てますよー」

 

風の報告に耳を傾ける。治安や商業の評判が評判を呼び、街はどんどんと豊かになっていた。

 

「(この間劉宏が崩御したから、もうすぐだろうな……)」

 

俺の知る外史の流れならば、そろそろ董卓が何進大将軍に招致される頃だ。彼女らを助ける為には、兵は多いに越した事はない。

 

「(愛紗たちがいないのは残念だが……)現状で勝負するしかないか」

「何か言いましたかー?」

 

愛紗と鈴々は、既に白蓮の将として働いていた。俺も桃香もいないからまだ在野に居るかと思っていたが、彼女らの性格を考えれば、これも必然なのかもしれない。また、凪たちにも来てもらいたかったが、遣いが彼女たちのもとに到着する頃には、既に陳留に入城していたとの事だ。

 

「(7万…いや、6万もいれば月の側に着くんだが……)仕方がないのかな」

「また独り言ですか、おにーさん?誰と会話をしているのやらー」

「独り言って分かってんじゃねーか。電波な人扱いをしないでくれ」

 

この数なら、反董卓連合について秘密裏に助けるしかないのかな。まぁ、月が洛陽に行くとなれば間者を送ればいいか。

そんな楽観的な考えをしている時だった。

 

「失礼します、御遣い様!」

「どうしたんだ?」

 

門番の兵が、執務室へとやってきた。

 

「はっ!何進大将軍の遣いと名乗る者が来ております」

「えっ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えっ?」

 

 

 

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「――――どうしてこうなった?」

 

執務室で頭を抱える俺。

 

「なにぼーっとしてるのよ、一刀!1日でも早く街の内政を改善しないといけないのだから、貴方もしっかり働きなさい!」

 

部下に次々と指示を出しつつ、俺を叱咤する華琳。

 

「はわわっ!治水に関する竹簡がないでしゅっ!?」

「あわわっ、屯田のもないよぉ!?」

 

はわあわと落ち着かない朱里と雛里。

 

「まったく……都とは名ばかりの愚策ぶりですね。一から始めるよりも大変ですよ、これは」

「まぁまぁ、稟ちゃん落ち着いて。まずは風と一緒にお昼寝でも……ぐぅ」

「寝るな!」

 

仕事量の多さから現実逃避をする風とツッコミを入れる稟。

 

「こやつが張譲か。これで最後のようですな、雪蓮殿」

「やっと捕まえたわ。ったく、働かないくせにこういう狡猾さだけはあるんだから」

「ひっ――――」

 

何進を暗殺した十常侍の処罰に奔走する雪蓮と星。

 

「はぅ……どうして私1人で禁軍を調練しなくちゃいけないんですかぁ……あぁっ!そこ、隊列を乱してはいけません!……って、コラ!なに私語をしているんですか!というかそっち!隠れてお菓子を食べてはいけません」

 

亞莎は腑抜け切った禁軍の再編成にてんてこ舞い――――

 

「いい加減に……」

 

――――てんてこ、舞い?

 

「――――いい加減にしろよ、ゴルァア!?なんだ、テメーら、舐めてんのか?ぁあ!?将軍が1人だからって舐めてんだろ、コラ。おい、そこのお前だよ、返事をしろよ。あ?聞こえねーんだよぉ!それでもタマついてんのか、ゴルァアアアアッ!」

「ひぃっ!?舐めてないですっ!?」

「嘘吐いてんじゃねぇ!舐めてたんだろ?あ?はいって言えよ、ゴルァァッ!!」

「はいぃぃぃっ!」

「やっぱ舐めてんじゃねぇか!ぶち殺すぞ、ぁああっ!?」

「ひぃぃぃぃぃぃぃぃっ!?」

 

著しく成長をする亞莎。

 

「お疲れ様、ご主人様。はい、膝枕してあげる」

「ふぃー…生き返る……」

「桃香、私にもしなさい」

「はいはい。華琳お姉ちゃんは甘えん坊だね」

「うるさいわよ」

「桃香ー、お酒呑ませてー」

「わかってるよ。はい、あーん」

「んー、桃香が呑ませてくれるお酒が1番美味しいわ」

「そんな事言っちゃってー。どうせもう1本って言うんでしょ?駄目だよ、飲み過ぎたら」

 

桃香は皆の癒し要員としてその地位を確立していた。

 

 

 

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という訳で、緊急会議。

 

「会議って何するの、ご主人様?」

「あぁ。ようやく洛陽の状況も落ち着いてきたからね。これから俺達の身に起こる事について対策をしようかと」

 

玉座の間に集まって、会議をする。

 

「我々の身に起こる事ですか?……ふむ、そろそろ酒池肉林の会を開いてもいい頃ではないかと」

「はわわっ!?」

「あわわわわ…えっちなのはいけないですぅ……」

 

違うから。

 

「真面目な話ね、星。そして雪蓮もなにウズウズしてんだよ」

「だってー」

「はぁ……まぁいい。とりあえず、現状を整理するぞ。何進から俺達は洛陽に招致され、相国の地位を貰った。はい、ここで問題です。俺たちの待遇を知って、他の諸侯はどう思うでしょう?」

「はい」

「はい、風君」

「にゅふふ、風たちを羨ましがってしまうのではないかとー」

「正解!ご褒美に飴ちゃんをあげよう」

「どもですー」

 

懐から飴を取り出し、風に渡す。

 

「では第二問。俺達に嫉妬した諸侯は、どんな事を企てるでしょう?」

「はい」

「はい、風君」

「(コロ…)やはり、風たちをどうにかして排除しようとするのではないかと。(コロ…コロ……)そですねー…悪評でもばら撒いて、連合を組むとかー」

「正解!ご褒美に飴ちゃんをあげよう」

「どもですー」

 

懐から飴を取り出し、風に渡す。

 

「では第三問。そうなった場合、どのくらいの敵勢力になるでしょう?」

「はひ」

「はい、風君」

「報ほふを見ふはひひへふと、はいはひひひゅうはんはあふまふのへはなひはほー」

「正解!ご褒美に飴ちゃんをあげよう」

「ほほへふー」

 

懐から飴を取り出し、風に渡す。

 

「では最後の問題です。俺達はどうするべきでしょう?」

「はひ」

「はい、風君」

「もごもごごごももむごぐっぐごももももぐぐもももももー」

「正解!ご褒美に飴ちゃんをあげよう」

「ほほへふー」

 

風の頬が、リスのように膨らんでいた。

 

 

 

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という訳で、しばしの時が流れ。

 

「お初にお目にかかります、相国」

「初めまして。よく来てくれたね」

 

玉座の間には、俺が招いた客がいた。

 

「書は読ませて頂きました。ですが、その…質問がありまして……」

「なんだい?」

 

目の前の少女は、懐から竹簡を取り出して内容を再度確認し、その問いを発する。

 

「書にたった1文だけ書かれていた『街を見に来ない?』というお言葉は、どういう意味なのでしょう?」

「ん?秘密」

「へぅ……」

 

月なら、街の状況を知ってれば無条件で手伝ってくれそうだしね。あと恋もいるし。

 

 

 

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あとがき

 

 

という訳で#6。

 

出会い→太守就任→黄巾党編→反董卓連合序章(今コk……えっ?)

出会い→太守就任→黄巾党編→…………えっ?(今ココ)

絶対に長引かせない。絶対に……って…………えっ?

 

 

 

説明
という訳で#6。
新章突入。

…………って、え?
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コメント
程cの言ってる事解からん!wwwwwwwwwwwwwwwww(アサシン)
>>summon様 恋に居て欲しいんだよ!(一郎太)
>>本郷 刃様 絶対にだ!(一郎太)
>>瓜月様 言い張ればなんでもオリジナルなんだよ!(一郎太)
>>hisuin様 その辺りはやっぱり適当に考えるんだよ!(一郎太)
>>envrem様 ご褒美なんだよ!(一郎太)
>>ZERO様 俺の方が欲しいよ!(一郎太)
>>oz様 速攻で終わらせてやるんだよ!(一郎太)
>>葉巻様 絶対にだ!(一郎太)
>>殴って退場様 ハートマンだと思うよ!(一郎太)
>>陸奥守様 輝いてると思うんだよ!(一郎太)
>>ノワール様 癒されたいんだよ!(一郎太)
>>村主7様 ミニスカポリスは犯罪なんだよ!(一郎太)
>>走る地軸様 長引かせない。絶対にだ!(一郎太)
>>cuphole様 通報したんだよ!(一郎太)
>>紫蒼の慧悟様 頑張ったんだよ!……でも、頑張ってもダメだったんだよ!(一郎太)
>>ron.c.b様 今日はこの時間に投稿だよ!(一郎太)
>>狭乃 狼様 たとえレスポンス元でも遠慮はしないよ!(一郎太)
>>★REN★様 作者にもなかったよ!(一郎太)
>>叡渡様 みんなの想像を裏切るのが一郎太クオリティだよ!(一郎太)
>>骸骨様 一郎太にも分からないよ!(一郎太)
>>shukan様 通報したよ!(一郎太)
>>アルヤ様 最後は適当だよ!(一郎太)
>>Joker様 えっ?だよ!(一郎太)
>>デューク様 四問目が最後だから3つしか口には入ってないよ!(一郎太)
>>たこきむち様 揚げ足をとるのはよくないと思うよ!(一郎太)
>>mokiti様 何を言っているのか分からないのは愛が足りないからだよ!(一郎太)
>>yoshiyuki様 無関係の方がおもしろそうだから、無関係だと思うよ!(一郎太)
>>アロンアルファ様 とりあえず毎回ギャグに走るよ!(一郎太)
>>MNF様 F5を一度押してからコメントするといいと思うよ!(一郎太)
>>ロンリー浪人様 可愛いと思うよ!(一郎太)
>>一丸様 癒し要員として育ってるよ!(一郎太)
せっかく反董卓連合ではなくなったのだから月を巻き込まないであげればいいのに…風、かわいい!亜莎かっこ…いい?(summon)
長引きますね・・・・・・・・・へぅ(本郷 刃)
ついでに馬騰も呼んで涼州連合引き入れちゃいなよw朝廷の近衛とか洛陽警備一任とかすれば来るんじゃね?(hisuin)
・・・・・・えっ? あれだけ長引かせないとか言っていたのに反北郷連合の流れにするなんて・・・これは亞莎にお仕置きして貰うしかありませんな(笑) (happy envrem)
桃香がものすごいことなったあ。俺も癒しがほしいよ。(ZERO&ファルサ)
…………えっ?長引かないわけないでしょ?(oz)
はっはっはっはw長引くぞ〜長引くぞ〜w(葉巻)
亞莎に何か乗り移った!?桃香は1番この位置がベストポジションだと思うな…誰にも迷惑掛けないし。(殴って退場)
桃香は最も自分が活躍出来る立ち位置を手に入れたと思うな。張三姉妹とアイドルやるかもと思っていたけど。(陸奥守)
ああっ、亞莎がキレた!? 桃香は癒し要員……と言うか、お母さん? 反董卓ならぬ反北郷連合になってしまう展開に…。(ノワール)
唐突に「ポリスアカデミー」という映画を思い出しまして<今回の亞莎さんの豹変 そのうち禁軍兵士から「呂蒙様から叱咤(という名の御褒美頂くんだ」が名誉になりそうなw(村主7)
オリジナルルートwwwwwwこれは長引くwwwww(走る地軸)
亞莎さん、ちょっと鞭で尻をシバいてくれませんか?・・・・・・・・・・・・・え?(cuphole)
亞莎…何故戻ったしwwwwww(紫蒼の慧悟[しっけい])
うにゅぅ、今回は気づくのが遅れたぜ・・・次回こそw   そして、アーシェ・・・(ron.c.b)
反北郷連合か・・・ち、先にやられた(オイ) しかし・・・亞莎・・・(´;ω⊂)(狭乃 狼)
亞莎wwwwマジその発想は無かったww油断したわぁ〜(リンドウ)
えっ? 何故こうなったwww(量産型第一次強化式骸骨)
亞莎が・・・。亞莎が・・・。(ハセヲ)
ガタッ!!リスのように頬を膨らませた風たんだ・・・と・・・・ お持ち帰り確定ですな。(shukan)
最大二十万までは分かったが最後わからねぇwww(アルヤ)
これぞまさしく「…えっ?」の境地w(孔明)
風、欲張りすぎだよ〜。それにしてもアメでリスみたいになるとは…四問だろ?一個一個そんなに大きいアメなのか?…てか、一刀よく解読できたな!?(デューク)
↓3wwどんwwてか、・・・えっ。えっ?えっ?うん、カオス。一郎太さん最高だ。反北郷になるのか?反孫策?反曹操?反劉備・・・はないな。(たこきむち@ちぇりおの伝道師)
風が最後何を言ってるかよくわからない…そして桃香さんはもはや皆のマスコット。(mokiti1976-2010)
雪蓮・華琳が実家を頼れないなんて、やはり孫家・曹家とは無関係なのか?原作どうりなら、桃香がハムさんを頼る事もできそうだし。(yoshiyuki)
反北郷連合編。一刀たちが何をしてくれるのやら楽しみです。(アロンアルファ)
3・・・orz(M.N.F.)
まさかの反北郷連合結成の流れか・・・。 後、今回は1ゲトだよな?(M.N.F.)
ははは、亞莎はかわいい……えっ?(ロンリー浪人)
えっ?えっ?えっ?一刀が相国?えっ?えっ?えっ?・・・・・そして、桃香が癒し要員・・・・・・育てましょうよ〜〜ww・・・・・さてはて、どうなるのやら、月は味方してくれるのか、詠が反対しないのか(まあ、月に言われたら嫌とはいえなさそうだけど)・・・・続き楽しみに待ってます・・・・あと、なんか15話で終わらそうな気がww(一丸)
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真・恋姫†無双 一刀 もしもの三姉妹 この三人だと確実に話しが詰む というか詰んで……ない? 目標15話終了。 …………えっ? 

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