IS インフィニット・ストラトス 〜転入生は女嫌い!?〜 第一話 〜転移後の世界〜 |
〜とある林の中〜
「う〜ん。ここはどこだ?」
目を覚ますとそこは一面が植物に覆われている林の中だった。
植物が生い茂っているが無秩序に生えている、という訳ではなく手入れが行き届いており、誰かが定期的に手を入れているのは明らかであった。
「さて、どこかに飛ばされたはいいが、これからどうするか・・。とりあえず周りの環境からして人のいる場所のようだ。そのへんを回って情報収集と行くか」
林の中を歩きながらも思考は止めない
「(とんでもない所に飛ばされるよりはマシだったか。それより俺のブラスタはどこに行った?)」
そう、転移する時に乗っていた機動兵器がどこにも見当たらない、その代わりと
言うように右手首には銀色を基調としたブレスレットがはまっていた。
「(俺こんなのしてたか?それになんか体の感覚もおかしいな・・。まあ転移の影響だろう。)」
しばらく歩くと林は終わり、視界が開けて来た。
「(なんだここは?)」
視界に飛び込んできたのは白を基調とした、とても巨大な建物だった。
「(印象からすると会社、もしくは学校の類か?これだったら早く人に会えそうだな)」
林を完全に抜け、舗装された道を歩いていると早くも
「いた・・・」
「・・・・・・」
一人の女性と出会った。
短く髪を切りそろえた、幼い顔立ちの女性。その外見は十分に美しいと言えるレベルだったがクロウは開口一番
「(女かよ!)」
と思ってしまった。
だがとにかく話をしなければ始まらない、と思い
「あのー、すみませんが・・」
と話かけてみるが
「き・・・」
「き?」
「きゃああああああああ!!!!」
「うおっ!」
その女性はどこからそんな声が出るのか、と問いたくなるような音量で叫んだ。
「何?なんでこんなここに男の子がいるんですか!?」
と失礼極まりない言葉を叫ぶ。
「(うるせえ!これだから女って奴は。しかも「男の子」ってなんだよ!)」
しかしこのままだと全く話が進まないのでクロウが次の言葉を口にしようとすると背後から
「どうした?山田先生。大声をあげて」
という声が聞こえてきた。
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