転生物語 第1章 遊戯王GX編 第1部 セブンスターズ×■■■■■編 第22話 秘封倶楽部 VS綾小路 ミツル 遊輝編
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第22話 秘封倶楽部 VS綾小路 ミツル 遊輝編

Side遊輝

 

「「デュエル!!」」

 

さて、この新デッキを使おうと思ったけどムカついたからさ

この処刑用デッキを使って心を折ってあげるよKY熱血馬鹿(ナルシスト)

 

「僕のターン、ドロー!

マジックカード、サービスエースだ!

効果はさっき説明したから良いよね」

 

「勿論だ」

 

手札1枚で相手にほぼ確実に1500ポイントのダメージを与えるインチキカード

覚には効かないけどな、それと今回はムカついたから反則させてもらうよ

次元の穴(ホール)展開!

成程ね、そういう手札な訳ね

 

「僕が選択するのはこのカードだ!」

 

「マジック」

 

「え?」

 

「だからマジックカードだ!

変更もしないしこれで決定だ」

 

あえて言うのならそのカードはデスメテオだ

ホントにバーンデッキだな

 

「せ、正解だよ

僕はモンスターを召喚しカードを1枚伏せる

ターン終了だ」

 

さて、ファンサービスの始まりだ!!

 

「俺のターン、ドロー!!」

 

ほう、良いカードが来たな

 

「遊輝君の顔が怖いわ

あの表情って確か人間をいじめてた天狗にデュエルを挑んだ時のと…」

 

「また幻想郷での事?いいなあ、遊輝君に連れて行ってもらえるか聞いてみようかな?」

 

そういう事なら連れて行ってもいいぜ

あいつらは信用できるしな

 

「手札からマジックカード発動!フォトン・リード!

手札からレベル4以下の光属性モンスター1体を特殊召喚する!

俺はこの効果により手札のデイブレーカーを特殊召喚!」

 

さて供物を揃えるか

 

「特殊召喚されたデイブレーカーの効果発動!

このカードが特殊召喚に成功した時手札のデイブレーカー1体を特殊召喚する!

さらに2体目の効果も発動し3体目のデイブレーカーを特殊召喚!!」

 

「いきなりモンスターを3体も召喚したですって!?」

 

「いや明日香、遊輝のプレイはここからが本番だぜ」

 

「十代の言うとおりだ!

さて、邪神に捧げる供物はそろった」

 

「邪神だって?」

 

「そうだ!俺はデイブレーカー3体を生け贄に

究極なる闇の主、我がもとに下り力を貸せ!

現われろ!邪神ドレッド・ルート!!」

 

そう、俺が召喚するのは邪神ドレッド・ルートだ、サイコが没収させてもらったな

とは言えすでに闇の力の一切を感じられなくなっていたが

 

「邪神だって?そんなカードは聞いたことが…」

 

「三邪神、三幻神が暴走した時にそれを止めるために作られたもう一つの神のカード

ただし、三邪神のカードは量産品でな

世界の裏を探れば何枚か出てくるはずだ」

 

「か、神のカード!?」

 

「三邪神ってことは他に2種類もいるんですの?」

 

「そのとおりだ取り巻き

邪神イレイザー、通称消しゴムと邪神アバターがいる」

 

「け、消しゴムって…あははッはは

何それ!消しゴムって」

 

確かにこれは笑えるよな

邪神消しゴムって…

 

「まあいい、さあこれが俺のファンサービスだ!

メテオ・ストライクを邪神ドレッド・ルートに装備!!」

 

これでドレッド・ルートが赤く光るはずだ

 

「ってあれ?何してんの?」

 

ドレッド・ルートがなんかベルトみたいのを取り出して腰に巻いた?

それから何か円柱状の物を取り出して…

 

【メ○オ!レディ?】

 

「だからそれアウトおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

「またっすか遊輝君!」

 

アウト以外の何物でもないでしょ!!

仮○ラ○ダーは二次創作禁止なの!!KCはなんでこんな演出入れるの!!

馬鹿か!!馬鹿ですか!!!馬鹿なんですか!!!!

と思ったら普通に赤く光ったドレッド・ルートになった

よかったよかった

 

 

「俺のファンサービスを受けてもらおうか?

ドレッド・ルートで伏せモンスターに攻撃!フィアーズノックダウン!!」

 

伏せモンスターはメガ・サンダーボール

そのデッキには合わないと思うがやはりファンデッキか

中途半端にバーンだな

 

4000−(4000−600÷2)=300

 

「うわああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

 

「どうだ?俺のファンサービスは

俺は今ものすごく頭にきてるんだ、覚悟しろよ」

 

「何故だ!」

 

「何がだ?」

 

「何故、僕へのダメージが3700なんだ!

確かにメテオ・ストライクは装備モンスターに貫通効果を与えるカード

だけどドレッド・ルートの攻撃力は4000

メガ・サンダーボールの守備力は600

ダメージは3400のはずだ」

 

なんだ、そのことか

 

「ドレッド・ルートの効果、ディバイド

それはドレッド・ルート以外のモンスターのステータスを半分にする

つまりドレッド・ルートを倒したいなら攻撃力8000以上を持って来いってことだ

カイザーに負けるとも劣らない実力なんだろ?

カイザーだったら簡単にそれくらい出すぞ」

 

言ってはいないが俺・十代・カイザーは定期的にデュエルをしている

戦績は勝率5割ずつと言う同等の実力をお互いに持っている

とはいえ俺はシンクロ・エクシーズを使っていないし

十代はネオスが仲間になる前だし

カイザーはサイバーダークに手を出していない

だから、まだ実力はお互いに上がるからどうなるか分からないけど

 

「なんだその効果は!?

インチキ効果も大概にしろ!!」

 

お前がその名台詞を言うな!

 

「俺はターンエンドだ」

 

「っく、僕のターン、ドロー!

(これはミラーフォース!

邪神だろうが何だろうがこのカードで破壊するよ

遊輝君、僕をいたぶってくれ罪は思いよ)カードを伏せてターンエンドだ」

 

ミラフォねえ

 

「俺のターン、ドロー!」

 

ほう!此処でドローソースが来たか

 

「俺は天よりの宝札を発動!

手札が6枚になるようにドロー!」

 

「な!?ここでそのカードを引くのか!?」

 

「遊輝も大概チートドローだぜ」

 

お前にだけは言われたくないな

 

「フォトン・サンクチュアリを2枚発動!

その効果により2体ずつ、計4体のフォトントークンを特殊召喚!!

さらに4体のフォトントークンを生け贄に捧げ2体のこいつを特殊召喚する!

闇に輝く銀河よ、希望の光になりて2頭の我が僕に宿れ!

光の化身、ここに降臨!現れろ、銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトンドラゴン)!!」

 

俺の目の前に2つの赤い十字架のようなものが現れる

俺がそれをクロスさせるように宙に投げると変形し2体の銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトンドラゴン)になる

 

「更に大嵐を発動!伏せカードを破壊させてもらう!」

 

「僕のミラーフォースが!?」

 

「そしてドレッド・ルートと2体のギャラクシーアイズで攻撃!

フィアーズノックダウン!破滅のツインフォトンストリーム!!」

 

「うわああああああああああああああああああ!!!」

 

300−4000−3000÷2−3000÷2=−6700

 

「ぼ、僕が2度も負けるなんて「何を勘違いしているんだ?」え?」

 

「まだ俺のファンサービスは終了してないぜ!!」

 

「そんな、僕のライフはもう0だ!」

 

「そんなこと関係ないんだよ

速攻魔法発動!狂戦士の魂(バーサーカー・ソウル)!!」

 

「狂戦士の魂(バーサーカー・ソウル)?」

 

「手札を全て捨て、効果発動!!!

こいつはモンスター以外のカードが出るまで何枚でもカードをドローし、墓地に捨てるカード

そしてその数だけ攻撃力1500以下のモンスターは追加攻撃できる」

 

とは言っても捨てる手札なんてないがな

 

「攻撃力1500以下!?ドレッド・ルートの効果か!!」

 

「まさか、遊輝君はそこまで考えていたの?」

 

「ものすごいデュエルタクティクスだわ」

 

「やっぱりこうなるのね

あれは処刑用デッキだったのね」

 

「そういうことだ!さあ逝くぜ!まず1枚目!!ドロー!モンスターカード

フォトン・ケルベロスを墓地に捨て、銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトンドラゴン)、追加攻撃!!」

 

「ぐうわああああああああああああああああああああ!!!」

 

−6700−1500=−8200

 

「分かるか?この苦痛がな

2枚目ドロー!!モンスターカード!!!」

 

「ぐああああああああああああああああああああああああああ!!!」

 

−8200−1500=−9700

 

「俺が受けた精神的苦痛はこんな比じゃねえんだよ!!

3枚目!!モンスターカード!!!」

 

−9700−1500=−11200

 

「ぬあああああああああああああああああああああ!!!!」

 

「手前みたいなやつがな!!

ドロー!!モンスターカード!!!」

 

−11200−1500=−12700

 

「ひゃあああああああああああああああああああああああ!!!」

 

「一番嫌いなんだよ!!

ドロー!!モンスターカード!!!」

 

「ぎああああああああああああああああああああああああ!!!」

 

−12700−1500=−14200

 

「もう二度と!!

ドロー!!モンスターカード!!!」

 

「ぎゃああああああああああああああああああああああああああ!!!」

 

「俺の前に現れるな!!

ドロー!!ちっ打ち止めか」

 

「う……うああ………」

 

ふう、すっきりした

なんかピクピク痙攣してるけどどうでもいっか

 

「おうし、産業廃棄物処理終了

どうした?悪鬼羅刹でも見たような顔して

大丈夫だ、相当キレなきゃあんなことしないから」

 

「そうよね、分かったわ

ジュンコ、ももえ行きましょうか?」

 

「そうですね明日香さん」「そうですわね」

 

そう言って少し震えながら明日香たちは去っていく

 

「アニキ!続きも無さそうだし帰ろうっす」

 

「そうだな翔、じゃあな遊輝!」

 

「ああ!また後でな」

 

十代達も帰って行く

 

「それじゃあ…」

 

「私たちは私たちで話しましょうか?」

 

「そうだね、じゃ部室に行こうよ!

3人そろったからこれで部として動けるねメリー」

 

「そういえばデュエル・アカデミアの部活活動には5人じゃなくて3人必要なんだよな」

 

「そういう事!」

 

俺はメリーと蓮子と共にメリー同好会の部室に向かった

部室と言っても空いてる教室を勝手に使ってるだけみたいだけど

 

「ようこそ!メリー同好会へ!」

 

「いやいやメリー、これから部活として認められるから新しい名前を考えようよ」

 

俺たちはメリー同好会の部室に来た

妖怪の置物や何かの地図っぽいもの

魔法陣っぽいものとかがある

 

「ええ〜だったらメリー倶楽部でよくない?」

 

「いや、それじゃあんま変わんないだろ?」

 

「じゃあどんなのにするの?」

 

俺の発言に対しメリーが質問をしてくる

俺、名前は知っているけど原作は良く知らねえんだよなあ

なんて言ったっけ?

 

「それじゃあ秘封倶楽部っていうのはどう?」

 

「秘封、確か「他人に見えないように厳重に封をしておくこと」って意味だっけ」

 

「そうそう!外の人には見えないように厳重に封をされている

幻想郷について研究するってことでね」

 

成程、それはいいかもしれないな

 

「俺はいいと思うぞ、メリーはどう思う?」

 

「うん、私もいいと思う!

これは認めざるを得ないかな」

 

「じゃあ…」

 

「「「秘封倶楽部に決定!!」」」

 

こうして俺の部活と部活名が決まったんだ

そんでそれから話が始まったんだ

 

「じゃあ、部活名も決まったことだし

幻想郷について詳しく教えてよ遊輝君!」

 

ううん…普通は言っちゃだめだけどもともと知ってるんだしいっか

 

「OK!分かった

それじゃあ話させてもらうよ

幻想郷はありとあらゆるものを受け入れる、残酷なくらいに

まずはこれが最初に伝えるべきことだろうな」

 

「何それ?」

 

蓮子が俺に質問してくる、まあ当然か

 

「幻想郷の管理者が言ったセリフだよ

幻想郷を作ったと言ってもいい妖怪、妖怪の賢者八雲 紫

見た目と言ってはメリーにかなりそっくりな妖怪だな」

 

「私にそっくり?」

 

「そう、お前に果てしなくそっくりなんだ

八雲 藍という九尾の狐を式にしている

能力は境界を操る程度の能力」

 

「その能力って…」

 

「私の物にそっくり、私の能力は結界の境目が見える程度の能力なの」

 

「そうかな、私としてはあなたの能力は結界を操る程度の能力に進化してるように見えるけど」

 

「どっちにしてもやっぱり見た目も能力も似てるな

もしかしたら未来に妖怪になってしまったメリーが紫だったりして?」

 

「それはないでしょ、賢者って言われてるくらいだから昔からいるんでしょ?」

 

「ああ、少なくとも1200歳は超えてるな

でも幻想郷には時間を操る程度の能力の保持者もいるぞ」

 

「え、嘘!?時間を操るって何てチートな」

 

咲夜さんの事だが、まだ過去に戻ったりは出来ないんだよな

 

「まだ過去に戻ったりは出来ないみたいなんだけどな

それで、幻想郷の説明に戻るぞ

幻想郷は決して異世界と言うわけではないんだ」

 

「どういうことなのそれ?」

 

「詳しい場所までは知らないけど

日本の山奥にあるんだよ幻想郷はさ

その八雲 紫が張った幻と実体の結界とかつての博麗が貼った博麗大結界の2つの結界で隔絶されているんだ」

 

「博麗?」

 

「博麗かあ、確か幻想郷の守り人だよね?」

 

「そうだ、博麗は代々幻想郷を守る巫女の事

博麗大結界は明治時代に入り妖怪などが幻想とされたことで妖怪が弱まり、幻想郷が崩壊寸前だった時

かつての博麗と紫とで張った常識と非常識の結界なんだ

外が非常識を否定する力が強ければ結界は更に強まるという逆転の発想を取り入れたのさ」

 

「「成程」」

 

「でだ、此処で一つ提案がある

もっと幻想郷について知りたいだろうし幻想郷に言ってみないか?」

 

「え!本当に!?」

 

うわ!予想以上の食いつきだな

 

「本当だとも、今度の休みにでもな

それについては後々話すとして弾幕ができないメリーと蓮子にとってデュエルが重要な意味を持つんだが強いか?」

 

「勿論よ」「勿論ね」

 

「だったらこれからデュエルをして試そうかな」

 

そんな流れで俺とメリー、俺と蓮子でデュエルをした

当然、俺が勝ったのだが2人ともかなりの実力者だった

 

「負けちゃった」

 

「私も」

 

「いや、それでもかなり強かったし大丈夫かな

幻想郷ではスペルカードルールと呼ばれる決闘法

もしくはデュエルで勝負をつけるんだ

だからデュエルは強い方がいいからな

もしものときの為にデッキの強化をしようか?」

 

「でもカード持ってないわよ」

 

「俺が用意するから安心してほしい

かなり余ってるからいろいろデッキが作れるわけだし

それに2人にはもう一つデッキを持ってもらうことになるだろうし」

 

「「もう一つ?」」

 

「そう、幻想郷には禁止カードは存在しないし

此処には存在しないシンクロモンスター・エクシーズモンスターと言うカードがあるんだ」

 

「禁止が存在しないって…」

 

だからなんだよな

霊夢がサンボル巫女って言われる理由

 

「サンボルや心変わりが使えるってことだよ」

 

「うわあ…それは無い

それからシンクロモンスターとエクシーズモンスターって?」

 

俺は懐からガイアナイトとホープを取り出す

 

「枠が白い方がシンクロモンスターで黒い方がエクシーズモンスターだ

シンクロモンスターはチューナーと呼ばれるモンスターとそれ以外のモンスターのレベルの足し算で出せるんだ

例えばこのジャンク・シンクロンをチューナーにして出す場合にはガイアナイトのシンクロ召喚にはレベル3のモンスターが必要と言った感じでね

エクシーズモンスターはランクというものがあってレベルは存在しないんだ

このランクと同じレベルのモンスターを複数揃えてその上に重ねて召喚するのがエクシーズ召喚だ

特別な条件を持つ者もいるんだけどね」

 

「成程ね、だいたい分かったわ」

 

「それじゃあ早速新しいデッキを組む?」

 

「いや、また明日にしようよ

もう結構遅いし」

 

確かにもう遅い時間だな

それじゃあ

 

「解散ってことでまた明日な、じゃあな」

 

「ええ、さようなら」

 

「さよなら」

 

それから俺たちは分かれそれぞれの寮に帰ったんだ

 

Sideout

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KY熱血馬鹿(ナルシスト)との件の後秘封倶楽部に入った遊輝

楽しく話し合いも出来て、いい気分になっているところにまたしても事件が起きる

その事件の犯人は…

さて次回は 遊城 十代 VS 闇夜の巨人デュエリスト

 

ちょっと幻想郷の説明が違ったり、メリーたちの口調がおかしいかもしれませんが突っ込まないでくれると嬉しいです

 

《サービスエース》アニメオリジナル

通常魔法

自分の手札からこのカード以外のカードを1枚選択し、相手にそのカードの種類を当てさせる。

当たった場合はそのカードを破壊する。

ハズレの場合はそのカードをゲームから除外し、相手に1500ポイントのダメージを与える。

 

《 狂戦士の魂(バーサーカー・ソウル)》アニメオリジナル

速攻魔法

このターンに直接攻撃を行った自分の攻撃力1500以下のモンスター1体を選択し、

自分の手札を全て捨てて発動する。

モンスター以外のカードが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、

めくったモンスターカードを全て墓地に送る。

選択したモンスターは、このターン墓地に送ったカードの数まで攻撃する事ができる。

 

 

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