ボカロの世界に転生しちゃった
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俺はこの世界が嫌いだった。親からは束縛を受けたり俺は親の操り人形だった

しかし、ある人と出会ってその考えは変わった

 

「こんにちは、おじさん」

「今日も来たのか。お前も物好きじゃの」

 

「まぁまぁ、あなたの話が面白いから聞いているだけですよ」

 

そう言って俺はおじいさんに缶コーヒーを渡した。

このおじいさんは良く公園にいて、なんとなく話しかけたら話が面白かったから毎日聞いている

 

「それじゃ、今日は面白い話をしてやろう。お前さんは転生というのは知っているか?」

「転生ってよく小説である。別の世界に行く奴だっけ?」

 

「そうじゃ、ワシは転生させるための神なんじゃ」

 

今このじいさんなんて言った?転生させる神?

世の中にはそんな神がいるとは聞いたことがない

 

「おじいさん、冗談は止めてよ〜」

「お主はこの世界に飽き飽きしておるな」

 

「それは最初に話していたじゃないか」

「親のあやつり人形になって楽しいかの?」

 

俺はそれに返す言葉が無かった

 

「ある世界に行ってみないかの?」

「そこに行けば人生が変わる?」

 

「もちろん、変わるであろ」

「分かった。その話に乗った」

 

少年は乗り気になった。人生が変わるならやってみたいものだ

おじいさんはニヤリと笑っていた

 

 

おじいさんの話には乗ったがこれが詐欺とかだったらどうしようと

いう考えが浮かんできた

 

「いろいろ、説明するために少し時を止めるか」

 

おじいさんが指を鳴らした瞬間俺とおじいさん以外の人が全員止ま

った

 

「転生させる神と言いながら時を止めることができるんだ」

 

「転生させるためにはこういう事も大事なんじゃ」

 

時を止めることができるなら、人助けとかやればいいのに

 

「お前さんに行って欲しい世界は・・・」

 

「それは言うな!行ってからのお楽しみだ」

 

どんな世界に行くか、ネタバレしてしまったら面白くないからな

秘密として行こう

 

「わがままだな。とりあえず、世界に行くために名前を教えてくれ」

 

「確かめということだな。俺は((桐条|きりじょう)) ((零風|れいふう))だ」

 

自分の名前を言うと上からハンマーみたいな物が飛んで来ている

 

「俺ってあれに潰される感じ?」

 

「まぁ、そういうことじゃな。安心しろ。痛いのは最初だけだ」

 

「それって・・・」

 

最後までセリフを言う努力をしたが残念ながら俺はハンマーに潰さ

れてしまった

俺が潰れているのを見た。おじいさん(神)は

 

「さて、この遺体を元に戻して向こうの桐条と入れ替えるか」

 

ちなみに向こうの桐条と今の世界の桐条と意識だけ入れ替えている

という設定らしい

説明
とりあえず、少年がボカロの世界に行く話
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タグ
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