現象起こしの転生者 第十話 零の一日 |
SIDE零
俺の一日は可愛い妹の声で始まる
「さん・・・・・に・・さん・・・さい」
「う・・・ん・・・」
「兄さん・・・・起きて・・さい」
「ううん?」
「兄さん起きてください」
この我が姫君姫ちゃんの声だ
この声で目覚められる俺は幸せ者だ
すぐ起きちゃうぜ
「起きた」
「そうですか、朝ご飯できてますから早く来てくださいね」
「うん」
ささっと着替えを終えて
リビングに行く、おいしい姫ちゃんの朝ご飯だ
ちなみにうちは夜ご飯は俺が作ってるぜ!
たまに姫ちゃんが作ってくれるが
この間の水中運動会の後のご飯はうまかったなー
「「いただきまーす」」
まぁ会話は「おいしいよ」とか学園のこととか
色々だ
「「行ってきます」」
ご飯の後俺たちは歯を磨いて家を出る
歯を磨く姫ちゃんがいちいち一生懸命で可愛いんだ
―――――――――――――――――――
〜〜〜学園〜〜〜
今日はー眠いからー屋上でーサボるぜー
「兄さん!」
「零!」
「何?」
「またサボるんだろ!」
「またサボるんですね!」
はいばれたーしょうがないよね姫ちゃんだもの
見破られて当然だよ、善吉?善吉は知らないぜ
「トイレだよ」
「サボんなよ?」
「サボらないでくださいね?」
「あいあい」
〜〜〜廊下〜〜〜
NA☆N☆TE☆NE
俺がチートだと忘れたかー?
忘れてないよなー?
規則制限、俺の分身が授業を受ける
ボシュン
「よう俺!」
「おっす俺!」
「では健闘を祈る」
「アイアイ」
さて行こうか
―――――――――――――――――――――――――
「気持ちいいー!」
やっぱ屋上ですなー
「に・い・さ・ん?」
「あれ姫ちゃんさん?どうしてここに?」
「あんな分身の兄さんすぐにわかりますよ」
どうやったの!?怖いんですけど
「兄さん、サボりたいんですか?」
「・・・・はい」
「そんなにですか?」
「はい」
「・・・いいですよ」
いいの!?
「だめって言われると思った」
「兄さんがそうしたがっているのに
私が止められるわけないです」
「優しいね姫ちゃんは」
「私はわがままですよ?」
「でも優しいわがままだろ」
「そう見えて自分のことばっかりですよ」
自分のことばっかも優しいんだから姫ちゃんだよ
「でも・・・・わがままだからお願いして・・・いいですか?」
「・・・・いいよ」
「わたしも・・・・サボっていいですか?
私も兄さんと一緒にサボっていいですか?」
「うん、いいよ」
「えへへへへへへ」
可愛い神様だ
顔が熱くなるね
その後サボった姫ちゃんの寝顔をちょっとだけ見れた
幸せだった
その風景がこちら
「兄さん」
「何?」
「え・・・その・・・あの」
どうかしたのか?具合悪くしたか?
「具合悪いなら保健室行くか?」
「違うんです・・・その」
「何?」
「膝枕をしてもらいたいな〜・・・なんて」
いいともさ!大歓迎だよ!
「だめですよね、ははは」
「ここに頭のっけて」
「へ?」
「膝枕してやるから頭のっけて」
「いいん・・・ですか?」
「姫ちゃんのお願いは断らないよ」
よっぽどでなければね
よっぽどってゆうのは死んでくださいとかだから
ありえないし
「頭のせて」
「はい」
なでなでー
ほんのり赤く染めちゃってかわいいなー
「・・・・兄さん、ううん零くん」
名前読んでもらえた!?やったああああああああ!!
「何?」
「お休みです」
「うん」
やっほおおおおおおおおおおおおおおお!!
叫びたい気分だぜ!やったああああああああ!
・・・さて姫ちゃんの分身も作っとこ
――――――――――――――――――――――――――――――
〜〜〜昼休み〜〜〜
「お前ら何でそんなにイチャイチャしてんの?」
「あ〜私も思った〜」
「何言ってんだ善吉、これが普通だろ?」
「何言ってるんですか善吉君、これが普通ですよ?」
「おそろいの弁当はわかる、だが!
そこに『兄さん?』『姫ちゃん?』って海苔で書かれているのはおかしい!
新婚かお前ら!?」
「違うぜ」
「違います」
「俺と姫ちゃんは付き合ってもいないぜ?」
「私と兄さんは付き合ってもいないですよ?」
「マジ?」
「うん」
「はい」
『お前ら付き合っちまえ』
そう思ったのはクラス全員である(不知火含め)
―――――――――――――――――――――――――――――
〜〜〜生徒会室〜〜〜
「みなさんお茶です〜」
「「「「は〜い」」」」
姫ちゃん可愛いな〜
あれだよ、トテトテってゆう効果音が聞こえそうな歩き方なんだよね
これがまた可愛い、どれぐらいかと言うと
う〜ん計測不可?
「こんなに可愛いと仕事がはかどるね」
「零・・・お前どうやって仕事してんだ?」
「何って何を言ってるんだい善吉、これが普通だろ?」
「人形使って十の書類を同時に相手し
なおかつめだかちゃんと同じ速さで終わらせる
つまるところめだかちゃんの十倍の作業をするのは普通じゃねぇ!」
「小細工だよ」
「どんだけ規格外な小細工だよ!?」
能力です、最近小細工いうのも飽きたな
口癖になってる感がある
「簡単ではないけどね」
「当たり前だ!」
能力で簡単なんだけどね
表は難しくしないといけないから
「無駄話の前に善吉クンは手をうごかせ」
「わかりましたよ阿久根先輩」
ガリガリガリガリ
暇だ、仕事は能力
(規則制限、俺の手が勝手に指一つにつき一つの人形を動かして仕事をする)
で半自動だから大丈夫として
暇だ・・・そうだ!
規則制限、俺は人形を口で使える
「姫ひゃんの〜かみのけを〜」
「今度は口かよ!?」
「兄さんの人形さん?」
「くひでひゅーっとね(櫛でしゅーっとね)」
「髪を梳いてくれるんですか?
ありがとうございます!」
可愛いなー
「ひゃわいいなー」
「お前は汚いな(小声・口でスンナよ)」
ポワポワ〜
――――――――――――――――――――――
〜〜〜放課後(家)〜〜〜
帰ってくれば二人でこう言う
「「ただいま〜」」
そしてお互いに向けてこう返す
「「お帰り」」
そしてにっこり姫ちゃんが笑う
可愛いな姫ちゃん
「ご飯作るよ」
「頼みますね」
朝も昼も作ってもらってるんだから
夜くらいは俺が
「任された」
任されないとな
――――――――――――
ガチャガチャ
「兄さん?工房(こんなところ)でなにしてるんですか?」
「ちょっとそろそろ能力だけもおもしろくなくなったから
武器を作ってる」
「武器・・・・ですか」
「安心して、絶対に殺せない武器だ」
この間から作っているもので
色々な設計図を組み合わせて作った
まぁ設計図を理解するのに一か月かかったんだけど
「どんな奴ですか?」
「ケースに入れてたためるスタンガン」
「普通ですね・・・でもそんなの普通に武器庫に」
「いや、電撃を発射できる」
「え?」
「銃の形をしてるんだつまるところ、雷を打つ銃」
「危ないと思うし雷を打つことが無理だと思うんですけど」
「だから能力で色々出すんだよ」
この世界にあるはずない部品とかー
どんなに電圧が高くても人が感電死しない
電気を起こす小型発電機とかー
一の電気エネルギーを十の運動エネルギーにするモーターとかー
能力でそこに現れるって現象起こせば不可能はない
「今更に便利にし過ぎたかなと思ってきました」
「世界征服はしないよ」
「したら神様に怒られますよ」
神様目の前にいますよ
「姫ちゃんに?」
「別の神様です、神様は一人じゃないですよ」
「ふーん」
太陽の神がいれば月の神もいるようなもんか
「じゃあ姫ちゃんを征服しようかな?」
「へ?・・・・ななななななーにを言ってるんですか!?」
「簡単だよ姫ちゃんを俺色に染めちゃうんだ」
赤くなって可愛い!
もっとからかってやろう
「ほら顔を上げて」
「兄さん!顔が、顔が近いですー」
唇まであとちょっと
我慢がきついが我慢しよう
「なーんてね☆」
ちゅ
おでこだよ
「へ?」
「唇にキスはしないよ」
したいけどね
まぁよい子は寝る時間だ
「姫ちゃん、お休み」
「・・・・・・兄さんは酷いです」
「それでも俺は姫ちゃんの兄さんだよ」
「むー(小声・唇がよかったのに)仕方ないです」
関係ないけど惚れたら負けって本当なんだってね!
この間クラスの奴が話してるのを盗み聞きしたんだ!
「お休みなさいです」
「お休み」
姫ちゃん良い夜を
さて今日中に終わらせるかな
今日も夜が更けていく
説明 | ||
神様と転生した主人公が めだかで原作に入るお話 ※注意※ めだかボックスの二次創作です キャラ崩壊するかもです 作者は分が苦手です 俺TUEEEE系です 自分的解釈もあります 上記でもよい方以外はバックすることをお勧めします 構わないという方はよろしくお願いします |
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コメント | ||
誤字発見 「銃の形をしてるんだ(行)ってみれば雷を打つ銃」 言ですかね?(伝士 蓮示) | ||
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