IS インフィニットストラトス〜オルコッ党ですけど何か?〜 |
俺は真っ白な空間にいる。
目の前には爆乳美女の天使さま。
何で天使ってわかるのかって?
いや、普通に羽が生えてるし。
それはいいんだ。
「……あんた誰?」
まずそこだろ。
「人に名前を聞くときは自分から名乗るもんだとお姉さん思うな〜」
「そうだな、俺の名前は鳳凰いn…」
「中二ネームの方じゃなくて、本名ね?しかもシュ〇ゲのパクリだし」
「……鈴峯竜也(すずみねりゅうや)」
分かるもんなのねシュ〇ゲって。
「素直な子はお姉さん好きよ。さてさて、早速やっちゃんには悪いけど……死んでくれないかな?」
は…?死んで?
某堕天使のパクリですねわかります。
「パクリとしても物騒だとは思わないの?」
「じぇんじぇん思わん。逆に殺してもらえるならオッケーだぜぃ。さあカモン!」
「り、理由を聞いてもいいかな…?」
若干引きぎみの天使さま。
まあそうなるわな普通。
「声高らかに言わせてもらおう!自分の夢であると!」
「え、えー…?か、変わった夢だね…」
「変わってない!非モテにして非リア充の俺にとって美女に殺されるのは最大にして最高の夢なんだ!さあカモン!」
「美女って…照れるなぁ」
天使さまは奇妙な動きをしながら照れている。
「さあ早く!出来れば×××で××なことのあとに殺してくれ!童貞で死にたくはなーい!!」
「死にたいのか死にたくないのかはっきりしてよ…。てか、もう死んでるんだけど…?」
……は?
「嘘だ!!」
「ひぐらしネタ乙。死因は……聞きたい?」
「聞きたくない」
「死因は轢死よ」
聞きたくないって言ったのに!
「まあその状況を見せてあげましょうか。ぽちっとな」
天使さまが何かのスイッチを押すとスクリーンが出てきた。
「じゃあいっくよ〜」
回想
俺は今、ある作品についてクラスメイトたちと語っている。その作品とは『IS インフィニットストラトス』である。
そこで事件は起きた。
俺と友人…Aにしとくか。
俺とAの意見が別れたのだ。
「オルコッ党…だと…!」
「てめぇはシャルロッ党か…!」
立ち上がって視線をぶつけ合う俺とA。
「や、やめろ、落ち着けって」別の友人Bが止めにはいる。
俺とAは何拍か後に怒鳴る。
「お前は(てめぇは)!」
「「俺の敵だぁぁー!!表に出ろぉぉ!!」」
※
ところかわってファーストフード店の前。人通りの多い道で俺とAは殴りあいを始める。
ズガッ!ベシッ!ドゴッ!
マンガやアニメのような擬音が聞こえる。「いくぜ…、ゴッ〇フィンガー!!」
「ならば…、ダーク〇スフィンガー!!」俺とAの右拳がぶつかり合う。
ギリギリギリ……!
そんな音が聞こえる。(注:実際は聞こえません)
そしてAの左拳が俺の顔面を捉える。
それと同時に俺の左拳もAの顔面を捉え弾け飛ぶ。
「「ぐふっ…!なかなかやるな…!」」
セリフがダブる。
Bはあきれた顔で俺たちを見る。
しかしAはそれを無視し叫ぶ。
「これで終わりだ!!」
Aは俺の顔面目掛けハイキックをしてくる。
その時、ガードしようとしたとき視線の隅に車が見えた。
しかも突っ込んできている。
「危ない!」
俺はAをカウンター気味に突き飛ばす。
そして……
※
回想終了
「無駄に暑いわね…。てかそんなに運動神経いいならモテたんじゃ…?顔も悪くないし」
「運動神経がいいやつはモテる…。そう思ってた時期が僕にもありました。モテないやつはモテないんです!」
俺は慟哭の涙を流す。
「まあまあ…。でも本当はあなたが死ぬ予定ではなかったのよ。そろそろ時間もないし転生してもらうわ」
「話変わった!?転生!?美味しいの!?」
「世界は『IS インフィニットストラトス』ね。異論は認めないわ。特殊能力は後決めるわ。転生するのは入学式一日前。交優関係は一夏とは小学校からの親友ってことで。じゃ、頑張って。バイバイ」
パカッ
「俺の話無視かこらぁ!てか死ぬー!!うわぁぁ!!!」
「ゴメンネ、てへっ」
説明 | ||
俺の名前は鈴峰竜也。車に轢かれて転生した。俺の行く末はいかに!? |
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