料理が趣味な一般人(自称) 「第四話 帰ってきたぞ海鳴市」 |
はい、到着っと、おーいキャロ大丈夫か?」
「な、なんとか…」
「きゅ、きゅくる〜」
万華鏡を使って地球に帰還した。
穴を空けた場所が運よく海鳴の公園だった。
キャロとフリードはいきなりすぎて、少しふらふらしている。
「ああ、そうそう、ここではフリード喋らすなよ、フリードが喋っているところなんて見られたら
色々厄介なことになる」
俺たちが前いたところとは違いここは地球、竜なんてもんが喋っているところなんか見られたら、フリードを捕まえるために指名手配するかもしれないし
なんかあそこにどっかで見たことあるような人物が歩いている。
というかこの海鳴で赤毛の三つ編みでちびっこなんて一人しかいない
俺たちのことに気づいてないみたいで、俺たちのことを気づかせるために大声を出して
「おーい! ”ヴィータ”!」
「んあ、誰だ、あたしを呼んだのは、って海斗じゃないか!? お前今まで何やってたんだよ!! オマエが急にいなくなったから、みんな心配してんだぞ!」
ヴィータが気づいてこっちに来たがいきなり怒鳴られた。
まあそりゃそうだろうな、みんなに何も知らせないで急にいなくなったんだから、心配するのは当然か
「はいはい、ごめんごめん、いやぁ連絡したかったけどさあいにく圏外で」
「圏外ぃ?、オマエどこまで行ってきたんだよ」
「ぶっちゃけた話、へんな結晶体を拾ったら別の世界に飛ばされた、だから圏外になるのは必然」
「はあ!? おい海斗! オマエ、拾った結晶体ってのはどんなやつなんだ、もしかしてそれって青い菱形の形か赤い形してるか!?」
一気に捲し立てるヴィータ。
「落ち着け、ヴィータ、キャロが怖がってるだろうが」
いきなり怒鳴りだしたため、キャロが怯えてしまっている。
「ああ、悪い、ってかそいつはどうしたんだ、お前の知り合いか?」
「いや違う、俺が飛ばされた世界でのんびり飯食ってたら、遭遇して事情を聞いたら里から追い出されたと言っていたから一緒に行動していた、それとヴィータ、お前が探しているのは、これか?それとこれなんだか分かるか?」
と俺は懐からジュエルシードと赤い結晶体をヴィータに渡す。
ちなみに万華鏡は懐にしまったまま
「こいつもいろいろあったんだな、それにしても相変わらず何かに巻き込まれる体質は治んねえんだな」
「ほっとけ、生憎と世界はそんなにご都合主義が溢れてるもんじゃないんだよ、それとこいつのこと紹介するな、ほらキャロ、自己紹介」
俺はそう言い俺の背にくっ付いているキャロをヴィータの前に持って行った。
「え、えっと、キャロ・ル・ルシエですよろしくお願いします」
「おう、アタシはヴィータよろしくな、ちなみにこんなナリだが、海斗より年上だから間違えんなよ」
キャロが緊張しながら挨拶をして、ヴィータが普通に挨拶を返す。
ヴィータが俺より年上だと知ったキャロは驚愕していた。
というよりも
「ヴィータが俺より年上だというのは初耳なんだが、それと仮に俺より歳いってるとしたらもうそれは、エターナルr「それ以上言ったらシグナムと一日稽古させるぞ」……それは勘弁」
「まあ、とりあえず家寄るか?はやても心配してるだろうし」
「いや、今日はいいや、色々準備しないといけないし」
「準備ってなんだよ?」
「いや〜せっかく帰ってきたんだし世界旅行でもしようかと、もちろんキャロも連れて、てなわけでヴィータ、はやてやなのは達によろしく〜」
「お〜う任せとけ…ってちょっと待て!!オマエ学校はどうすんだよ!」
「あ〜学校ね、そういえばあったな、でも考えてみると俺が行方不明になってから彼此約三週間ちょい経ってるから今更学校に行ったって授業についていけなくね?だから無問題、ちょっと今から退学届けだしてくるわ、だからちょっと俺ん家までキャロの案内よろしく……そんじゃ!キャロ、ヴィータの言う事ちゃんと聞くんだぞ」
俺はそういうと全速力で学校まで向かっていった。
「あ〜えっと、キャロだっけ?これから海斗の家に行くからはぐれんなよ」
「あ、はい!」
アタシは海斗が連れてきたキャロって子供を海斗の家に送っている。
はやてに連絡してやるか、家じゃあ海斗がいなくなって一番心配してたのはやてだし
「(はやてー聞こえてるー?)」
「(聞こえてるけどいきなりどうしたん?)」
お、つながった、まあはやてならこれだけで分かるだろう、アタシはそう思い
「(あいつ、帰ってきてたぞ)」
簡潔にこれだけ言ったそしたら
「(ヴィータそれホンマ!?)」
……ビンゴ、見事に食いついてきた。やっぱはやては海斗のことが好きなのかねェ
「(マジだよ、今まで別の世界に飛ばされてたんだとさ、そんでたった今アタシと会って今は学校に退学届け出しに行ってる、退学届け出しに行った後はそのまま世界旅行だってさ)」
なんでいきなり世界旅行なんて言い出したんだか
「(へぇ〜、なあヴィータ)」
「(なに?、はやて)」
「(今から学校早退して、そっち向かってもええかな?)」
いや、はやて、いくら海斗に会いたいからってそれは、さすがに無いだろ。
とりあえずアタシは学校をさぼろうとしているはやてに
「(海斗の全力アイアンクロー喰らいたいんだったら来れば)」
と言っておいた、まあそうしたら
「(アイアンクロー怖いアイアンクロー怖いアイアンクロー怖いアイアンクロー怖いアイアンクロー怖いアイアンクロー怖いアイアンクロー怖いアイアンクロー怖いアイアンクロー怖い)」
念話越しだけどはやてがガタガタ震えているのがはっきりと分かる。
海斗のあれは痛い、アタシは一度だけしか食らったことないからはやてみたいなことにはならない。
ちなみにヴォルケンリッターで海斗のアイアンクローをくらってないのはザフィーラぐらいだ。
あの暴走状態だったアインスにも容赦なくアイアンクローぶち込んだらしいからな。
しかもアインスが魔法使わなかったから、未だアタシ達が魔法を使えるってこと知らないし、っお、そろそろ到着かな?、海斗、料理作ってくんないかなぁ、はやての料理と同等、いやそれ以上にギガウマだし
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海斗がキャロとフリードを連れ海鳴市に帰ってきた、そこで出会ったのは…… | ||
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