魔王少女?冥王の前には無力!! |
どうしてこうなった。
「さぁ、引いてください。」
銀髪の少女が近づき手に持ったクジを差し出された。
そこには『転生先』と書かれた筒と数本の細い紙が入っていた。
もう一度言おう。
どうしてこうなった!!
1時間前〜
オレは自宅にいて自分の部屋で本を読みながらオー○のEDを聞いていた。
「あー、明日は学校か。どうして日曜日の後の月曜はこう憂鬱なんだ?」
本をしまいベットに寝っ転がった。
…
……
………
いつの間にかオレは眠り目を覚ます。
「あ、あれ?」
そこは真っ白な空間が広がっていた。
ここは?てかオレは部屋で寝ていたはずじゃ?
すると、
「貴方が幸運な市民ですか?」
「うわぁ!?」
いきなり後ろから女性の声が聞こえ、驚き振り向く。
そこには肌は白く、綺麗な銀髪をし、翡翠の瞳をした美少女がいた。
「どうも、貴方がこの度死んでしまった幸運な市民ですか?」
少女は再び話しかける。
……って、何だって?
「オレが、死んだ?」
「はい、貴方は○月×日日曜日、午後5時20分46秒宇宙から落ちた隕石により家が壊れ、その破片が貴方の部屋の電灯のコードを切り、その電灯が貴方の頭に当たり貴方は死にました。因みにあなた以外の家族は無事です。」
「え?」
何その死に方。
「さぁ、幸福な市民よ。貴方の死は神である私を多いに楽しませてくれました。よって貴方に今一度生きるチャンスを与えましょう。」
はぁ!?
「という訳でクジを引いて下さい。」
「ち、ちょっと待ってくれ!まだ心の整理が着いていない!それに貴方は誰なんだ!!」
少女は呆れたような顔をして言った。
「先程言ったでしょう。私は神、世界を創造し管理す絶対神です。貴方はその神である私を愉しませてくれました。その礼に今一度命を与えましょう。そして貴方が転生する世界をクジで決めますので引いて下さい。」
オレは少女……神様の持つクジを見ながら尋ねた。
「……この中身は一体何が入っているんだ?」
「内緒です。もし引きたく無いのなら私が独断で、いやこの中の世界全てを混ぜ込んだ世界に転生させますが、………宜しいですか?」
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
そして、今に至る。
「引かせて貰います。」
オレは神様がもつ筒から一枚の紙を取る。
「ではその紙を此方に。」
オレは指示通りに紙を渡した。
「ふむふむ。なるほど、そうですか。では能力を決めます。此方から5枚引いて下さい。あ、因みに世界が何処かは言えませんが性別、容姿などは変更可能です。更にその世界に必要な力はその世界に転生した時にランダムで決まります。NA○UTOのチャクラや某ハンターの念とか。」
そう言い終わると神様は筒を前に出し笑顔で言った。
「さぁ、市民。引いて下さい。」
オレは黙って5枚引く。それを神様に渡す。
「ほうほう、これはこれは。中々楽しませてくれそうだ。では良き人生を。」
そう言い終わるとオレは光に包まれ意識が遠退いていった。
………
……
…
神様〜
ふぅ、行きましたか。
コレで転生者は4人。
内3人はテンプレチートが欲しいと言ったんで能力(…)はあげましたが、………ちゃんと理解できていますかね?
残りの1人は適当にクジでしたし。
…………でもその人が他の誰よりもチートなんですよねー。
でも、面白いですね。まさか4人共同じ世界に飛ばされるなんて。
コレは転生者同士の潰し合いが見れそうですね。
神様はニコニコしながら手に持った紙を投げ捨てた。
紙にはこう書かれていた。
『魔法少女リリカルなのは×???』
今物語が壊れモノガタリが生まれる。
「あ、彼の容姿。…………私と同じでいっか。」
……こんなんで大丈夫か?
「大丈夫だ、問題ない。(キリッ」
説明 | ||
自身の死因が面白かったから。 神にそう言われ転生することになった主人公。 彼はその世界でどう生きて行くのか? そしてその世界で彼は何を望むのか? | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
3943 | 3524 | 3 |
タグ | ||
魔法少女リリカルなのは | ||
スターダストノヴァさんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |