黒神家のちょっと普通なお兄さん 第二話/ 過負荷との出会い
[全1ページ]

どうも鯱です。この病院に入院してもう何週間か経っている。そして俺はいつものように目を覚ますん

だが、

 

 

『また勝手に俺のベッドに入ってきてるよこいつ。ほら起きろめだか』

 

 

何故かめだがは善吉と出会った次の日から俺のベッドに入ってきている。最初はビックリしたがもう

慣れたけどね。

そんなことを思いながら俺はめだかを起こす。

 

 

「ふあぁ〜・・・・おはようございます兄様」

 

 

『おはようめだか。それとお前寝るときは自分のベッドで寝ろよ』

 

 

「いいじゃないですか兄様。私たちは兄妹なんですから」

 

 

『よくねえよ!早く着替えてごはんを食べて検査を受けに行って善吉のとこに遊びに行くぞ!』

 

 

そう言って俺とめだかは着替えてごはんを食べて検査を受けに行った。

 

 

 

 

 

 

 

そして、鯱とめだかは今日の検査を終えて善吉のとこに一緒に行こうと思ったが、鯱はトイレがしたく

なって、めだかを先に善吉のとこに行かせた。

 

 

『この病院でかすぎるからどこにトイレがあるかまだ憶えてないんだよな〜』

 

 

そう言いながら周りの部屋を見ながらトイレを探していた鯱は奥の方に一人の人を見つけた。

 

 

『お。あそこに人がいるあの人たちに聞いてみるか』

 

 

鯱はそう言って人がいる方向に歩き出した。鯱が一人に近ずくと女の子が鯱に気が付いた。

 

 

「テメェ…誰だ?」

 

 

「どうしたんですか志布志さん?」

 

 

女の子の後ろからメガネをつけた男の子が出てきた。

 

 

「なんかこいつが急に来たからさ。どうする蛾ヶ丸くん?」

 

 

何を話しているか知らないが志布志(?)と蛾ヶ丸(?)が話し合っている。まずは自己紹介を

始める鯱。

 

 

『俺は黒神鯱っていうんだ。よろしくな。志布志に蛾ヶ丸』

 

 

鯱がそう言って志布志と蛾ヶ丸に手を差し出すと志布志はどこからかバッドを取り出し鯱の頭を強く

殴ってきて鯱は床に倒れた。

 

 

「ちょっ・・・いきなりなにをしてるんですか、志布志さん」

 

 

「え?いやほら、馴れ馴れしくてムカついたから。ごめんなさいもう二度としません。許してください」

 

 

『おいおい。志布志が急にバッドで殴ってくるからビックリしたじゃないか。まあ二度としないって

言ってるから許してやるよ』

 

 

鯱はそう言いながら殴られた頭をさすりながら立ち上がった。

 

 

「なっ!思い切り打ち込んでやったのになんでお前は傷一つ追ってないんだ!?」

 

 

鯱は志布志に強く頭をバッドで殴られたのに傷一つ追っていない。

 

 

『それはな、俺傷が塞がるが異様に早いんだよ。だからどんな傷を負おうがすぐふさがるんだけど痛みは

あるんだよ』

 

 

「そんなことあるわけねえだろ!」

 

 

志布志がそう叫ぶと鯱の全身から血が噴出して鯱はまた床に倒れた。

 

 

「これだけ傷を負えばさすがに立ってねえだろ」

 

 

「志布志さん。私にも『致死武器《スカーデッド》』の被害がきたんですけど・・・!?」

 

 

蛾ヶ丸はまるで化け物でも見るような目で志布志を、いや、志布志の背後を凝視している。

 

 

「ごめんごめん。あれ?どうしたんだよ蛾ヶ丸くん?私の後ろに何かあるのかよ?・・・・!?」

 

 

志布志がそう言いながら後ろを見ると全身から血を噴出して倒れたはずの鯱がさっきと同じように何事も

無かったかのように立っていたのだ。

 

 

『だからさっきも言ったと思うけどさ俺は傷の塞がりが早いけど痛いんだぞ』

 

 

鯱はそう志布志に説明したが鯱は心の中で志布志たちは自分と同じ過負荷《マイナス》だと思い、

こいつらと友達になり救いたいと思っていた。

 

 

『なあ、志布志に蛾ヶ丸。俺と友達にならねえか?』

 

 

「友達になりたいってあなたはふざけているんですか?」

 

 

『ふざけてなんかいないさ。俺はいつも真面目だ』

 

 

「ふざけるなよ!・・・過負荷《あたしたち》が何でお前みたいな奴何かと友達になるか!」

 

 

『来い志布志!俺がお前たちのことを受け入れてやる!そしてお前らと友達になる!!』

 

 

志布志はまた鯱に『致死武器《スカーデッド》』を何度も使い鯱の全身から血が何度も噴出するが、

鯱は志布志に何もしてこない。

 

 

「何でお前は私と蛾ヶ丸に攻撃をしてこないんだよ!?」

 

 

志布志は鯱が何もしてこないから疑問に思い鯱に質問してきた。

 

 

『簡単の話だ志布志。俺はお前らに言っただろ?受け入れるって、それに友達になろうとしている奴を

傷つけようとは思っていないから攻撃してこないんだよ』

 

 

「「!?」」

 

 

志布志と蛾ヶ丸は鯱の言葉を聞いて、志布志は『致死武器《スカーデッド》』を解いた。

 

 

「なあ、おまえ「おいおい。俺の友達を誘惑しないでくれよ〜」!?」

 

 

奥の方から鯱と同じ身長の男の子なのか女の子なのかわからない子が出てきたがその子はまるで球磨

川と同じような雰囲気を持っていて、容姿は長髪白髪でポニーテール赤い瞳。白い着物をつけていて腰に

狐の仮面と扇子を持っていて和傘を持っていた。

 

 

「ちょっと周りをブラブラしていたらこんなことになってるとは思いもしなかったよ」

 

 

「「鬼海さん!これは「大丈夫だよ。蛾ヶ丸くんと志布志ちゃん。俺の友達にちょっかいを出す奴は俺が

こらしめてあげるから」・・・・」」

 

 

そう言っては鯱に近ずく。

 

 

「やあ!初めましてどこかの誰かさん!俺は経ヶ岳鬼海《きょうがだけきかい》っていうんだよろしく

でもこの名前偽名なんだけどね〜」

 

 

そう言いながら鬼海は笑いがら鯱に手を差し出した。

 

 

『偽名なのかよ。俺は黒神鯱っていうんだ。よろしくな鬼海。・・・・・グハッ!』

 

 

鯱も手を差し出して鬼海に握手をしようとした瞬間、鯱は壁に吹き飛ばされた。

 

 

「まったく最悪だ。鯱くん。キミが此処にさえ来なければキミは死ななかったのに。さあ、志布志ちゃん

に蛾ヶ丸くん。邪魔者はいなくなったから始めようじゃないか!」

 

 

『おい。俺はまだ気絶してねえぞこの野郎』

 

 

「あれ〜。大人でも死ぬぐらいの強さで殴ったのにどうして鯱くんは普通に立ち上がってるの?もしか

して、鯱くんって不死身なのかな?」

 

 

『いや。俺は不死身じゃないが傷の塞がりが早くいが痛みはあるんだよ』

 

 

「へぇ〜!凄いな〜。よし決めた!ちょっとだけ鯱くんと遊んであげよう!」

 

 

『俺も今お前と遊びたいと思ったとこだ。来いよこの野郎!』

 

 

鯱は鬼海がいつ来てもいいように構えていたが、

 

 

「じゃあ、遊ぼうか!」

 

 

『あぶねえじゃないかこの野郎!・・・グハッ』

 

 

いつのまにか鬼海は鯱の目の前にいて鯱の顔に蹴りをしてきたが鯱はギリギリの所で避けて鬼海の腹に

殴り飛ばしたが急に腹に痛みが来た。

 

 

「いってー。めちゃくちゃ痛かったんですけどー」

 

 

『てめえ。なにをしたんだ?』

 

 

「キミが俺の腹を殴った時に俺の過負荷《マイナス》『悪循環《バッドサキュレーション》』を使って、

キミも俺と痛みを味わっただけさ。もう

時間が無くなってきたから遊びは終わるか。ということで鯱くんには気絶してもらいます」

 

 

『気絶してもらいますって言われてはいそうですかって言うと思ったの・・!?』

 

 

さっきまで喋ってたはずの鯱は今自分に起きた状況にビックリしていた。

 

 

「ねえねえ。ビックリした?さっきまで視力があったのに急に視力が喪失したからビックリした?」

 

 

『てめえ。今度は何をした!?』

 

 

「そんな怖い顔しないでよ鯱くん。大丈夫だよ鯱くん。キミが目が覚めるころにはキミの視力は元に

戻っているよ。それにキミは殺そうと思ったけど、キミ面白いから殺さないでおくよ。じゃあね俺の

ライバル!」

 

 

鯱は鬼海の言葉を聞いて、後ろの首に強い衝撃がきてそのまま意識を手放した。

 

 

 

〜鯱サイド〜

 

 

 

『此処はどこだ。俺は確か、鬼海と戦っていたはずじゃ』

 

 

俺は目を覚ますとベッドの中にいた。

 

 

ガラガラ

 

 

とドアが開いた音が聞こえたから音が聞こえた方を向くとそこには善吉の母人吉瞳先生がいた。

 

 

「よかった。目が覚めたのね鯱くん」

 

 

『えっと。どうして俺はベッドの中にいるんですか瞳先生?』

 

 

「それはね鯱くん。鯱くんが善吉くんとめだかちゃんが鯱くんが遅いから心配して、私と一緒に鯱くんを

探していたら、廊下に鯱くんが倒れていたのを私が発見して此処に運んだのよ」

 

 

『ありがとうございます瞳さん。それで俺は何時間寝てました?』

 

 

「そうねー。五時間ぐらいだったかしら?それよりめだかちゃんとっても心配してたわよ。今から行って

心配させたことを謝ってきなさいよー」

 

 

『はーい』

 

 

俺はそう言いながら部屋を出て行った。何て言って謝ろうかなー?

 

 

説明
駄文ですので余り期待はしないでください。感想やアドバイスや誤字報告などは受けつけてますが、罵詈雑言の感想は受け付けません。それでは、お楽しみください
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
1081 1036 0
タグ
駄文 めだかボックス 

風雅さんの作品一覧

PC版
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。

<<戻る
携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com