ハイスクールD×D~HSSを持つ転生者〜
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「あ〜おっぱい揉みて〜……」

 いきなり変な事を呟くのは、俺の友達の「兵藤一誠」

 性欲だけに忠実な人だ。

「いきなり…何を言い出すんだ。これだから、モテないんだよ」

 俺の名前は、神矢クリス。転生者だが、記憶がない。

何故転生者だってわかるかって?それは、

 神様って奴が、俺の特異体質HSS(ヒステリア・サヴァン・シンドローム)について

 書かれているノートが机に置かれていたから。

何が書かれているかは…割愛する。

「兵藤一誠くんに同意!」

 …で、見た目は、スポーツ青年だは実態は、日常的にセクハラ発言

 しまくっている困った変態さん「松田」

 

「言うな……虚しくなる……」

 知的キャラっぽい事をいっているこのめがねは、「元浜」

 特技は、女性のスリーサイズを一瞬で測ること。

 世の男子達は欲しいと思うが、正直俺はいらない。

 たまに思うが、こいつら…黙っていればモテる…と思う。

 顔だけ(・・)はいいからな。

「クリス、元浜、松田…どうして俺達はこの学校に入学した?」

 イッセーがつぶやく。

「駒王学園は女子高から共学になってから間もない…よって!

 圧倒的に女子の数が多い!黙っていてもモテモテ!!即ち…ハーレム!!」

 黙っていれば…なっていただろうな。きっと…興味ないけど。

「…のはずが、告白もされないまま、高2の春を迎えてしまった」

 また始まった…飽きたから散歩でもしよっかな。

 

「…どこ行くんだ?」

「正直、お前達の話はよくわからん。だから散歩する」

 と言って、旧校舎を目指す。

「そうか…また明日な、クリス」

 イッセーに別れを告げてから散歩しに旧校舎にむかった。

 

 

 

 

 

「う〜ん…やっぱここはいいわ〜」

 場所は、旧校舎。個人的にここは好きだ。落ち着く…

「いてて…竹刀で殴るか?ふつう…」

 さっき別れたばかりの友達の声が聞こえた。…面白そうだ行ってみよ。

「災難だな一誠」

「この変態ども!!私にひざまずきなさい!(クリスの裏声)」

「どうぞ、私めをお殴りにくださ…じゃない!よく見たらクリスじゃないか!」

「いいツッコミありがとう」

 松田の奴…結構ノリいいじゃないか。…なんだ?イッセーの奴、上の方を見て

 イッセーが見ている方向にむいてみると…そこには、紅い髪をした

 美人さんがこっちを見ていた。その時、

 ゾワッ!!

 なにか…あの人から、危険な感じがする。…イッセーは見惚れていた。

 

「リアス・グレモリー。99 58 90。オカルト研究部所属。出身は

 北欧と噂されている」

 元浜がいらないところまで言う。そのめがね壊したろか?

「(…リアス・グレモリー、か…)」

 俺は、さっきまでリアス先輩がいた場所を睨みつけていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 次の日…イッセーの彼女を紹介された。とても喜ばしい事なのに

 浜と松田は…血涙していた。

 だが…俺は、この女から凶悪な感じがした。おかしい。人間か…こいつら。

 この女の名前は「天野夕麻」というらしい。

 俺は、天野夕麻を監視する事にした。…もちろん、イッセーと

 一緒にいるときだけ、な。

 

 

 

 

 

 

 

 

 夕麻とイッセーは、デートするらしい。尾行しよう。

 イッセーと夕麻は色んなところをいったりしていた。

 なんか…楽しそうだな。あいつら

 女の人から変な紙をもらって、尾行を再開した。

 

 

 

 

 

 

 場所は公園。夕麻とイッセーは二人きり…何か始まりそうな雰囲気だ。

「ねぇ〜イッセーくん。お願いがあるの」

「お願いって?」

「死んでくれないかな?」

 …俺の勘は正しかったようだ。

「え…?俺の耳ちょっとおかしいわ。もう一回いってもらえるかな?」

 夕麻は、イッセーの耳元で発音正しく言った。

「死んでくれないかな?」

 そう言うと、夕麻はアニメの変身シーンみたいに衣装チェンジした。

 その服装が大胆で…俺は、HSSの血流を感じていた。

「(仕方ない…これだけだ)」

 俺は、この血流に身を任せた。

 

 

 

 

 

 

「楽しかったわ…子供の初々しい事に付き合えて」

 夕麻の手に、光が集まって槍の形を造った。

「では、もうちょっと付き合ってもらおうか。お嬢さん」

 俺は、イッセーの前に出てきた。

「く、クリス!何でここに…?てかお前…なったのか?」

「悪いね…少し尾行させてもらったよ」

 ちなみに、イッセーは俺の特異体質の事を知っている。

 俺は、持っていたモデルガン(改造)を夕麻に向けた。

 このモデルガンは、生身の体に当たるととても痛い。

 

 まあ…目の前にいる鳥人間に通用するかわからないけどな。

「あなた…何者?ほかの人間とは違う感じがする」

「何をいっているんだい?俺は人間だよ」

 ため息をつく。

「イッセー…逃げろ。ここは危険だ」

「でも…お前は」

 心配性だな、イッセーは。

「早く逃げろ!今ならいける。おれが囮になる」

「…!わかった」

 イッセーは、逃げていった。 

「でも…私の狙いはお前じゃない!あいつだ!」

 鳥人間は、光の槍をイッセーめがけて投げる動作をした。

 この隙を見逃す俺じゃない!!

「はっ!!」

 ビシビシビシっ!!

「い、痛!…くそ!邪魔するな!」

 今度は、俺に向かって投げた。

  

「遅いな…」

 俺は、槍をかわし 無形の構えをとった。

 知る人ぞ知る『不可視の銃撃(インビィジビレ)』の構え

「わざわざ無防備になるなんて…馬鹿ねぇ〜」

 光の槍を再び形成し、投げる動作をした。

 ビシビシビシビシッ!!!

「いたたたた!!邪魔するなぁぁ!!」

 光の槍を形成し、投げた。

 俺は、かわした。…が、そこはイッセーが逃げている場所だった。

 ザシュッ!!

「ぐはぁぁ!!」

 くそ…しくじった。まさか、イッセーがいるなんて…。周りは血の海だ。

 

  

 イッセーに意識を向けた瞬間、槍が腹を貫通していた。…不意打ちかよ。

「この身に神器(セイクリッド・ギア)を宿した事を恨みなさい」

 そう言うと、夕麻は飛んでいった。…神器?。

 その時、変な紙が光った。

 それを見て俺は、意識を失った。

 

説明
神様の悪戯で、死んでしまった俺―――神矢クリスはハイスクールD×Dの世界に転生した。原作の主人公、兵藤一誠らに会っていろんな事に巻き込まれる。
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