戦乙女とリリカル生活!! |
その一
春、それは新しい出会いと、別れの季節。
「それじゃ、転校生を紹介するぞ。入ってきてくれ〜。」
「はいなのです。」
今日転校してきた女の子はレモン色の髪の毛と青い瞳を持った綺麗な女の子でした。
「うおぉぉぉ!す、凄い美人キター!!」
「鳴神さん!凄い美人ですね!」
「あぁ、あの美しさなのはやフェイトに引けを取らない、そしてあの胸、バスト矯正ブラをつけていると見た!!」
「「「な、なんだってー!!」」」
「こら!そこの馬鹿!静かにしなさい!!」
今騒いでいたのは鳴神聖(なるかみせい)君。
私の小学生からの知り合いなんだけど、・・・・正直気持ち悪いの。
そして聖君を叱ってくれたのが私の大親友のアリサちゃん。
「え〜、とりあえず自己紹介だな。」
「はいです。エンゲル・アルトレーネと申します!どうかよろしくです!」
「ん〜、どこかに合ている席は無いかな?おーい、高町〜、お前の隣りあいてるからそこに座らせるぞ〜。」
「ふぇ?!」
「よろしくなのです!」
そう言って彼女は私のすぐ近くに来て右手を掴んで握手、すぐに隣の席に座った。
「うむ、では先生は空気を読んで1時限目を自習にしておいた。転校生を困らせないように気を配ること、後八神は良いオッパイだからと言って揉まないようにする事、以上。」
そう言って先生もすぐに教室から出て行きました。
「なんや、あの先生は、私の事美乳にあったら速攻で揉む変態と勘違いしてるやないか?」
「いや、外れてないと思うよ、シグナムと私の胸揉んだよね?」
「あれはスキンシップや、それに私はいきなり他人の胸を揉むなんてしないで?」
今話しているのがフェイトちゃんとはやてちゃん、この二人も小学生の時からの大親友。
「やあ、初めまして転校生君、俺の名前は鳴神聖、これからよろしくね。」
「わかりました!よろしくなのです、鳴神さん!」
「ところで放課後暇かい?良ければ一緒に「はい、終了。」すずか、やきもちかい?」
「質問はまず一人一つづつ、他の人の事も考えなきゃだめだと思うけど?」
今鳴神君を止めたのも私の大親友のすずかちゃん。
「はーい!それじゃ1人づつ質問して行くけど、あまり転校生を困らせないようにね!特に鳴神はね!」
「ふふ、相変わらずのツンデレだな、アリサ。」
「ツンデレじゃないわよ・・・。」
初めましてなのです!エンゲル・アルトレーネなのです!私は元の世界でマスターと暮らす予定でしたが、いきなり女の子に、「面白そうだからこっちに来なさいね。」って言われてきたのです!
そして気が付いたら知らない街に!そして私の身体が人間に!!そして私のマスターが私の武装になれる体になっていたのです!!
まあ、お金はたくさんあの子が用意したみたいなので生活で苦労することは無いのですが・・。
「お前、学校に入学することになっているぞ・・。」
そして今に至るのです!!
「エンゲルちゃん、一緒にお弁当食べない?」
あ!この方は高町なのはさんだそうです。いきなり来た私に警戒もせずしたしく話しかけてきてくれたのです。
って、お弁当?
そう言えばマスターが何かテーブルの上に置いてくれていたような・・・?
「お弁当?あ!?忘れてきてしまったのです!?」
どうしようなのです?大変なのです?お腹がピンチなのです!!
「なのは、エンゲルさん一緒に来てくれそう?」
「ん〜とね、エンゲルさん、お弁当忘れたみたい。」
「そうなの・・、よかったら私達の少しあげるわよ。」
「私もあげるで、ご飯は大勢で食べたほうが美味しいし。」
「良いのですか!?」
転校初日からいい人と出会えてよかったのです。
放課後、私は今日転校してきた少女、エンゲル・アルトレーネちゃんのことでなのはちゃんとフェイトちゃんと話し合った。
「それでエンゲルちゃんがおかしいってどういう事?」
「うん、お弁当食べている時なんやけど、あの子の身体から機械音が聞こえてきたんや。」
「それって、例の聖君が戦ったって言っていた戦闘機人?」
「可能性は0やないで、もしかしたら気のせいってこともあるしな。」
私としては気のせいであって欲しいんやけどな。
説明 | ||
小学生のころから夢見ていた自分の神姫、中学の卒業後にやっと神姫のパーツを作れるようになってやっと買う事が出来た。けど家に帰る前に、 「貴方、面白そうね?私の管理世界に来なさい。」 「えぇ?何を・・・。」 そして気が付けば買ったばかりの神姫とリリカルな世界に来てしまった!? |
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