魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜赤き狂戦士〜
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第一章 赤き狂戦士

番外編「とある酒乱の独占所」

 

機動六課のメンバーは新しく特務殲滅部隊「インフェルノ」からの推薦で配属された

ヴァンとハーナの歓迎会を開いていた。

ヴァンがかの有名な「赤き狂戦士」だと知った面々は、最初こそだがヴァンの事を恐がっていたが

、彼の乱暴だが何処か優しい雰囲気を感じたのか徐々に打ち解けっていった。

フォワードの面々も同じだ。

 

 

キャロとティアナはまだ少しよそよそしい感じだが・・・

 

 

 

「よォ〜し!!じゃあヴァイスとグリフィス!!オマエらそのウォッカを一気飲みしながら競争しろォ!!

負けた方はパンツ一丁でシグナムに「僕と結婚してくれ!!」ってマジでプロポーズ!!」

 

「ぶっぅぅぅぅ!!」

 

「ちょ、シグナム!?」

 

ヴァンの度をすぎた冗談にシグナムが口に入っていた酒を吹き出し蒸せる。

 

隣にいたシャマルがシグナムを介抱する。

 

 

 

「ちょっと旦那!!冗談きついですって!!プロポーズはともかく、

こんなヤバイ度数の酒一気飲みしたら間違いなく病院送りですって!!」

 

「ぼ、僕は元々お酒は苦手なので無理ですよヴァンさん!」

 

 

プロポーズの事よりも2人はウォッカを一気飲みする事に対して異を唱える。

ヴァイスの反応が大げさと思う者がいると思うが、彼の反応は正しい。

今ヴァンが2人に一気に飲むよう強要した酒ウォッカ---正式名称「スピリタスウォッカ」だが

侮ってはならない。

なんせアルコール度数が96%もあるのだから。

そんな酒を水に薄めず飲んでしまえば、喉が焼けるのは間違いない。

 

 

当然ヴァンは水に薄める方を言っていない。

 

「ハートネット!!貴様ふざけるのも・・・」

 

「よォーし!!ならそんな玉ナシ野郎2人に今から俺様が手本を見せてやる!!

いいかァ!?野郎どもォォ!?」

 

「うぉぉぉ!!やっちゃってくださいヴァンさん!!」

 

「そんな女々しい2人に本当の男を見せてください!!」

 

「赤き狂戦士の降臨だぁぁぁぁ!!!」

 

「「「「ヴァン!!ヴァン!!ヴァン!!」」」」

 

 

歓声が部屋に響き渡る。

 

叫んでいる隊員のほとんどはもう完全に入っていた。

 

「ちょ!!旦那!!ヤバイですって!!」

「無視をするな!!ハートネット!!」

 

 

ヴァイスがウォッカを一気飲みしようとしているヴァンを止めようとし、

シグナムはそんな事が見えていないかのようにヴァンに怒鳴っている。

 

 

 

グビ、グビ、グビ・・・

 

 

 

テーブルに上がり96度の酒がヴァンの喉を通過する。

 

 

 

 

-------

 

 

 

「なんやもの凄く盛り上がってんな」

 

 

少し離れた場所ではやてが酒を飲みながら盛り上がっている所を見て笑っている。

 

元々賑やかな雰囲気が好きな彼女には今起こっている事は最高に面白いのだろう。

 

 

「・・・というかあのお酒を本当に一気飲みしてるよヴァン君・・・」

 

「まぁアイツは存在事態がイレギュラーな奴だかんな。アレくらい不思議じゃねーな」

 

 

昔からヴァンを知るなのはは今ヴァンがやっている事に対して驚きと呆れが混じったように話す。

ヴィータは特に驚いた様子はなく、手に持っているジュースを普通に飲んでいる。

 

ちなみに中身はオレンジジュースだ。

 

 

「リインもお酒飲みたいですぅ〜」

 

「ダメや。お子様が飲んだらアカンよ」

 

 

「ブー!!リインは子供じゃないですぅ!!」

 

 

頬を膨らませながら自分は大人だと主張するが、その可愛らしい怒った顔では

十中八九大人とは思われないだろう。

 

「エリオとキャロはあんな事絶対したらダメだよ!!」

 

「は、はいフェイトさん!!」

 

「わ、私は多分お酒は飲めないと思いますよ・・・」

 

 

あまりのフェイトの表情に思わずたじろぐエリオとキャロ。

親を知らない2人だがきっとコレが母親が「見ちゃいけません!!」

と言っている感じなのだろうと感じていた。

 

 

「なんか凄い事になってるよ、ティア!!」

 

「あんなのが私達の上官だなんて・・・最悪ね・・・」

 

 

ヒートアップしている者達を見てスバルはまるでサーカスでピエロが綱渡りをしているのを見て喜んでいる子供のような顔をしていて、逆にティアナはそれを見てアホらしさ全開な目で見ていた。

 

 

「アレがあの「赤き狂戦士」だなんて本当に信じられない・・・」

 

「ま、まぁそうだよね・・・私ももっと恐くて筋肉モリモリ!!って感じな人かと思ってたら全然違うからビックリしたよ」

「アンタのイメージはまた偏りすぎよ・・・」

なんで私の周りには変人ばかりいるのだろうかと悩むティアナ。

ちょっとお祓いに行こうかとも真剣に考えていたりする。

 

というかティアナ、君の周りにそんなに変人はいないだろ?

 

「ハーナ副隊長はヴァン副隊長の事どう思ってます?」

 

2人の隣にいるハーナにヴァンの印象を尋ねるが・・・

 

「・・・疫病神」

 

「「・・・・・」」

 

 

即答な上に返答された内容がまた酷すぎて思わず質問したティアナすら何も話せなくなる。

 

 

「あ、あの〜・・・」

 

 

「何です?」

 

 

表情を変えずに話し掛けてきたスバルに顔を向ける。自分から話し掛けたスバルだが、

ハーナの氷のように冷たい顔を見てティアナに念話で助けを斯うが

自分でどうにかしろと言われてしまい援護なしの戦い?に挑む事になった。

 

 

(同じ人間なんだから、きっと話せる!!)

 

 

「・・・どうしました?」

 

 

一向に口を開かないスバルを不思議に思いハーナが話し掛ける。

 

 

「え、え、えーとですね・・・大した事じゃないんですけど大した事ある質問何ですけど・・・」

 

 

「どっちなんですか?」

 

 

(ヒィ!!)

 

 

ハーナの冷たい目を見て、心の中で怯むスバル。

 

 

(馬鹿丸出しじゃない・・・)

 

と隣でティアナが呆れていたりしていた。

 

 

「す、すみません!!えーとお、お訊ねしたい事はと言いますとね・・・」

 

 

「はい」

 

 

表情のない顔がさらにスバルにプレッシャーを与える。

 

だが彼女は決心してついに・・・

 

 

「は、ハーナ副隊長はヴァン副隊長と付き合っていたりするんでしょうか!?」

 

 

 

 

 

ガン!!

 

 

と隣でティアナがテーブルにおもいっきり顔面を強打する。

 

 

そしてハーナはというと・・・

 

 

ギロ

 

 

 

「ひぃ!!」

人を殺せるくらいの目付きでスバルを睨んでいた。

自分は地雷を踏んだのだとやってしまって理解するスバル。

 

 

「・・・すみません・・・少々きつかったですね」

 

「い、いえ!!そ、そんな謝らないでくださいよハーナ副隊長!!」

 

「そうですよ。この馬鹿が全部悪いんですから、むしろいろいろ言ってくださいよ」

 

「て、ティア〜」

涙目ながらにティアナに助けを求めるが軽くスルーされる。

 

 

「いえ・・・悪いのは私です。ヴァンの事に関する事では昔からついあんな態度を取ってしまうんです・・・」

 

「そ、そうなんですか・・・」

 

ハーナの話した内容で安堵するスバル。

同時に額の汗を拭う。

 

戦い?には負けたがなんとか生き残る事が出来た。

 

 

「・・・あとさっきの質問についてですが、私はヴァンとはアナタ達が思っているような関係ではありませんよ。ただの上司と部下です」

 

「そ、そうなんですか・・・」

「あの・・・別に私はお二人の関係を勘違いはしていませんよ?」

 

アナタ達と言った事に対してティアナがそれを否定する。

 

自分も同じレベルと思われたくないからだ。

 

 

「・・・そうですか。なら安心です。今後はこのような噂が広まらないようにお二人には周りに気をつけるよう話して頂ければ嬉しいです・・・」

 

そう言いながら、近くのワイングラスを持ち、白ワインを注ぎ、入れた白ワインを飲むハーナ。

 

(あれ?ハーナ副隊長ってお酒飲めるんだね)

 

 

(人は見かけによらないって事でしょう?)

 

 

白ワインを慣れたように飲むハーナ。

見た感じ不味そうに飲んでいるように見えるが、実際はとても気に入って飲んでいる。

 

まぁここまではいいのだが・・・

 

 

 

ドクン・・・

 

 

「あれ?どこに行くんですかハーナ副隊長?」

さっきまで白ワインを飲んでいたハーナが突然立ち上がり歩き出したので

スバルが不思議に思い声をかける。

 

 

「・・・・」

 

 

顔を覗こうとするが、前髪が垂れてまったく表情が見えない。

 

そして彼女は机に置いてある白ワインのボトルを手に持ちある方へ向かう。

 

 

「「えっ!?」」

 

 

 

2人はハーナがとった行動に驚愕する。

 

同じテーブルにいたなのは達も声を上げる。

 

全員が見ているものとは・・・

 

 

 

------

 

 

 

「ほらどうだァ!?余裕で飲みほしたぜ!!あげゃげゃげゃげゃ!!」

 

「だ、旦那・・・アンタ凄すぎるぜ・・・」

 

「本当にアレを・・・ウォッカをボトル一本を飲みほした・・・母さんより凄い・・・」

 

ヴァイスとグリフィスがウォッカを一本飲み干したヴァンを見て、驚いている。

 

同時に歓声が上がる。

 

 

「よォーし!!じゃあグリフィス!!てぇめぇは今すぐにシグナムにパンツ一丁でプロポーズだァァァ!!」

 

「ちょ、ヴァン副隊長!?」

 

「ハートネット!!またふざけた事を!!」

 

狼狽するグリフィス。シグナムは思わず待機状態のレヴァンティンを手に握る。

 

「オマエさっきから全然酒飲んでねぇだろォ?だから詫びに今すぐこの場を盛り上げろ。爆発的に!!」

 

「そんな無茶ぶり振られても困ります!!」

 

 

珍しく大声で叫ぶグリフィス。

 

 

それがさらにヴァン弄り心をくすぶらせる。

 

「仕方ねェなァ・・・俺様が手本を見せてやる・・・シグナム!!」

「に、にゃんだ!?」

 

 

舌が上手く機能せずネコ語になっているシグナム。

 

彼女も大分アルコールが回っているようだ。

シグナムの今の発言で歓声がさらに上がる。

 

ヴァンはそのままシグナムの両肩を掴み目を見つめる。

 

 

「シグナム・・・俺様はな・・・俺様は!!」

 

 

うおぉぉぉ!!やら、きゃぁぁぁぁ!!という黄色い声が四方から聞こえる。

 

シグナムはゆっくり唾を飲み目つぶる。

 

 

「は、ハートネット・・・な、何を・・・!!」

 

 

「シグナム・・・俺様はオマエの事を・・・」

 

 

だが言葉続かなかった。

 

 

 

パリィン!!

 

 

と何かが割れる音が響くと同時にヴァンが床に倒れる。

 

その際にシグナムの胸に顔がぶつかり、シグナムから女性らしい声が上がるが床に倒れている

ヴァンを見て誰も気づかない。

 

 

「はっ?」

 

 

誰かがそんな声を漏らす。

さっきまでヒートアップしていた隊員達は目の前で起きた事ができないせいで、

すっかりクールダウンしてしまっている。

 

そんな唖然としている者達の目に映る“者”・・・

 

・・・それは・・・

 

 

 

 

 

 

「ヒック・・・」

 

 

 

 

 

 

誰もが振り返るような美しい顔に、それに拍車をかける長い銀髪に赤い美しい瞳・・・

 

だがその目は今はトロンとしており、美しいというより、艶めかしい。

 

またその手には割れたワインボトルが握られている。

 

ヴァンはコレで背後から頭を殴られたのだ。

 

そしてこの場を混乱させている者・・・・

 

 

 

「ヒック・・・オイてぇめぇら何ぼさっとつったてんだぁ!?そこのメガネ!!」

 

 

「はいぃぃ!!」

 

 

銀髪の女性・・・ハーナに呼ばれたのはグリフィス・・・その表情は混乱と恐怖に染められていた。

 

 

 

「メガネ・・・てぇめぇは今直ぐにパンツ一丁でテーブルの上で片足で躍れ」

 

 

「でででで出来ませんそんな事!!」

 

 

「ああん!?」

 

 

「ひぃぃぃ!!」

もはやいつものグリフィスはそこにいなかった。

 

目の前の女性はいつもの無表情ではなく、簡単に言えば立ち飲み屋で

オッサンがどんどん酒持ってこいかの如く、グリフィスを睨んでいる。

 

 

「落ち着けカーティス!!」

 

 

酔いが醒めたのか、グリフィスを締め上げているハーナにシグナムが止めに入る。

 

が、しかし・・・

 

 

ムニュ

 

 

「んあっ?!」

 

「こんなにデカ乳をボインボイン揺らしやがって・・・

Aしかないアタシへの当て付けか!?ああん!?」

 

 

 

「や、やめ、あっ!!」

 

 

 

 

両手でシグナムの胸を揉みまくるハーナ。

 

どちらも普段の雰囲気のへったくれもない。

 

 

「ええか!?私のAはNo.1のA!!すなわちエースって訳なんやで!!」

 

 

「なんではやてちゃんと同じ関西弁!?」

 

 

と突如ハーナが関西弁を使ったので、ツッコムシャマル。

 

だが・・・

 

 

 

ムニュ

 

 

 

「オマエもその胸でアタシに喧嘩売ってんのか〜」

「あん!!や、やめて!!ハーナちゃあん!!」

 

 

シャマルもハーナの毒牙にやられてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

「何か大変な事になっちゃってるよフェイトちゃん!!」

 

「う、うん・・・ハーナがなんか飲み屋さんで悪酔いしてるおじさん見たいになってるよ・・・」

 

 

少し離れたテーブルでハーナが起こしている珍騒動を見て、動揺しているなのはとフェイト。

隣にはやてが座っているが何故か一言も話さない。

 

どうしたのだろうか?

 

「とにかく今はハーナちゃんを止めないと!!」

 

「うん。エリオとキャロは絶対来たらだめだよ」

 

「は、はい!!フェイトさん」

 

「うん・・・あれ?エリオどうしたの?」

 

「えっ!?」

 

キャロは直ぐに返事をしたがエリオが何かに気を取られている事に気付き声をかける。

エリオの顔を見ると顔が紅潮し耳まで赤い。

 

何故こうなったかはあえて触れないで置いた方がエリオの為だろう。

 

 

「い、いえ!!なんでもないですからフェイトさんは早くハーナ副隊長を止めに行ってください!」

 

「そ、そう?じゃ行ってくるね」

 

 

そう言いフェイトはなのはとハーナを止める為に歩きだすが・・・

 

 

「うひゃ!?」

 

「フェイトちゃんどうしあん!?」

 

 

同時に声を上げるフェイトとなのは。

2人は抱き寄せられるようにくっ付く。

 

2人がこんな衛生上悪い声を上げたのには理由がある。

 

 

「ふっふっふっ・・・2人供行かさへんで・・・」

 

 

「はやてちゃん!?」

 

 

「は、はやて、な、なんで私達の胸を!?」

2人の背後にはいやらしい笑みを見せたはやてが息を乱しながらなのはとフェイトの胸を片手で

もみくちゃにしている。

 

 

「こないな最高なお祭りを誰が止めさせるちゅーねん!!ハァハァ・・・

せやから私も今からこの祭りを盛り上げる為に、2人には神輿になってもらうで・・・」

 

 

乳揉み狸が降臨しました。

 

 

「や、やめて!!はやてちゃん!!あっ・・・そこは!!」

 

「あ、あん!!そんな激しあっぁぁ!?」

 

 

「ふっはっはっはっ!!祭りの始まりや〜!?」

 

 

この乳揉み狸は酔っている訳ではなく、どうやら本心でやっているようだ。

 

 

「は、はやてちゃん!?皆はやてちゃんを止めるですよ!!」」

 

「は、はい!!リイン曹長!!」

 

ティアナがはやてを止めるように言ったリインに返事をしフォワードメンバーが上司の

はやてを止めるべく向かう。

 

「あれ?エリオ君?」

 

 

「どうしたですかキャロ?」

 

 

立ち止まり後ろ振り返っているキャロを不思議に思い、声をかけるリイン。

 

 

「リイン曹長大変です!!エリオ君が鼻血を出して立ちながら気絶してます!!」

 

「ほ、本当ですか!?」

 

 

キャロの指す方向にエリオがいるのをいるのを確認するリイン。

確かにそこには一歩も動かず鼻血を出し、立ちながら気絶しているエリオがつったっていた。

 

そして・・・

 

 

バタン

 

 

派手な音と供にエリオが倒れる。

 

 

「え、エリオ君!?」

 

 

 

「こっちも大変ですぅ!!誰か担架を!!」

 

 

右も左もカオスな状況に巻き込まれた人間は混乱しながらも事態の解決へ向け戦い?を始める・・・

 

 

 

その後後頭部を強打され一撃で気絶したヴァンと鼻血を出しながら気絶したエリオは

戦場?から救出され、その日は目覚める事はなかった。

 

ちなみにこの救出するメンバー、特にヴァン救出隊は無傷で脱出出来たかは問うまでもない。

 

そしてこの惨状を生み出した者も誰かは言わなくてもお分かりでしょう

 

・・・いや言わせないでくれ。

 

 

 

 

こうして仁義もオチもない不毛な新任副隊長歓迎会は終わりを迎えた。

 

この事件後、公の場では絶対にハーナに酒を飲ませないという暗黙のルールが

 

六課で出来たのは言うまでもない・・・

説明
時空管理局特務殲滅部隊---通称「インフェルノ」。そこには管理局員、次元犯罪者の両方が「赤き狂戦士」と恐れる青年が所属していた。そんなある日彼は、インフェルノの部隊長の命を受け新しく設立された部隊「機動六課」に異動する事になり、狂喜的な笑みを浮かべ素直に異動を受諾する・・・彼の笑みは何を意味するのか?




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StrikerS インフェルノ なのはがヒロイン 魔法少女リリカルなのは 

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