IS《インフィニットストラトス》すべてのISを支配する者 |
プロローグ
これは正史と異なった一人の少年《織斑一夏》の物語である。
小学校の帰り道一人の男の子が泣きながら歩いていた。この少年の名は織斑一夏という。
「どうして誰も僕のこと認めてくれないの? 勉強だっていっぱい頑張っているのに・・・」
少年は手に持っていたテスト開くと95点と書かれていた。 勉強があまりできない少年にとってこの点数はいいほうだった、
しかし少年の姉と弟があまりに天才で少年はいつも先生や学校の友達から見下されていた。
「誰か僕を認めてよ・・・」
「ただいま・・・」
一夏が家に帰ると奥から姉である織斑千冬が出てきた。
「一夏、今日のテストどうだったんだ?」
一夏は千冬に褒められることを期待してストを渡したが・・・
「一夏、なんだこの点数は? こんなテストで百点が取れないのか、少しは千秋を
見習ったらどうなんだ!」
千冬は一夏に答案を返すと自分の部屋に帰っていった。
「家族にだけでも認めてもらわないと・・・」
一夏はこの言葉を胸に死ぬ物狂いで勉強を頑張りいい成績を残していったが
それでも認めてもらえず一夏の心はぼろぼろになっていった。
それから数年がたち、一夏は倉庫のような場所で縄でくくられ猿ぐつわをされていた。
(誘拐かな? お姉ちゃん、早く助けに来てくれないかな?・・・)
一夏と千秋は千冬が出場するモンドクロッソという大会に来ていたのだが
トイレから帰る途中でいきなり後ろから襲われ薬をかがされて意識が落ちたのだった。
倉庫の入口から男が二人入ってきて猿ぐつわを外すと一夏に訪ねてきた。
「おい、お前の名前なんだ?」
「どうしてそんな事きくんだ? こいつは織斑千秋だろ?」
「いや、こいつらは双子の兄弟だからな。で、名前は?」
(また僕をあいつと比べてる)
「一夏・・・織斑一夏だよ」
「おい、嘘言ってんじゃねぇぞこのクソガキ!」
「うるさい! 僕はなんと言われようが織斑一夏だ!」
「この野郎!」
「グハッ」
一夏は男の一人から何回も蹴られ、そのまま気絶した。
「おいどうすんだよ、このガキ?」
「さっきテレビをつけたら丁度織斑千冬が優勝したところだったからいずれこの場所も
バレるだろう」
「じゃあ、どうするんだよ」
「こいつには組織の実験の材料になってもらう。一応こいつだって織斑千冬の弟だ
何かの役に立つだろう」
男たちはそう決めるとすぐに一夏をつれ倉庫から逃げ出し、倉庫を爆破した。
倉庫が爆破され一時間後
「一夏どこだ! 助けに来たぞ!」
千冬は倉庫の跡地を懸命に探したが一夏は見つからなかった。
「一夏・・・どこへ行ってしまったんだ・・・」
千冬の瞳からは涙がこぼれていた。
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ここでの千冬は厳しく当たること強く育てようとしています。
説明 | ||
一夏はある事件で誘拐され実験動物のように扱われていた。 しかしそこで運命の出会いをする プロローグ |
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