第16話 拉致られバニングス家に…… |
前回のあらすじ
自己紹介→なんやかんやで下校→校門でアリサのSPに捕まる→車に無理矢理、乗せられる
「それで?何で僕、拉致の様なことされなきゃいけないの?」
「だって、こうでもしなきゃあんたついて来ないでしょ?」
「くっ!」
確かに、アリサたちに誘われても断っていただろう。…………しかし、出会ってすぐなのによくそんな事が分かったな。
「そりゃあ、あんたの自己紹介を聞けばねぇ……」
「………ちっ、それで今どこに向かっているの?」
「私の家よ」
「そうかそうか、それよりも僕、帰りたいんだけど…」
「そんな事言わずに一緒に遊ぼうよ」
あれ?アリサの他に、すずか、なのはもいるんだ。
「すずかとなのはも一緒だったんだね」
「そうだよ?」
「う、うん」
…………………なんかすずかはいつも通りだけど、なのはは落ち着きがないな…………この2人と違って一般人だからかな?別に関係ないけど
「なのは」
「にゃ!?あ、葵君…!?ど、どうしたの?」
「いや、なんか緊張しているような気がしたから……」
「…うん、高級な車に乗るのって初めてで……」
「こんな経験、そうそうないんだから楽しもうよ」
「………うん、そうだね!」
「……ねぇ、バーニング「バーニング言うな!!」……それじゃあ「ちなみにアサリって呼ぶのも却下ね」………チッ」
「言う気まんまんだったのね。いい加減、名前で呼びなさい…………それで?」
「お前の家に行って、何するんだよ」
「それはもちろん……ゲームよ」
ゲームか。転生前の時にたくさんやってたな。
「ふ?ん………ちなみに何をやるの?」
「今回はス○ッシュブラ○ーズ……略してス○ブラよ!」
………何で転生前にあったゲームがあるんだよ。って言うか、転生前にやり尽くしたぞ。
「へぇ、僕は強いぞ。それでもやるのか?」
「言ったわね、これに関しては負けないわ」
「ふん、その態度、いつまで持つかな?」
「その言葉、そっくりそのまま返すわ」
「「(こいつだけには絶対に勝つ!!)」」
二人の思いが一致した瞬間だった。
アリサの家につきました。
「ここがアリサちゃんのお家……」
なのはが驚いている。
まぁ、そうなってもしょうがないだろう。だって…さ……………………家の大きさが凄いんだもん。
バニングス家…………パないっす。
すずかの家よりもでかいと思う。
「こっちよ」
そう言って屋敷の中にはいっていく。中に入ると執事らしき人や、メイドさんがたくさんいた。……………って言うかなにこの数、こんなに必要なのか?逆に怖いな…。そんなことを考えながらアリサの後に付いていく。
「ここが私の部屋よ」
感想……………………………でかいです。
「この部屋、でかくない?」
「………そうかしら…?」
何故に疑問系?感覚が鈍ってやがる……………………ブルジョアめ…。
「まぁいいや…。それじゃあ………。」
「えぇ、そうね……」
「「勝負!!!」」
こうして、絶対に負けられない戦いが始まった。
「………あっ、対戦形式はどうする?」
「最初はバトルロワイヤルでいいんじゃないかしら…。」
「それもそうだね」
………………………始まっ
「アリサのキャラは?」
「私はフ○ックスよ」
「へぇ…、それじゃあ僕は○ュカを使うか。…………二人は?」
「私はこの可愛いのを…」
ヨッ○ーか。
「私はこれにしよっと」
なのはが選んだキャラは○ーチだった。キャラ的に似合わねー……。
「ストック数は5つでいい?」
「それでいいわよ」
「それじゃあ始めるか」
……とっとと始めろ!!
?戦闘中?
「ファイア!ファイア!」
「やるわね……それならこっちも…!」
「甘いわ!!吸収!」
「ちょっと!そんなの卑怯よ!!」
「全然卑怯じゃない!!サンダー!」
「どうやって操作するのー!?」
「あぁぁあ!落ちちゃったの!!」
「ス○ッシュボールゲット!!くらえ、PKスターストリーーーーム!!」
「いやぁぁぁぁあぁぁあぁぁあ!!!」
?戦闘終了?
ふぅ……。一戦終わった。余裕で一位になれたけど結果はどうかな?
?結果?
フ○ックス
倒した数………4
やられた数………5
自滅数………0
アリサ、結構強いな。流石に自分で言うだけのことはあるな。
…………次は僕か。
○ュカ
倒した数………8
やられた数………2
自滅数………0
まぁこんな所だろう。
ヨッ○ー
倒した数………0
やられた数………5
自滅数………0
初めてならこの結果が妥当だろう。
○ーチ
倒した数………0
やられた数………0
自滅数………5
…………………は?何、これ?
………いやいやいや、おかしいでしょ、これ!!
普通は自滅だけでストック5つも減らないよ?なのに何で自滅でストックが5つも減るんだよ!!
ここまでキャラが、かわいそうだと思ったのは初めてだよ…。
……って言うかアリサがとてもくやしそうな顔をしている。そんなに負けるのが嫌だったのか
「もう一回よ!!」
「受けて立つ!」
?戦闘中?
?戦闘終了?
2連勝。
「もう一回よ!」
3連勝。
「もう一回!」
4連勝。
「もう一回!」
いつまで続くんだろうか。
4時になった。
大体始めてから二時間位、ぶっ通しやっている。
ちなみに勝率は俺の30連勝。アリサの方を見てみると泣きそうな顔をしている。
「あのさ、アリサ」
「…………なによ」
か、可愛い。目の縁に涙を溜めていて普段より、一層可愛くなっている。何この生物。本当にアリサなのか?
気がつくと僕はアリサに抱きついていた。
「な、何!?」
「可愛いんだよ、ちくしょう!抱きつかずにいられるか!!」
「か、可愛い//////」
なんかアリサの顔が赤くなっている。そして、それに対して、なのはとすずかの機嫌が悪くなっている気がする。
しかし!そんなことは関係ない!!今は目の前にいる可愛いアリサを堪能するんだ!
こうして、しばらくの間、アリサに抱きついた。
「そろそろいいかな?」
「……ん?」
「もうそろそろ、5時を過ぎるけど…」
時計を見てみると確かに5時になろうとしていた。
「それもそうだね。……それじゃあ僕は帰るね」
「そうね…鮫島に送っていかせるわね」
「ありがとう。それじゃあまた明日!」
「うん、また明日」
そう言った後、車で送ってもらった。
ハッ!?いつの間にかあの3人と遊ぶ事に違和感が無くなっている………。
説明 | ||
のごろ何もかもがめんどくさくなってきました。 そしてこの5月にテストがあります。大事なことなのでもう一度言います………………5月にテストがあります。めんどくさいです。 と言うか何で勉強ってあるんでしょうね?勉強なんて滅べば良いのに。いっそ地球が滅びないかな。 |
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