第19話 使い魔を作りに……その1
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前回のあらすじ

 

恭也さんと対面→僕の人生オワタ……→そこで、桃子さんが登場→何とか切り抜ける事ができた。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の朝は日の光で目が覚めた。目を開けると見知った天井がありいつもの光景だ。右を見てみると自分の机があり、これまたいつも通りの光景だ。左を見てみるとそこには…………………………………………特に何もなかった。

………………………さぁ、今日からまた、いつも通りの1日が始まる。今日は和食でも作ろうかな。

 

 

 

 

 

 

 

〜1時間後〜

 

今はみんなと一緒にご飯を食べている。

……………………………そうだ、今のうちに言っておこう。

 

「みんな、今日は使い魔を作ろうと思うんだけど……」

 

「「「「使い魔?」」」」

 

そう、使い魔だ。理由は………………………特に無い。ただ作りたかったから、作ろうと思ったんだ。

 

「でも、どうしてこんないきなり?」

 

「いや、ただ作りたいと思ったからだよ」

 

「そんな理由で………」

 

「おもしろそ〜!」

 

「マスターがそう望むのなら」

 

「と言うか、葵って使い魔の作り方分かるの?」

 

「…………」

 

沈黙。……って言うか使い魔に作り方なんてあるの?

 

「分からないのね…。……まぁいいわ。それじゃあ説明するから。  いい?使い魔を作るために必要な物………それは死ぬ直前の動物か、死んだ直後の動物よ。これが無いと使い魔は作れないわ」

 

「なんで?」

 

「そんな事分からないわよ。ただ使い魔を作るのには必要ってだけ。それと使った動物が使い魔になるから、クマの使い魔が欲しかったらクマの体、カエルの使い魔が欲しかったらカエルの体が必要よ」

 

「何でカエルの例えなんて出したのか聞きたいけど、まぁいいや。それなら、ドラゴンの使い魔が欲しかったらドラゴンを倒さないといけないの?」

 

「そうなるわね」

 

使い魔を作るって難しいんだね。今分かったよ。

 

「それじゃあ、異世界に行って使い魔を作ろー」

 

「「「「おー!」」」」

 

結構ノリのいい家族でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてとある異世界。

 

「いいいいいいいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

絶賛逃走中です。

………えっ?他の4人はどうしたかって?あはは?、…………はぐれてしまいました。ほんっとに後悔しています。なんか珍しい生き物ばかりであちこちうろついていたらいつの間にかはぐれていました。

そして今はドラゴンのような生物に襲われています。冷静に考えていますが、はっきり言ってめちゃ怖いです。

確かに使い魔はドラゴンがいいって言ったけど!ホントに出て来なくてもいいじゃん!!何で1人のときに出て来るんだよ!?と言うかもうそろそろ限界です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「たぁぁぁぁぁすぅぅぅぅぅけぇぇぇぇぇぇてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

 

 

走る、走る、走る、走る、はしrガッ!

 

ベシャッ!

 

転んだ。…………痛い、そして変な生物に追いつかれました。絶対絶命に陥りました。何かないのか、何か助かる方法は……………………はっ!?確か言語理解のレアスキルがあったはず。これで切り抜ける!

 

「ま、待ってくれ!って言うか食べないで!!ストップ!STOP!!」

僕がそう言うと、ドラゴン(?)が止まった。

助かった??〜。

 

 

 

 

しかし、どう説得すればいいんだろうか?

説明
今回も短いです。すいません
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