IS<インフィニット・ストラトス>with LN<リリカルなのは>第一話
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第一話 クラスメイトは全員女子というか学園全体全員女子

 

女子女子女子!

見渡す限りの女子が教室にいた。

男子?俺だけに決まっている。

視線が完全に俺に集中している。(自意識過剰とかではない)

 

(これは想像以上にきつい..........わけでもないな)

 

俺はこういう状況に慣れていると言えば慣れている。

 

(まあ、職場が職場だったからな..........)

俺の働いていた機動六課は女性率が高かった。

と言うか俺とエリオ以外全員女だった。

しかしだからといってこの状況が得意?と言う訳でもない。

つまり、どっちもどっちと言う訳だ。

「..........君、織斑君っ」

すると担任の山田先生(山田真耶がフルネーム)がおどおどと話しけてくる。

「あ、あのね、自己紹介『あ』から始まって今『お』の織斑君なんだよね、だから自己紹介お願いしてもらっても、いいかな?」

山田先生はペコペコと俺に頭を下げていた。

なんかな、この先生、先生に見えないんだよな。

でも胸はデカイ!

「あ、先生そんなに頭下げなくても大丈夫ですよ。そもそも俺が悪いんですから。」

そう言って先生をぴっと立たせる。

「先生は堂々としてればいいんですよ。先生がそんなだと生徒に示しがつきませんよ」

「あうっ..........」

山田先生はガクッとまではいかないがうなだれた。

「でもそういう所をこの一年で改善していけばいいんです。大丈夫です、先生は絶対いい先生になります。俺が保証します、だからいつまでもうなだれていないで」

そう言って俺は先生の顔をこちらに向かせる。

「先生は笑っている方が素敵ですよ」

そう言って俺は先生に笑いかける。

「はぅっ///」

どうしたんだ?顔が真っ赤だけど

「先生大丈夫ですか?顔赤いですよ」

と言うと先生はなんでもないですと言う。

まあ、なんでもないってならいいか。

俺は教卓の前に立つ。

ってなんで皆顔赤いんだ?風邪でも引いたのか?

「(なぁ、スノウどうしたんだ皆。顔赤いんだけど風邪でも引いてるのか?)」

クラス全員が風邪を引くなんてあり得るのか?

「(はぁ〜、マスターはやっぱりそうなんですね..........なのはさん達も気の毒に..........」

なんか最後聞こえなかったけどなんだ?

って自己紹介しないと

 

 

「はじめまして、織斑一夏です。もしかしたら迷惑をかけるかもしれませんがよろしくお願いします。

あと気軽に話しかけてください。男子が一人だけなんで話す人があまりいないのでそこのところお願いします。」

 

 

まあ、あいさつはこんな感じだろう。六課のときもそうだったな。こんなあいさつをしたもんだ。

するとクラスの皆の様子がおかしい。どうしたんだ?

 

 

『きゃあああああああああああ!!!!!』

 

 

突如ソニックブームが襲いかかってくる。

うおっ!?いきなりなんだ?

 

『笑っている方が素敵ですよって私も言われれたい!』

『と言うか織斑君の方素敵すぎ!』

『女子に生まれて良かった!』

『大人っぽくてかっこいい!』

『イケメンで性格も良いって完璧すぎ!』

 

なんかすごい言われるけどなんだ?(今、一夏には音をシャットアウトする魔法をスノウがかけている。理由は六課のメンバーが前に一夏に近づく害虫をどうにかしようしていたのを思いだしせめてなのは達のためにもと思いこうしている。スノウ的には六課の誰かと結ばれて欲しいと思っている)

俺は目の前で起きている状況が理解できず?を浮かべていると

 

パシィィィン!

 

謎の攻撃が俺を襲う。

しかし

「危ないよ、千冬姉」

「防いでいて何を言うか、馬鹿者」

音速を越えて放たれた出席簿は片腕出して防いだ。

「てか千冬姉、なんで俺叩かれたの?」

「お前のせいで教室が騒がしくなった。それに織斑先生だ、馬鹿者」

千冬姉は出席簿をよけ教卓に立つ。

「さっさと戻れ、織斑」

「はいはい、わかりましたよ」

そう言って俺は席につく。

「すまんな山田君、クラスを任せて」

「いえ!そんな!それにいいこともありましたし....................」

そう言って俺の方を見る山田先生。

ん?どうしたんだ?

「織斑、あとで職員室にこい」

「え!?俺なんかした!?」

なんか千冬姉すごいため息ついてるし。

「諸君、私が織斑千冬だ。君達を一年で使い物になる操縦者として育てるのが仕事だ。逆らってもいいが、私の言うことは聞け、いいな」

「(さすが千冬姉、完全な暴力宣言。逆に惚れ惚れするくらいだ)」

「(マスター聞こえますよ)」

スノウが言うが遅かった。

「(一夏、スノウ聞こえているぞ)」

千冬姉が念話に入ってきた。

「(あとで私の部屋にこい)」

まさかの死亡フラグが立った!

俺がちょっと絶望していると

『きゃあああああああ!!!!!!!』

またもや女子からのソニックブームが襲いかかってくる。

「千冬様、本物の千冬様よ!」

「ずっとファンでした!」

「私、お姉さまに憧れてこの学園に入学したんです!」

女子達は憧れの千冬姉がいて嬉しいのか思い思いの言葉を口に出す。

「はぁ、どうして毎年クラスに馬鹿者を集中させるんだ、嫌がらせなのか?」

千冬姉、もっと喜んでいいんだぜ。皆千冬姉に憧れてるンだからさ。

「(千冬姉、相変わらずファンが多いよな)」

「(お前には言われたくないぞ)」

「(マスター、あっちでの自分の人気を知らないですからね..........)」

『(はぁ〜)』

千冬姉とスノウはため息をついていた。

どうしたんだ?

 

 

 

 

そんなこんなで自己紹介は終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃六課では

 

『はっ!』

 

 

「っ!びっくりした」

キャロが突然声を上げたなのは達にびっくりしていた。

「どうしたんですか?なのはさん達」

エリオが聞くと

 

 

 

 

『なんか一夏(君)がまたフラグを立てたような気がする!』

 

 

 

『???』

困惑するエリオとキャロだった。

 

 

 

 

 

説明
もし、一夏が管理局最強魔導師と呼ばれていたらのifの物語。
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