料理が趣味な一般人(自称) 「第七話 一般人が空中で二段ジャンプ」
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「なあはやて」

 

 

「ん?なんや?」

 

 

「俺はなんでお前を膝枕してるんだ?」

 

「別にええやんか、私が小学校のころはよくやってたんやし」

 

 

 そういやそうだったな、こいつがまだ歩くことができなかった時は俺が世話してたんだし、シグナム達が来てからはあんまり世話しなくなったが、あの頃はよく膝枕してくれってせがまれたっけ

 

「懐かしいな」

 

「ほんまやな…海斗さん」

 

 

「ん、どうした」

 

「ちょ、ちょっと頭撫でてくれへんかな」

 

「あぁ、分かった」

 

 はやてが顔を少し赤らめながら、俺に頭を撫でてくれとせがんできたので、膝枕しながら頭を撫でてやる。

 

「ふにゃ?、海斗さん、気持ち良くなってきたから寝てもええか?」

 

 

「30分なら可、それ以上は膝が死ぬ」

 

「フフ、了解や、お休み海斗さん」

 

「お休み、はやて」

 

 やっぱり子供だな、グッスリ寝てる。

 

 俺は少し微笑みながらはやての頭を撫で続けていた。

 

 

 

「アタシ達空気だな」

 

 

「ですね」

 

 

「……(空気空気)」

 

 帰ってきていたヴィータ、キャロ、フリードのことをガン無視して

 

 

 ☆★☆★そして30分後☆★☆★

 

「いやぁごめんなぁヴィータ、無視してもうて、それにキャロちゃんも」

 

「はやても疲れてたんだろ、なら別にいいよ、キャロもそうだろ」

 

「はい、私もさっきまでヴィータさんと話してたから特に問題ないです」

 

「あ、そうだヴィータにはやて、今日飯食ってくか? 食ってくならなんか簡単なもの作るけど」

 

「う〜ん、ヴィータはどないする?私はどっちでもええんやけど」

 

「食べる!!」

 

「はは、相変わらずヴィータは海斗さんの料理好きなんやなぁ」

 

「おう!!、はやての料理と同じくらいギガウマだからな!!」

 

 そこまで褒められると嬉しいな、はやての料理の腕は俺仕込みだからな、はやてが歩けなかったときはやることがほとんどなかったから、教えてやったんだよな、そういえば

 

「なあ、はやて少し聞きたいことがあるんだけどいいか?」

 

「どうしたん?」

 

「いやさ、八神家ではやて以外に料理作れるやつっているのか?」

 

 シグナムにヴィータは料理をするようには全く見えない。シャマルとアインスはどうなんだろう、シャマルは料理できそうな雰囲気だったような気がする。

 

「う〜ん、アインスは調味料を間違えることはよくあるけどそれ以外は普通、シャマルは……論外やな」

 

 訂正、シャマルの料理は論外と称されるほどやばいらしい

 

「あれはやばいなんてレベルやない、食べたら三途の川まで一直線や」

 

「そ、そうなのか」

 

 食べたら三途の川一直線とは、なんて恐ろしいんだ。あとで普通レベルになるまで指導してやろう。

 はやてとヴィータだけ家で食べさせるってのもあれだからはやてに頼んで八神家全員呼んでもらうか。

 

「てなわけではやて、八神家全員呼んで来い、さすがにお前とヴィータだけ食わせるのは不公平だ」

 

「あ、うんわかった、でも料理はどうするん?冷蔵庫の中身はほとんど賞味期限切れとるやろうし」

 

「あぁ、そういや数週間放置だったんだよな、じゃあ近所のスーパーまで行って買ってくる」

 

 こんなことのために客人の手を煩わせるわけにはいかないからな、俺はそう思い携帯と財布を持ち窓を空けてベランダに立った。

 

「か、海斗さん?なにしてはるんですか?ベランダなんかに立って」

 

「わざわざ歩いていくのめんどいから時間短縮も含めてここから行こうかと思ってね、それじゃあ行ってくるよ」

 

 そういうと俺はベランダから飛んだ、空中で二段ジャンプしたらはやてが凄い驚いてた。まあ、そりゃそうか、素の力でベランダからアイキャンフライした挙句空中二段ジャンプだからな。そんなことをやってる俺だがあえて言わせてもらおう俺は一般人だあぁぁぁ!! 第一俺には高町家みたいに神速なんて高等技術使えないし、うん普通普通、やっぱり俺は一般人の中の一般人だな。

 俺はそんなこと思いながらスーパーに向かって足を進めた、今日は何が特売されてるのかな?

説明
ディアーチェがユーリを連れて帰ってから俺ははやてを膝枕していた。

そしてはやてにご飯を食べていくかと言い海斗は買い物へ、だが買い物に行く時の方法が……
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主人公は料理好き 一般人(自称) 八神はやて リリカルなのは 

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