IS インフィニットストラトス〜オルコッ党ですけど何か?〜
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「さて、再来週に行われるクラス対抗戦に出る代表者を決める。自薦他薦は問わない」

クラス対抗戦か。

俺は出たくないから一夏にやらせよう。

「俺は一夏を推薦します」

「私も!」

「私も!」

俺を筆頭に多数の女子が一夏を推薦する。「では、候補者は織斑一夏でいいのか?」「俺!?」

一夏が立ち上がる。

そして爆弾発言。

「なら俺は竜也を推薦します!」

「私も!」

「竜也くんがいい!」

ちっ!一夏め。やるじゃないか。

「オーライ。じゃあ俺と一夏で模擬線でm…「待ってください!納得がいきませんわ!」」

突然甲高い声が俺の言葉を遮る。

台詞からしてセシリアであろう。

さあ、一夏とバトッて来てくれ!

と、他力本願な俺を置いて話を進めていくセシリアは俺を怒らせる一言を発する。

「大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと事態、私にとって耐えがたい苦痛でー」

カチン×2

俺と一夏から聞こえた。(実際は想像です)

いくら俺でもこればっかりは許せないな。一夏は半ばキレて、

「イギリスだって大してお国自慢ないだろ。世界一マズイ料理で何年覇者だよ」

おお…一夏の名言その一が出たな。

セシリアを見ると……。

破壊神ビックリの怒気が見える。

「あ、あなたねぇ!私の祖国を侮辱しますの!?」

先にしたのはそっちだけどな。

「決闘ですわ!」

「おう。いいぜ。四の五の言うより分かりやすい」「わざと負けたりしたら駒使い、いえ、奴隷にしますわよ」

「侮るな。真剣勝負で手を抜くほど腐っちゃいない」

その前に手を抜けるほどの実力が無いのではないか?

「何にせよちょうどいいですわ。このわたくし、セシリア・オルコットの実力を示す絶好の機会ですわね!」

「ハンデはどれくらいつける?」

「あら、早速お願いかしら?」

「いや、俺がどのくらいハンデつければいいのかなーと」

一夏がそこまで言うとクラス…箒と織斑先生、山田先生以外が爆笑する。

「お、織斑くん、それ本気?」

「男が女より強かったのは大昔の話だよ?」

一夏が責められている。

そして俺は次の一言でガチギレする。

「絶対に男は女に勝てないって!」

バンッ!!

俺は机を叩き立ち上がる。

「絶対、男は女に勝てない…?バカか小娘共。現に女に勝てる男は二人いる。俺と一夏がISに乗れる時点で絶対ではない!文句があるなら表に出ろ!まとめて相手してやる!」

と、言った俺は織斑先生に言う。

「こいつらの決闘に俺も参加させてくれ。自分の言葉は自分で証明したい」

「……わかった。それでは勝負は一週間後の月曜。第三アリーナで行う。織斑と鈴峯、オルコットはそれぞれ準備をしておくように」

織斑先生がこの場を締め、俺はイライラした状態で座る。

その時の様子を一夏はこう語った。

「背後に魔王が見えた……」

と。

 

 

『イライラする…。世界が滅びればいいのに…』

と、物騒なことを言いながら寮をさ迷っていると

『物騒なことを言わないでくださいよマスター』

メイルが言う。

「ぁぁぁ!イッライラする!」

『落ち着いてくださいマスター!』

俺が暴れながら進んでいると一夏に出会う。

「おう竜也」

「一夏か」

「さっきはありがとな」

一夏が礼を言ってくる。

「気にすんな。俺もスッキリしたしな」

俺は一夏に言う。

「そういえば竜也の部屋はどこだ?」

「まだ聞いてないな」

「そっか。じゃあな、また明日」

「おう、また明日」

俺と一夏は別れる。

すると携帯に着信がある。

誰かと思って携帯を見ると

『やまや先生』

何だろうな。

そう思いつつもやまや先生に電話をかける。

「もしもし、山田先生ですか?」

『あっはい!鈴峯くんどうして私の番号を!?』

「前に教えてくれたじゃないですか」

『そういえばそうでしたね。ではお話ですが…』

 

 

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