魔法少女リリカルなのはStrikerS〜二次創作〜 第2話 「なぜ?知らないところへ」 |
「まったくお前は・・・」
「悪い悪い、それさ特典目当てに二冊買ったから一つお前 にやるよ」
「そういうことね・・・」
まったく、ヒヤヒヤさせるぜ・・・
そうして俺は、服の下に本を隠しつつ自分の席に戻ること となった
?家?
「ただいまー・・・つっても誰もいないか」
俺は一人暮らし
最初は戸惑ったけど慣れればもう住めば都、いろいろと便 利なものである
居間の扉を開け中に入る
「よっこらしょっと・・・」
俺は部屋の中央に配置してあるソファーへと腰をおろす
「進路ねぇ・・・」
目の前のミニテーブルには、いろいろな大学や専門学校か ら送られてくる資料やパンフレット
俺ももう高校三年生
なのにまだ進路ははっきりしていない
決められないのだ
「まったく・・・」
そう言いつつも俺はカバンを漁った
すると
「・・・ん?」
何やら、教科書よりも小さな本を見つけた
「ああ、あいつのか・・・」
それは今日あいつから貰った単行本
教科書に挟まれていたとはいえ、ビニールが剥がれるとい ったことはなかった
「ふーん・・・」
俺はビニールを開け中をペラペラとめくった
「なるほどなるほど、魔法ね」
どうやら内容は魔法使いもののようだ
最後までページをめくると
「うん?」
何やら小さな紙が落ちてきた
「なんだこれ?」
見てみると大きさは飛行機のチケットくらい
色は珍しく金色で、動かしてみるとキラキラ輝いている
「なるほど、ファンアイテムってやつか?」
それなら納得がいく
だけど俺は、あいつのおかげで内容はところどころ知って はいるがファンという程でもない
それなら宝の持ち腐れだ
「・・・捨てとくか」
でもこの本はもう俺のもの、もしかしたらよく単行本に入 っているあの紙のようなものなのかもしれない
俺は居間の扉のすぐ下にあるゴミ箱へそのチケットのよう なものを丸めて投げた
扉に跳ね返りゴミ箱に入ると思ったが床に落ちてしまった
「まったく・・・」
この手の方法は取りにいくのが面倒である
何回やっても上手くいかない
何かコツがあるんだろうか?
「ん?」
しぶしぶチケットを拾いゴミ箱に捨てようとしたら、扉の 向こうからなにやら光が漏れているのが見えた
電気なんかつけただろうか?
俺はチケットを手に、光の正体を確認するため扉を開け廊 下に出た
そして
落ちた
説明 | ||
続きです | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
5023 | 4778 | 7 |
タグ | ||
魔法少女リリカルなのはStrikerS 少しDmC | ||
4mさんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |