テイルズオブエクシリア〜転生者はイレギュラー〜
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〜レオンSIDE〜

 

 

Zzz……オン……Zzz……レオン!

 

 

ギシ

 

 

ん?なんだ?誰かが呼んでいる声が……それに俺の上に誰かが乗っているような感覚が。

 

 

俺は気になり、目を開けると……

 

 

「レオン……」

 

 

ミラが……俺の上に馬乗りして跨っていた。しかも、何やら瞳がウルウルしている。

 

 

「ミ、ミラ?何で俺の上に馬乗りで跨ってんの?」

 

 

「レオンの身体を何度も呼んでも揺すっても動かなかったから。レオンの上に乗って揺すっていたんだ」

 

 

なるほど……そういうことだったのか。それにしても……

 

 

「俺に何か用か?こんな時間に……しかも、部屋に鍵をして」

 

 

俺はドアを見ると鍵がかかっていた。

 

 

「あ……ああ///」

 

 

ミラは顔を真っ赤にしながら俺を見る。

 

 

「実は……昼間、レイアの家で風呂に一緒に入ったんだ」

 

 

「んで?」

 

 

「そ、その……レ、レオンのことで相談したんだ」

 

 

「俺のこと?」

 

 

俺のことを何で?

 

 

「実は……前からレオンのことが頭の中にいっぱいだったんだ」

 

 

「……!?……///」

 

 

俺は、ミラの言うことの意味がわかってしまった。

 

 

「そのことを……レイアに相談したんだ。そしたら……それは恋だって///」

 

 

「///」

 

 

俺達はお互いに顔を真っ赤にした。

 

 

そして、

 

 

「ミラ……1つ聞きたい」

 

 

「な、なんだ?///」

 

 

俺が真剣な表情をしたことで、ミラが動揺し始める。

 

 

「ミラは……俺のことが……好き……なのか?」

 

 

「//////」

 

 

図星……か///

 

 

「わ、私は……レオンのことを気にし始めたのはレオンが旅から帰って来てからだった。何故レオンのことを気にすることになったのかわからなかった。だが……最近の旅でわかった」

 

 

ミラは胸のところを抑える。

 

 

「この……胸が熱くなる感情……レオンが他の女と話しているのを見てムカムカするこの嫉妬の感情……これらが恋…というものが原因なら私は……

 

 

 

 

 

 

 

レオンのことが………好きだ」

 

 

輝くような笑顔に俺は顔が熱くなるのを感じる。

 

 

だが、それと同時に嬉しい気持ちが湧き上がってきた。初めて会ったあの時から俺は……ミラに恋をしていた。だが、ミラには使命があった。この気持ちを告げても断られるかと思っていた。

 

 

だけど……今、10年の想いを告げることができる。

 

 

「ミラ。俺の話しを聞いてくれ」

 

 

「な、なんだ?///」

 

 

俺は……

 

 

「ミラ、俺は……10年前にミラと出会ったあの時から……

 

 

 

 

 

 

ミラのことが好きだった」

 

 

「!?!?///」

 

 

てんぱっているミラ。

 

 

「ミラが俺に想いを告げてくれた……ミラはマクスウェルだから……俺の想いを告げても意味がないのではないか……そう思っていたせいで今まで告白できなかった。でも……」

 

 

ダキッ!

 

 

「な、レ、レオン///」

 

 

ミラは俺が突然抱きついてきたのに驚いている。だが、今の俺にはそんな余裕がない!

 

 

「ミラ!俺はお前のことが好きだ!愛しているともいえる!」

 

 

「あ、愛して!?」

 

 

さらに真っ赤にするミラ。

 

 

「どうやら……ようやく、長きにわたる……俺の気持ちを告げられることができた」

 

 

俺はミラを見る。

 

 

ミラも俺を見る。

 

 

俺達はお互いに見つめ合う。

 

 

そして、

 

 

「「ん……」」

 

 

お互いの唇にキスをする。

 

 

俺はミラを強く抱きしめ、深く長く甘くキスをする。ミラは抱きしめれば戸惑いながらも、俺に抱きつく。いつもと違ったこんな可愛い姿を見せ付けられて、理性がぶっ飛びそうになるのを何とか抑える。

 

 

「んっ…は…んむっ…んんっ…」

 

 

ミラを見ると、俺とのキスで段々目がトロンとしてきている。

 

 

「んんっ、ちゅ…ちゅぶ、ちゅ……ミラ……」

 

 

「んっ…は…んむっ…んんっ…レオ、ン」

 

 

唇を話すと唾液が橋のようにつながっている。

 

 

「はぁはぁはぁ………な、なあレオン」

 

 

「ど、どうした?」

 

 

ミラが何かモジモジしている。

 

 

「そ、その……レオンの何か固いもの、わ、私の脚に当たっているのだが///」

 

 

「そ、それは……///」

 

 

言えない……ミラが俺とキスをしている時に、その……エロい表情をしていたから興奮してしまったなんて///

 

 

「そ、その……私もだ、男女のい、営みというのは本で知っているが……その……わ、私は初めてなのだ……」

 

 

「だ、大丈夫だ///俺も初めてだし……」

 

 

再びお互いに顔を真っ赤にする俺達。

 

 

「シ、シたいのなら……いいぞ///?」

 

 

「…………」

 

 

プツン

 

 

その言葉と共に、俺の理性と言う名の鎖が破壊された。

 

 

「ミィィラァァァァァ!!!!!!」

 

 

「へ?う、うわああ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後、

 

 

「あっーあーっあぁぁっっ……」

 

 

「はぁはぁはぁっ……」

 

 

行為中に少し理性を取り戻したが……あまりにもミラが可愛すぎるせいで再び理性を失ったせいで4,5時間ぐらい行為をしていた……気がする。

 

 

ミラは俺が出したものをいっぱい身体中に掛かってしまっている。

 

 

しかも、ベットが色々なもので汚れてしまっている。ま、まずいよな?

 

 

俺は気を失っているミラの身体を水・風の精霊術の応用でタオルで拭いていき、ベットのシーツや掛け布団には水・風・火の精霊術で汚れを落として乾かした。

 

 

部屋の生臭い匂いは風の精霊術で外に。

 

 

それにしても……

 

 

「んんっ……すぅ……」

 

 

先ほどまで俺の上で乱れに乱れていたミラはすやすやと寝ている。

 

 

そんな、ミラの髪を撫でる。ミラは髪を撫でると少し笑顔になって行く。いい夢でも見ているのか?

 

 

そんなミラを見て俺は嬉しくなった。

 

 

ミラが……俺の彼女になった。それが嬉しく、恥ずかしくもある。

 

 

長年の思いがようやく実ることができた。

 

 

これからミラにも俺にも激しく、長い戦いと旅が待っている。

 

 

俺は改めて心に決めた。ミラを……守ると!

説明
第22話 レオンとミラ……2人の想い
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コメント
そうですね…以前のまま投稿したので(レイフォン)
一応危ない描写はやめておいた方がいいですよ。確かR18以上の項目(現在は調整中でないけど)がある以上、あまり望ましくないかも。今後似たようなことをする場合はとりあえずは完全に飛ばした方がいいです。(BLACK)
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